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さんかく窓の外側は夜 1巻とは?

出版社:リブレ
発売日:2014/2/10
作者 :ヤマシタトモコ

書店員の三角は、昔から不気味なモノを視てしまう体質で、除霊師の冷川にその才能を見い出され、無理やりコンビを組まされてしまう。冷川はすご腕ではあるが、情緒や生活能力に欠けており、お茶出しや「空気読み」など三角の出番は多い。そんな中、ある殺人事件に遭遇し…。日常に潜む恐ろしくかつ不思議な現象を見つけてはズバリ解決☆ 凸凹コンビの霊感エンタメ!

 

さんかく窓の外側は夜 1巻のネタバレ

1話 のネタバレ

三角と冷川の出会い

仕事中の三角の視界には、女性の霊がいた。
 
三角は霊がはっきり見えるという特殊な能力を持つ書店店員。
 
冷川に急に背後から話しかけられた三角は驚き、本を何冊か落としてしまう。
 
冷や汗をかいた三角が
“何か…御用でしょうか”
と、聞くと
“きみみたいな人物に出会えるとは”
“あとで店長さんにお礼を言わなきゃ”
と冷川は言った。
 
冷川に触れられた三角は
“ビクッ”
と、過敏に反応する。
 
冷川が
“これは運命の出会いですよ”
“だってこんなにはっきり見えます”
と言うと、さっきの霊が真後ろにいた。
 
冷川は三角の胸に手を当て
“いきなりでごめんなさい”
と言った。
 
すると冷川の手は三角の体を貫通し
“何か”
を行なう。
 
薄れ行く意識の中で三角は
“なに今の…めちゃくちゃ気持ちよかった”
と思うのだった。
 

霊について話す3人

気を失った三角が目を覚ますと、店長と冷川が話し込んでいた。
 
どうやら霊が出る噂を深刻に受け止めた店長が、冷川に除霊を依頼したらしかった。
 
“気絶するほど…気持ちよかったですか?”
冷川は三角に質問した。
 
さっき起こったことを解説し始める冷川の話を遮って、三角は
“インチキだろ?”
と言った。
 
すると冷川に
“きみは自分が今まで見てきたモノを否定する?”
と、質問され返された。
 
“三角くん言ったがこれは運命ですよ”
冷川はそう言った後、改まって
“店長さん三角くんを私にください!!”
と言うのだった。
 

過敏に反応する三角

三角は、冷川と共に店を出た。
 
“助手が欲しい”
“…きみのような才能の持ち主に出会えたことは運命と思います”
そう言いながら、冷川は三角の腕に触れた。
 
“びくっ”
三角は冷や汗が出るほど過敏に反応し
“か らだの中に指が入っ…動けない”
と言って、小刻みに震えた。
 
冷川は三角の様子を横目で見ながら
“でもまだ核心には触れてません”
“魂的なモノ、きみという存在の核心…触ってほしい?”
と言って三角に顔を近付ける。
 
三角は小刻みに震えながらも冷川を睨みつけ
“…ふざけんなよ…離せ”
と言った。
 
“ずるっ”
冷川は言われた通り手を離す。
 
“三角くんきみ、私といれば怖くなくなりますよ”
そう言って冷川は微かに笑みを浮かべるのだった。
 

三角に仕事の依頼をする冷川

店長から三角に
“冷川さんからちょっと頼まれまして、14時に阿佐ヶ谷まで来てほしいとのことで…住所を送ります”
という留守電が入っていた。
 
その後三角は冷川と会うや否や
“ああいうの困るんスけど、働きにくくなるんで”
と言った。
 
冷川は
“…この仕事でいくらもらえるのか興味ないですか?”
“それに…また気絶するほど気持ちいい”
と言った。
 
すると三角は
“…いくらくれんの?”
と、報酬に興味を持つのだった。
 

霊をぶん投げる冷川

着いた現場は数年前に自殺者があったという事故物件。
 
地主の話では、ヘンなことが続くなどいろいろあるらしかった。
 
にわかには信じがたい話だと思った三角だったが、部屋に入ってすぐにスウェット姿の女性の幽霊が見えた。
 
冷川は
“すごいですよ、きみに触れてると本当はっきり見える”
“きみの目は…すごい”
と言った。
 
冷静な冷川と違い、三角は冷や汗をかいて怖がっていた。
 
冷川は
“大丈夫、私ときみなら5分で終わる”
“5分でこの部屋の家賃4ヶ月分つまり…”
と、報酬について話した。
 
三角は
“金の問題じゃ…”
と、言いかけるも
冷川が背後から
“ずぶっ”
と入ってきたため身動きが取れなくなった。
 
“ちょ抜け抜け抜けって!!なにこれ!?”
と三角が震えながら言うと、冷川は
“刺さってるからね”
“でも気持ちいいはず私はすごくいい”
と言った。
 
“ずぶぶ”
と入ってくる冷川に、三角は
“む…無精に似てる…勃起してないのが不思議”
と言う。
 
2人揃って気持ち良くなっているところで、三角は女性の幽霊が動いていることに気付いた。
 
冷川が霊を呼んでいると知った三角は
“やだやだやだすげーやだよ、なんでだよ”
と怖がりまくっていた。
 
冷静な冷川は、三角の耳元で
“…もうちょっと感覚に集中して”
“…そろそろ触ります”
と言う。
 
“核心”
冷川がそう言った瞬間、三角は
“あッ”
と声を出した。
 
さらに三角は
“ちょっ…いろいろ怖い?っ…!!”
と、震えながら言った。
 
冷川は三角の体を貫通し、目の前で泣いている幽霊をぶん投げるのだった。
 

高額な報酬

三角はうなだれた格好で
“…じ除霊ってこんなにエロくていいの?き気持ち良かっ…た”
と言う。
 
“霊現象が起きた時はエロいことを考えるといいらしいよ!霊が人間の生命力に当てられてにげるからなんだって!!”
ヘトヘトの三角を支えながら、冷川はドヤ顔をした。
 
冷川は、インターネットで見たそんな俗説を鵜呑みにしているようだった。
 
その日の三角の報酬は、15万7千円。
 
冷川に
“…週3来てくれればいいですよ”
と言われた三角は
“…ハイ…”
と、素直に返事をするのだった。
 
 
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2話 のネタバレ

超能力?

三角は書店店員と冷川の手伝い、両方をかけもちすることになった。
 
三角は冷川がお茶を頼むと同時に玄米茶を出したり、客が来る前にそれを察知する能力があった。
 
冷川は
“すごい、超能力?”
と感心するのだった。
 

女性客の依頼

三角が言った通り、客がやって来た。
 
その客は、家電が勝手についたりすると言った。
 
冷川と三角は、土曜日の2時にその客の家へ行くことになった。
 
客が帰った後、冷川は
“三角くん土曜日まではお酒とお肉とセックスとオナニー控えてください”
と言った。

そして
“そういうものを控えるとあれとやり合っても疲れにくいんですよ”
とも言うのだった。
 

依頼された仕事をする三角と冷川

土曜日、冷川と三角は女性客の家を訪れた。
 
霊はいないようだったが、家電の電源が入ったり切れたりした。
 
“…れっ霊ですよね!?これ”
と尋ねる女性客に、冷川は
“霊ではなくストーカー…でしょうね”
と言った。
 
その後冷川は盗聴器探知、三角は目視で何かないか探していた。
 
人影が目に入った三角は
“…お邪魔してます…”
と言う。
 
すると女性客は
“…私一人暮らしですけど…”
と言った。
 
…一瞬その場の空気が固まった直後、冷川は三角の腕を掴んで素早く体を引き寄せた。
 
冷川が霊を見るように言うも、三角は
“むっむっ無理無理気配がすげー超怖すぎ”
とビビりまくっていた。
 
冷川に
“招き入れたのはきみです”
“大丈夫私といたら怖くなくなる”
と言われた三角は、やっと霊の方を見た。
 
そこには小太りの初老の男性の霊が立っていた。
 
冷川はさっきよりもさらにビビりまくる三角の体に
“ずぶッ”
と入り、片手で持ち上げた。
 
冷川が
“ストーカーどうなっても構わないですか?”
と女性客に尋ねると、女性は
“いいですストーカーだし”
と言った。
 
それを聞いた冷川は
“運びやすいところを探すので、少し….中で動きますよ”
と言った。
 
三角は大きくビクついて、悶絶した。
 
それを見た女性客は
“具合悪そうだけど…大丈夫ですか…?”
と言った。
 
冷川は元気良く
“ええ!”
と答えた後、三角に
“きみは気持ちいいだけですもんね”
と言った。
 
“来ぉいッ”
冷川がそう言うと、男性の霊は
“ミシミシッミシギシッ”
と、音を立てながら近付いて来る。
 
冷川は霊を掴み、窓の外にいるストーカーに霊を放り込んだ。
 
女性客が外を見ると、女性客の同僚が倒れていた。
 
ストーカーは、リモコンを使って女性客の家電の電源を操作していたのだった。
 
冷川が帰ることを伝えると、女性客は
“霊招き入れたのってあなた方なんですよね?…料金安くならないんですか?”
と言った。
 
冷川は客との距離を詰めて
“絶対なりません”
と言うのだった。
 

帰りながら話す2人

冷川は
“怖く…なくなりそうですか?”
と、三角に尋ねた。
 
すると三角は
“…わかんない…生きてる人間のが…よっぽど怖いのかも”
と、あの状況で値切ろうとした女性客の話をした。
 
“あとオナ禁で溜まってたはずの性欲が消え去ってて怖い”
と三角が言うと、冷川は
“今回も気持ち良かったでしょう?”
と言うのだった。
 
 
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3話 のネタバレ

半澤の依頼

一年ほど前、3人の女性が犠牲になったバラバラ殺人事件があった。
 
コンビニ店員だった犯人の男は自殺していた。
 
殺人課の刑事・半澤は、冷川の元を訪れ
“合わせて一人分の遺体の部分を探して欲しい”
と依頼するのだった。
 

半澤が仕事を冷川に依頼した訳

犯人とされたコンビニ店員が逮捕されるだけの証拠はズラりとあった。

しかし半澤は、この事件に対して腑に落ちない点が多くあった。
 
三角はそれを聞いただけで
“あのおれおなかいたいかも”
と言うのだった。
 

これまでと違う感覚に盛り上がる2人

“なあ探すってさ…どうやんの”
と、三角は冷川に尋ねた。
 
冷川は
“やってみようか、これね”
“私もすごく気持ちいいんですよ”
と言って三角の体に手を回した。
 
“いい?いいよね、入るよ”
冷川が入ると、三角は
“ッあ”
と声を漏らす。
 
“いつもと違うでしょう?”
三角の耳元でそう言った直後、冷川は三角の肩にかぶりついた。
 
三角は
“怖ぇんだけど、あんたがあッ”
とあまりの気持ち良さに歯を食いしばって震えるのだった。
 

非浦英莉可に騙された

“バキッ ゴキン ビチャッ ドサ”
という生々しい音と共に、三角と冷川の耳には
“非浦英莉可に騙された”
という言葉が聞こえた。
 
冷川が入れるのを止めると、三角は床にへたり込んだ。
 
そしてわずかに顔を赤らめて
“…か噛んだり舐めたりする必要性は…?”
と言った。
 
すると冷川は涼しい顔で
“…興奮してつい”
と言い
“この調子で他の現場もまわって情報集めましょう”
と言うのだった。
 

突入する3人

三角と冷川は、三角が聞いた
“被害者の声”
を頼りにある場所へたどり着いた。
 
“ここで間違いねぇのか?”
半澤はそれだけ確認し、ドカドカと中へ入って行った。
 
冷川は三角に
“繋がって行った方がいい”
と言った。
 
三角は冷川に
“あの非浦英莉可って名前ってさ…半澤さんに言わねぇの”
と尋ねた。
 
すると冷川は
“たぶんとりあわない、はじめてじゃないんです”
と意味深な言い方をした。
 
“っ!”
冷川が入ってくることに、三角はだいぶ慣れてきているようだった。
 

1人分の遺体と黒い影

“2人の共同作業”
を目の当たりにした半澤は
“薄気味悪ぃ…”
と呟いた。
 
“ボイラー室!”
三角と冷川は、遺体の在り処を突き止めた。
 
半澤は
“一年も探させやがって!!”
と言いながら、ボイラー室のドアを開ける。
 
“一般人”
の半澤の目には遺体が
“能力者”
の三角と冷川の目には遺体と黒い影が見えた。
 
目が付いた黒い影を見た三角は、恐怖で体が硬直した。
 
冷川は
“きみにはいつももっと人間のかたちに見えてるね”
と言った。
 
それを聞いた三角は
“…あんたにはああ見えてんのかよ?”
“…てゆか…おれみたいな怖がりが…あんなの見て冷静なんておかしい”
と言った。
 
すこぶる具合の悪そうな三角を見た半澤は
“…吸って…吐いて…そう…そう…”
と言って、呼吸を整えさせた。
 
3人の遺体のパーツを1人の人間の形に繋いだ遺体を見た冷川は
“…よくできてる…部品の元の人選は理不尽であればあるほど有効”
と言った。
 
さらに
“こうして道具が見つかった時点でおそらく効力は失われるが…道具が出来上がった後は標的に、お前を呪ったと告げるだけでいい”
とも言った。
 
まるで話が見えない三角に反して、半澤は
“非浦英莉可か?そんなしょうもねぇもんが実在してたとして事件に関係ない名前は捜査できねぇんだよ”
と言うのだった。
 

霊について考える三角

“霊という存在はかつて人間だったのだ”
と思った三角は、気付いたら涙を流していた。
 
冷川との仕事が終わった後も、三角は霊について考えていた。
 
自宅の戸棚の裏に霊の手が見えた三角は
“…かつては生きて死んだ人間とはいえ…怖いものは怖い”
と思うのだった。
 
 
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4話 のネタバレ

ビジネスホテルに着く2人

三角と冷川は
“ホテルのダブルの部屋に出る、客が寝なければ出ない霊”
の除霊に来ていた。
 
霊に出てきてもらうため、2人はベッドに入った。
 
冷川は
“三角くん、きみはこの間から…私に何か怒っていますか?”
と尋ねた。
 
三角は
“…べつに怒ってるワケじゃない、ただ…非浦英莉可って何だよ?”
と言った。
 
すると冷川は
“私も知らない”
“でも強い呪いには大抵彼女の名前が残ってる”
と答えると、三角を強制的に眠らせるのだった。
 

数時間後に目を覚ます2人

三角は数時間寝ている間に、霊に腹を引っかかれていた。
 
今回の霊が眠らなければ出ないことがわかった冷川は、再び三角を眠らせようとする。
 
すると三角は
“人の体を勝手にすんな”
“…おれの感覚や感情を…勝手に奪うな”
と言った。
 
それを聞いた冷川は
“…わかりましたきみの意見は尊重します”
と言って、今度は
“意識を残して”
眠らせるのだった。
 

除霊をする2人

幽体離脱をした2人が会話していると、ベッドの下から女性の霊が出てきた。
 
霊は寝ている2人を覗き込み、何やら喋っていた。
 
冷川は
“さっさとやってしまいましょう”
と言うも、三角は
“待ってああゆうの聞いてやればなんかもっといい解決…”
と言いかけた。
 
するとその言葉を遮るように、冷川はそれを否定した。
 
そして、三角に耳をすませるように言った。
 
女性の霊は
“かわいーさわりたああああい”
“かわいいいいいい”
と喋っている。
 
“どう?無意味かつ有害”
冷川はそう言いながら三角の中に入り、霊の頭を引っつかんだ。
 
“ちょ待っ痛いッ…からッ”
と三角は顔を赤らめた。
 
冷川は
“ああ今日はむき出しだから…少し過敏ですね”
“でも気持ちいいでしょう?すぐ慣れる”
と言って、除霊を進めるだった。
 

仕事終わりの2人の会話

三角は目覚ましの音で目を覚ました。
 
すると、あお向けの自分の体に冷川が抱きつくようにして横になっていた。
 
冷川が起きていることに気付いた三角は
“起きてたんならどけよ!”
と、冷川の体を押しのけた。
 
“…怒ってないからべつに”
三角は冷川にそう言うと、気まずくなったのかすぐに話題を変えるのだった。
 
 
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5話 のネタバレ

三角の同僚からの依頼

三角は
“占いが当たりすぎて怖いからホンモノかどうか調べてほしい”
と、同僚から頼まれた。
 
三角と冷川は、早速その占い師のところへ行った。
 
三角が普通に占われ、冷川は幽体離脱で中へと入ることになったのだった。
 

占い師は能力者?

占い師はイケメン風の若い男性で、三角が事故に遭ったことなどをスラスラ言い当てた。
 
“後ろのそいつはツレかよ?”
占い師は、幽体離脱した冷川が普通に見えるようだった。
 
占い師は乱暴に、幽体離脱した冷川を掴もうとするのだった。
 

冷川VS占い師

冷川は、一瞬で三角の中へ入った。
 
外に出された三角は、何がなんだかわからず
“アレ?”
と言った。
 
三角の中に入ったまま、冷川は淡々とここへ来た理由を話した。
 
営業妨害されると思った占い師は、またもや乱暴にも三角の胸ぐらを掴んで殴ろうとするのだった。
 

三角の中へ入る占い師の手

殴られる寸前で、冷川は自分の体へ戻った。
 
殴られた三角は
“明日赤文字系のくそ厚い雑誌のくそ厚い増刊、平台に盛らなきゃいけねーのに肩殴られた”
とブツブツ言いながら怒っていた。
 
説明を求める三角のために、冷川は
“…霊感的なアレが強くて危なかったのできみの体を借りました”
“でも占いはインチキですね帰りましょう”
と言った。
 
すると占い師が
“おいおいそんな説明でいーのかよ、なあ?”
と言いながら三角の肩に手を置いた。
 
占い師の手は
“ずぶっ”
と三角の中へ入り、三角は体をビクつかせ
“ううあッ”
と変な声を出した。
 
“…おいおいこいつ魂ガバガバ、あっぶねーなー”
占い師はそう言った。
 
冷川は静かに
“…離せ”
と言うのだった。
 

冷川のことを言い当てる占い師

三角の体から手を離した占い師は、営業妨害しないでくれと言った。
 
そして占いもそれなりに根拠はあると言って、冷川のことをいろいろと言い当てた。
 
冷川は、自分のことを暗にケチ臭い男だと言っている占い師に怒りを露わにするのだった。
 

冷川と占い師の情報交換

占い師は
“…インチキでもね需要あんのよ”
と言った。
 
制限時間がきたため占い師は次に待っている客を通し、三角と冷川は隠れて話を聞くことになった。
 
その後、三角は
“全部自分から喋って…あんなの占いじゃねーじゃん”
と言った。
 
“はは、みんなねぇ…話を聞いてもらいたいのよ”
“それにたまにガチで呪われてる人とか助けてやるし!”
冷川は占い師の言った
“呪い”
という言葉が引っかかった。
 
冷川が
“非浦英莉可”
という名前を口にすると、占い師は食い気味で
“知ってんの?”
と真剣な顔をした。
 
冷川と占い師は、非浦英莉可の呪いについて知っていることを話し合った。
 
三角は2人の話を聞いて驚き、冷や汗をかきながらビビるのだった。
 

冷川抜きで話す2人

話が終わると、冷川は三角を残してさっさと出て行った。
 
占い師は
“…あいつと縁切った方がいいぜ”
“あんな簡単に体貸したり体ん中に手ぇ突っ込まれたり…危ねぇよ”
と、三角に忠告した。
 
そして
“連絡先教えてよ”
“何かあったら助け合おーぜ、怖えーもん”
と言った。
 
三角は
“あ、たしかに…”
と言うのだった。
 

呪いの現場

駅の改札口で、学生らしき女性が年配の女性に話しかけた。
 
学生は竹橋への行き方を聞いているのだが
“私の名前は非浦英莉可ですこれからあなたを呪います”
という言葉が同時に話された。
 
そして続けて
“絶対に助かることはありませんおまえは死ぬ”
“呪われて死ぬ”
という呪いの言葉がかけられたのだった。
 
 
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6話 のネタバレ

依頼を断るつもりだった冷川

三角と冷川は、女子校へ来ていた。
 
女子生徒3人と女性教師1人が、三角と冷川に仕事を依頼したらしい。
 
話を聞こうにも女子生徒たちは3人で話しているばかりで、なかなか内容が見えてこなかった。
 
そこで冷川は
“お金払えないでしょう?依頼人が子供だとわかっていたら来ませんでしたね”
と言った。
 
すると女子生徒たちはよほど真剣らしく、定期を解約したり貯金を持って来ていた。
 
女子生徒たちは20万を用意していたが、冷川は5万で仕事を受けることにしたのだった。
 

三角たちが呼ばれた理由

“いちばんやばい”
ことになっているというカナは、人から離れると死体や生首が見えるのだと話した。
 
カナが話している途中、女子生徒の1人が何かを見たらしく
“嫌っ…”
と声を出して驚く。
 
同じとき、三角はカナの顔にぽっかりと大きな穴が空いていることに気付いた。
 
カナ自身も
“あたしの顔…鏡で見ると5回に1回くらい穴が空いてるんです”
と話すのだった。
 

カナにかけられた呪いの仕組み

三角は
“何か”
を感じていた。
 
そして冷川に
“あの…あれ死んでないんじゃないの?”
と言った。
 
カナは訳がわからず
“は?”
と言う。
 
冷川が詳しく話を聞くと
“楽しい時とかは出てこなくて…一人とか…ヤな気分の時に出る…”
とカナは答えた。
 
すると冷川は
“重い呪いじゃない…けどこれは実に効果的です”
“霊感のまったくないあなたによくできた幻覚を見せて疲弊させる”
と言った。
 
冷川は続けて
“あなたがマイナスの精神状態になると見えるように仕組んでいるのでしょう”
“作り込まれているわりにごく軽い呪いなので単純な道具でしょう”
と言うのだった。
 

冷川に怒るカナ

カナは
“ごく軽い”
と言われたことが気に障り
“こんなんがごく軽いなんてふざけ”
と言いかけた。
 
冷川はカナの言葉を遮るように
“ごく軽いですよ…あなた生きてるし気も狂ってないでしょ?”
“…あなたの持ち物がある場所にあんないしてください”
と言った。
 
カナは
“.…あんた他人ナメてんの?イラつく…”
“こっちですさっさと来てください”
と、怒って行ってしまうのだった。
 

いつもと違う三角

冷川は三角に
“きみは今回妙に…静かというか…妙ですよ”
“…怖くないんですか?”
と尋ねた。
 
三角が
“あれ…?…うん…なんか”
“あ”
と言いかけたところで、カナたちに
“行かないんですか”
と声を掛けられた。
 
“…行きます”
冷川は返事をし、2人はカナたちの後を追うのだった。
 

呪いの道具を見つける2人

冷川がカナのロッカーを調べている間に、三角はカナの机の前に立っていた。
 
冷川が三角の方へ向かうと、カナの机に穴が空いているのを確認した。
 
冷川はその穴が道具だと言った後、先ほどと同じく
“…三角くんきみこれ怖くないんですか?”
と尋ねた。
 
そこへ依頼者の3人とは別の女生徒たちが入って来た。
 
ある1人の女生徒を見た三角は
“…変だあんたと初めて会ったときみたいな気持ちがする”
と冷川に伝えた。
 
ちょうどその頃、女性教師は何か思い出したように
“あっそうだ”
と言うのだった。
 

非浦英莉可

女性教師は
“非浦さん面談明日ですからね”
と、女生徒の1人に言った。
 
するとその瞬間、カナの机の穴が閉じた。
 
教師に話しかけられた生徒は、友人に
“英莉可”
と呼ばれていた。
 
冷川は穴が閉じた机に手を触れ、三角は冷川の腕に触れていた。
 
“…同じだあんたに会ったときと…”
“…強くて魅力的…”
三角は目の前にいる女生徒を見ながら言った。
 
女生徒はまっすぐな瞳で、2人の方を見ていた。
 
冷川はひと言
“非浦英莉可”
と言うのだった。
 

第2話そのご のネタバレ

ベッドで冷川を思う三角

三角は1人布団で横になりながら、冷川に至近距離で
“きみは気持ちいいだけですもんね”
と言われたことを思い出していた。
 
“三角くん”
キスしてしまいそうな距離で冷川に名前を呼ばれるシーンを思い浮かべた三角は、ドキッとしたのか
“ヤベ…”
と布団を握りしめるのだった。
 

冷川の報告

“っていう夢を見ました”
冷川は、三角にそう言った。
 
三角は生汗をかきながら
“なんでそれおれに報告するの?”
と言うのだった。
 
 
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さんかく窓の外側は夜 1巻の感想

凸凹コンビがテンポ良く除霊をする物語。
 
セリフだけ見ていると、まるで三角と冷川がセックスしているかのようですよね。
 
初めはその描写に少し戸惑いましたが、読み進めていくうちにだんだんクセになってきました。
 
ちょっとエッチな小説を読んでいる感覚になり、ドキドキ感も味わえると言えます。
 
三角も冷川もスラッとしてシュッとした感じの男性で、彼らが密着していても絵的に綺麗なのであまり違和感なく読めました。
 
また、冷川のややぶっ飛んだキャラと霊が見えるのに怖がりの普通キャラ三角が会話しているだけで楽しめるという一面もあります。
 
冷川は実際の世界では関わりたくないタイプ。
 
理由は、冷川のキャラに押されて負けて言いなりになってしまう自分が目に浮かぶからです。
 
三角も
“おれの体を勝手にするな”
と言っていましたね。
 
でも何だかんだ三角は、冷川に好きにされることに慣れていってますよね。
 
慣れって怖いですねー、慣れって…。
 
三角がこれからもっともっと冷川に好き放題されると思うと、気の毒だと思う反面楽しみでもあります。
 
読みやすい漫画なので、霊を信じる人も信じない人もこの世界感にどっぷりハマれると思います!
 
“非浦英莉可の呪い”
についてはこれからだいぶ長い間引っ張るとかと思いましたが、1巻の最後で早くも非浦英莉可が姿を現しましたね。
 
予想を裏切られて良かったです。
 
“非浦英莉可”
とは一体どのような人物で、何が目的なのでしょうか!?
 
2巻を読むのが楽しみです?
 
 
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