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花園メリーゴーランドは柏木ハルコ先生の代表作で、漫画史に残るレベルの伝説級の作品です。
丁寧に作り上げられた世界観は生々しく艶やかで女性作家だからこそ描けるもので、時代や世代を超えてたくさんの読者を魅了しています。
そんな花園メリーゴーランドですが、作者の柏木ハルコ先生が“春子”として登場して“実際に起きたことのレポート”として描かれています。
あまりにもいい出来の世界観のため「コレって本当に実在する場所があって、それをモデルに作られてるんじゃないの?」という読者たちの考察も盛んにおこなわれています。
そこで、作中のヒントから花園メリーゴーランドの実在する場所を徹底的に考察してみました!
Contents
そもそも“夜這い”って何?
花園メリーゴーランドでは“夜這い”が当たり前のように行われています。
簡潔に言うと、夜更けに男が女性の元を訪れて行為に及ぶことです。
この“夜這い”ですが、昭和初期ごろまでは盛んに行われていたそうです。
もともと、こういった性風習は農業と密接な関係を持っていました。
昔の農作業は今と違って極めて過酷だったと言います。
肉体的に過酷であるほど、その中に楽しみを求めていたようです。
農作業の労働唄に性的要素が多いのもそのためだと考えられています。
花園メリーゴーランドの作中でも、登場人物たちが農作業をしながら唄を口ずさんでいましたね。
“夜這い”など性風俗の衰退
昭和6~7年ころの昭和農業恐慌を境に徐々にこういった性風俗は衰退していってしまったそうです。
そして、戦後の機械化によって農業は様相を激変させました。
それ以前のように宗教や信仰との密接な関係を失ってしまったのです…
“夜這い”が残った地域もある?
“夜這い”が遅くまで残った地域もあります。
昭和経済恐慌のせいで、近代化が浸透しなかった山村や辺境の村などです。
まさに、花園メリーゴーランドの柤ヶ沢のようなところです。
そういった地域では、むしろ経済恐慌が深刻化するとともに“夜這い”民俗が復活する現象すらあったといいます。
ネットでの情報化が進んだ現代では、さすがに絶滅していると思いますが…
“夜這い”の様々な形式
夜這いにも村ごとにルールや形式があったようです。
時間はだいたい23時~翌4時までの、他の住民に気づかれないように脱出する決まりだったと言います。
自由型
男女なら結婚とは関係なく解放されている型です。
もっともフリーダムな型で、花園メリーゴーランドはこの要素が強いようですね。
相浦も澄子の母にアポなしで突撃しており、澄子の母は快く受け入れています。
若衆型
未婚の若者のみで許されている型です。
未亡人の元を訪れるのも可だったとされています。
限定型
祭りや盆に限って全解放する型です。
花園メリーゴーランドでは、お祭り中に500人斬りを達成した老人がいました。
解放型
他の村からもOKという型です。
花園メリーゴーランドだと、通りすがりの旅人は1回だけならOKという感じでしたね。
相互型
解放型と似ていますが、解放している村とだけならOKという型です。
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花園メリーゴーランドのモデルとなった実在する場所とは?
花園メリーゴーランドは柤ヶ沢は実際の地名とは違います。
この村の名前で検索をしても実在する場所は特定できません。
ですが、作品の背景は非常に丁寧に作られているため日本のどこかの村がモデルになったと考えられます。
作中ではハッキリと地域はかかれていませんが、ヒントを集めることで絞り込むことはできます。
もちろん漫画なので脚色はあると思います。
そのため“物語の根幹に関わる情報”と“漫画的表現による都合”は分けて分析していきます。
作中のヒント
作中にあるヒントで有力そうなのから考察していきます。
豪雪地帯
主人公の相浦が柤ヶ沢に訪れたのは“中学の卒業式の後の春休み”です。
3月の後半になるのにもかかわらず、柤ヶ沢にはかなりの雪が残っています。
普通の地域はかなり暖かくなっている時期です。
作中では雪が降っている描写もあったため、かなりの豪雪地帯であることが伺えます。
となると、おおまかな場所としては東日本の日本海側の豪雪地帯ということになりそうです。
また、豪雪地帯だとわざわざ外から引っ越してくる人は滅多にいないと考えられます。
新しい情報や娯楽などはほとんど入ってこない閉鎖的な雰囲気で、代わり映えのない人間関係で相当退屈なハズです。
性的なことなら
・刺激的
・男と女がいればできる
・スポーツや音楽のように特殊な技術が不要
・野球やサッカーと違いスペースが不要
で、娯楽も刺激もロクにない豪雪地帯にすむ人々でも楽しめるので、特異な風習が発展したと考えられます。
“柤ヶ沢が豪雪地帯”ということは物語の根幹とかなり密接に関連しているため単なる漫画的表現ではないと思います。
有力情報として“東日本の日本海側の豪雪地帯”ということは確定します。
祭り
作品のクライマックスで、柤ヶ沢の住民たちが楽しみにしていた祭りがあります。
“豪雪地帯で行われている男根を奉る神社”を調べたら、新潟県長岡市来伝の“ほだれ神社”で行われている“ほだれ祭”というのがヒットしました。
ほだれ祭が行われる時期は3月の中旬のため、作中の“相浦の中学の卒業式の後の春休み”とも一致します。
ほだれ祭が作中で行われている祭りのモデルとなったと考察しても間違いないと思います。
サクラタケ
サクラタケ自体は日本のどこでも生えているそうです。
ですが、サクラタケは作中でも指摘している通り毒キノコです。
普通は食べないですが、調べたところ“山形県”では料理して食べることもあるそうです。
“わざわざ毒キノコを客人に食べさせて試す”というのは結構リアルなため、かなり有力情報と伺えます。
新潟県は山形県のすぐ隣のため、新潟県でも同じようにサクラタケを食べている可能性はあります。
澄子の実家の住所
澄子は相浦にブルーハーツのテレカをプレゼントします。
そのお返しとして、相浦はライブのビデオを送ると約束します。
その際に澄子はテレカのビニール袋の上に住所を書きます。
住所はハッキリと見えませんが、かろうじて見えるのは“~郡”という文字です。
作者の柏木ハルコ先生はあえてハッキリ見えないように描いたと思います。
新潟県には三島郡という地域があります。
ほだれ祭が行われているほだれ神社のすぐ近くのため、もしかしたら澄子の住所は三島郡なのかもしれません。
幸枝の旦那
幸枝とは、相浦が熱を出したときに助けてくれた女性です。
澄子の話によると、幸枝は結婚しており埼玉に旦那がいるそうです。
そのことから柤ヶ沢は埼玉県ではないことは確実です。
幸枝は柤ヶ沢の性風習を嫌悪しているようでした。
そのため、できるだけ遠くの地域に行きたかったと伺えます。
大学で上京して、そのまま都心付近に移住したのだと思います。
埼玉なら豪雪地帯の県から2~3県はまたいでいるため“柤ヶ沢と距離を取りたい”と思っている幸枝にとって都合のいい県だったのかもしれません。
電車
1巻と5巻には春子が柤ヶ沢に電車で向かう様子が描かれています。
その電車は、デザインや車両に描かれている数字から“キハ112-114”という車両なようです。
この車両は茨城県で使用されているようです。
ですが、茨城県は豪雪地帯ではありません…
ということは、おそらくは“田舎に向かう田舎っぽい電車”というだけの漫画の資料として使われたのだと思います。
電車から得られる情報は、単なる“漫画の資料だった”ということでスルーします。
方言
「おめ」
「~だない」
「~やったい」
「いがくなる」
「しゃんめぇ」
など、方言が良く使われています。
これらは茨城~福島に分布するといわれていますが、その地域は豪雪地帯とは言えません。
方言に関しては“田舎っぽさを出す漫画としての表現”の一つで、場所の割り出しにはあまり関係なさそうです。
柤ヶ沢が実在する場所は“新潟県三島郡”というのが最有力!?
上記のヒントから有力なモノをまとめると
・モデルとなった祭りは“ほだれ祭り”のため新潟県長岡市の付近
・澄子がテレカに記入した住所が“~郡”
となります。
新潟県長岡市の付近で“~郡”というのは三島郡しかありません。
従って、澄子が住んでいて花園メリーゴーランドの柤ヶ沢が実在する場所は“新潟県三島郡”というのが有力だと思います。
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まとめ
花園メリーゴーランドの柤ヶ沢のモデルとなった実在する場所は“新潟県三島郡”が有力です!
花園メリーゴーランドのおおよその年代は、14歳の澄子がブルーハーツのファンだったと言う点から1990年前後だと思われます。
その当時はまだネットどころか、固定式電話が主流で携帯電話すら一般家庭には普及していませんでした。
情報化が全然進んでいないため、閉鎖的な村があっても不思議ではありません…
作中であるような夜這いがそのころはまだあったとして、当時の澄子くらいの人々の現在の年齢を算出すると…
暗黙の了解で緘口令が敷かれているのは間違いないでしょうね。
その年代の人々に「花園メリーゴーランドのファンです!真実を知りたくて来ました!」といってもヨソ者には教えてくれないでしょう…
仮に花園メリーゴーランドであったようなことが実際に起きていたとしても、それを知る当時の人々は墓まで持っていくと思います。
花園メリーゴーランドは都市伝説としての考察でも楽しめる素晴らしい漫画ですね!
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