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さんかく窓の外側は夜 3巻とは?

出版社:リブレ
発売日:2016/3/10
作者 :ヤマシタトモコ

理由もわからず突如行方不明となった失踪者たち。彼らの最後の目撃場所はまったく同じ「場所」だった。しかし失踪者同士に関連性はなく、土地に因縁もなし。刑事の半澤は捜査に行き詰まり冷川に助けを求めるが、そこは何やら「罠」の気配がするようで……。冷川と三角の凸凹霊感コンビに無邪気に絡んでくる英莉可の「呪い」を操る日常がはじめて明かされる!

 

さんかく窓の外側は夜 3巻のネタバレ

13話 のネタバレ

依頼者宅へ着いた2人

今回の依頼者を見た三角は、美人だと口にした。
 
それに対して、冷川は
“あれは美人ですか?”
と言う。
 
三角は冷川の嫉妬深さを思い出し、若干焦った。
 
三角が
“誰が見ても美人でしょあの顔…思わねー?”
と聞くと、冷川は
“私はあんまり外側のことは”
とへんな日本語で返事をするのだった。
 

依頼の内容

依頼者宅にはりっぱな池があり、依頼者は
“毎晩その池に沈むオフィーリアのような死人を見ている夢”
を見るらしい。
 
依頼者の話を聞いた三角は
“なんかそんだけ?って感じだけど”
と言うが、冷川は
“そうでもないです”
と言うのだった。
 

いつもと違う除霊

“餌”
役である三角が池の中に入り、冷川は地上で依頼者に詳しい話を聞く。
 
すると三角の背後に霊が現れ、三角は足を滑らせて池の中に入り込んでしまった。
 
三角が見た池の中の霊は、依頼者と同じ顔をしていた。
 
何かを感じ取った冷川が目に見えない命綱を勢いよく引っ張ると、三角が水面から顔を出す。
 
その瞬間依頼者は膝から地面にしゃがみ込み、目だけがギョロギョロと動いていた。
 
冷川は三角を見ながら
“ああきみが慣れてきてくれて嬉しい”
“きみの中の核心が私の形に添うようになってきたよ”
と言った。
 
依頼者は、自らの意思と関係なく
“ようこそおいでくださいました”
“どうぞゆっくりおくつろぎくださいまし”
と言った。
 
“いえそろそろおいとましましょう”
冷川はそう言いながら、依頼者から霊を引っ張り出した。
 
すると依頼者は
“ぐえっゲホゲホゲホ”
と、口から泥を吐き出した。
 
三角は
“今追っ払ったけどさ、まだいるよな!?”
“なんでぶん投げちまわないの”
と言った。
 
すると冷川は
“うーんそれはちょっともったいないので時間をかけてなんとかします”
と、涼しい顔で言うのだった。
 

除霊後に依頼者と話す三角

水着姿の三角の腰部をたまたま見た被害者は
“変わった形のアザ…”
と口にした。
 
除霊後まじまじと依頼者の顔を見た三角は、依頼者の顔から
“妖艶さ”
が消えていることに気付いた。
 
その後着替えるために依頼者宅へ入った三角は依頼者に指摘されたアザを鏡で確認し、驚いた顔をするのだった。
 

依頼者宅から帰る2人

三角が
“…スッキリしない”
と言うと、冷川は
“彼女があんまり美人じゃなくなったからでふか?”
と言った。
 
すると三角は
“ちっちがう、いやちょっとそれもあるけどイヤ失礼だわ”
“違います”
と無駄にたくさん喋った。
 
冷川は今回の霊現象を
“あれは一度入れば出られない家というものです”
“とても強いから壊してしまうのはもったいない”
と説明した。
 
それを聞いた三角は
“そういうのおれワケわかんねーんだけど教えてくんねーの?”
“あんたが何したいかとか、おれ知りたがっちゃダメ?”
と尋ねた。
 
すると冷川は
“…ありがとう、でも今はまだうまく説明できません”
と返すのだった。
 
 
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14話 のネタバレ

冷川の思いつき

事務所で帳簿をつけている三角を見ながら、冷川は
“きみがしっかりしてくれているのでとても助かります”
と言う。
 
そのうち冷川は
“能力”
を使って三角に話しかけた。
 
すると三角は
“え?”
を連発した。
 
“ちょっと思いついたので試させてください”
冷川はそう言って三角の隣に腰かけ、三角に顔を近付けた。
 
そして冷川が再び
“能力”
を使って話しかけると、三角は
“わかんない…なんか水の中の音みたいで…”
と言った。
 
すると冷川は
“そうか、やはり猿真似はダメですね”
と言った。
 
どうやら冷川は英莉可の真似をしたらしい。
 
そのあと冷川が三角に呪いをかけようとすると、三角は
“ギャーぜってーヤだ”
と拒否した。
 
冷川は、ギャーギャー騒ぐ三角の唇に人差し指を乗せて
“しー喋ってはだめ”
“危ないからね”
と言うのだった。
 

冷川の思いつき 続き

冷川は
“呪いというのは耳目から入って口から出ていく、口から出ると強くなる”
“それをきみで試してみたい”
と言った。
 
そしてさらに
“大丈夫、きみに対する呪いじゃないから”
“私を信じて”
と言うのだった。
 
三角の頭の中には、冷川・迎・英莉可そしてまた冷川の顔が浮かんだ。
 
冷川は、身動きが取れない三角の耳元で
“呪いの言葉”
を囁き続けた。
 
具合の悪そうな三角を見ながら冷川は
“もういっぱいかな”
と言い、三角に呪いを口から出すように指示した。
 
冷川はまるで恋人同士のキスシーンのような格好で、三角から呪いをもらうのだった。
 

壁ドンして三角の中に入る冷川

冷川は
“中にまだ残ってるのかも”
と言って、いきなり三角の中に入ろうとする。
 
“そもそも許可とれっつーの”
と言う三角に、冷川は
“取ったらいいんですか”
“じゃあなるべく努力します”
と返した。
 
“ちょっおれ考えなきゃって思っ…”
と言いかけた三角の背後に回った冷川は、結局そのまま三角の中に入った。
 
すると三角はビクついて立っていられなくなり、冷川に体を預ける。
 
冷川は三角の体をしっかり支えながら
“三角くん、考えなきゃってなに?”
と尋ねるのだった。
 
体がいうことを聞かなくなっている反面、三角の脳は目まぐるしく動いていた。
 
三角は冷川が、腰部の逆三角形のアザで自分をどうしようとしているのか考えなければいけないと思った。
 
けれど
“能力”
のことを今までずっと1人で抱え込んできた三角にとって、冷川の存在はかけがえのないものになっていた。
 
三角は冷川に体を預けたまま
“…なんでもない…なんでも…”
と答えるのだった。
 
 
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15話 のネタバレ

霊に出くわした英莉可

英莉可が1人で電車に乗っていると、隣にサラリーマン風の男性の霊が現れた。
 
英莉可は霊を横目で見ながら冷や汗をかき、携帯を握りしめるのだった。
 

血を吐く英莉可

電車を降りた英莉可は、路上で
“ビチャビチャ”
と血を吐いた。
 
救急車を呼ぼうとする逆木に
“いい、あたしの血じゃない”
“こわいのに出くわしただけ”
と言うのだった。
 

ある家へ到着した2人

喪服を着た英莉可と逆木は、ある家へやって来た。
 
その家の男性は
“弔問においでですか?通夜は今夜ですが、まだ準備が…”
と言った。
 
すると逆木は一礼し
“非浦の者でございます”
“お預けの物を返していただきにあがりました”
と言い、家の中へ入って行った。
 
ズカズカと家の中へ入る2人を、男性は必死で止めようとする。
 
騒ぎを聞いたその家の老女は、逆木に
“非浦さんという方がおいでになるとは聞いていましたけどこれは何の…”
と尋ねた。
 
逆木より先に遺体を確認した英莉可は
“逆木さん、お線香けむたいから外出してくんない”
と言う。
 
英莉可のぶしつけな態度を見たその家の男性は
“いい加減にしろよ警察呼ぶぞ”
と言った。
 
すると逆木は
“どうぞ”
と返事をした。
 
“…は?…元代議士の家に侵入って新聞沙汰になるぞ”
と男性は続け、それを聞いた逆木は
“ですからどうぞ”
と言って英莉可のそばへ行くのだった。
 

仕事をする英莉可

英莉可は、非元代議士の遺体に向かって
“貸したものを返せ”
と言った。
 
すると、家鳴りがしてグラスが数個割れた。
 
“貸したものを返せ”
英莉可がまたそう言うと
“ビリッ”
“ズン”
と、大きな音がした。
 
さらに英莉可が同じ言葉を発すると、廊下には
“人ではない”
無数の足跡がつくのだった。
 

仕事を終えた英莉可

仕事が終わると、代議士の秘書が逆木に謝礼を渡した。
 
逆木は大金を受け取ると、札束を英莉可に差し出し
“お嬢さんの取り分です”
と言った。
 
“何!?霊媒師!?”
とその家の者たちが騒ぐ中、英莉可と逆木はさっさとその場を後にした。
 
英莉可が
“その場渡しめんどくさいなぁ”
と言うと、逆木は
“お父様の決められたことですから”
と言うのだった。
 

偶然英莉可の近くにいた三角

英莉可が車内で体を休めていると、偶然三角が近くを通りかかる。
 
英莉可は三角の気配を感じ取り、寝ていた体を起こした。
 
すると逆木は
“くそっなんで気づくんだよ!ダメですよ!”
“出ないで”
と言った。
 
英莉可は逆木に聞こえないように能力を使って、三角に話しかけ始める。
 
“康介くーんエリカだよー”
“偶然ねー声かけたかっただけーばいばいしてばいばい”
と英莉可が言うと、三角は言われた通り手を振るのだった。
 

英莉可と逆木の雑談

三角を見送った後、英莉可は逆木に
“なんでヤクザになったの?”
と尋ねた。
 
すると逆木は
“…なんすかね…まバカだったんですね”
と答えた。
 
それを聞いた英莉可は
“フツーの人生捨ててさー…もーったいない…”
“パパも昔はフツーの人だったのになあ”
と言った。
 
“お互いイヤな用事は早めに済ませるってコトでそろそろ行きますか”
と逆木が言うと、英莉可は
“ヤなんだ!パパとセンセー”
と言った。
 
すると逆木は
“好きなワケないでしょ…これ秘密ですよ”
と言う。
 
それから、逆木にセンセーはどう見えるか聞かれた英莉可は
“怖いあの人に会うと死んだときの記憶がよみがえる”
と言うのだった。
 

英莉可に会わなかった父親

英莉可の父親の付き人は
“サワリがあるから今日は顔を見せなくていい”
と、逆木に伝えた。
 
その後、先生は
“会ってもよかったんだけどあの子僕と会うときいい顔しないからねぇ”
“才能はあるし発想は自由だし、かわいいよねぇ”
と付き人に言うのだった。
 
 
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16話 のネタバレ

半澤の依頼 3

冷川は三角のうなじ辺りの匂いを
“クンクンクン”
と嗅ぎまくっていた。
 
どうやら英莉可の気配が残っているのが気にくわないらしい。
 
半澤が
“おーい早くしろよ”
と声をかけると、冷川は
“私は行きません”
“三角くん貸すので持ってってください”
と言うのだった。
 

車の中で話す2人

三角と2人きりになった半澤は
“でなに?オンナと二股かけてんの?”
と聞いた。
 
“はあ!?”
と否定しようとする三角をほぼ無視して、半澤は
“ゲイでも隠すこた”
と続けた。
 
すると三角は声を大にして
“違うっつってんのー!!”
と言う。
 
それから三角は、半澤に
“非浦英莉可”
の話をするのだった。
 

英莉可を褒める先生

英莉可と先生は、行列ができているラーメン屋の近くに立っていた。
 
英莉可が
“人の出入り多すぎませんか”
と言うと、先生は
“だからいいんじゃないの”
と言った。
 
それから先生は、3人の遺体のパーツを1人の人間の形に繋いだ遺体のことを褒めた。
 
さらに
“きみには才能があって人の役に立つんだよ”
と言うのだった。
 

依頼の内容と冷川について話す2人

現場の近くに停車した半澤は
“けっこう客が入ってたのにまた新しい店にかわったねみたいな場所あんだろ、がそこ”
と指をさした。
 
半澤はそこが最後の失踪者が多くいること、この土地に店を出した人物も失踪したり入院していたりするらしいことを三角に話した。
 
話を聞いた三角は
“おれこれ役に立つ気がしないんですケド”
“急にすごい怖い”
と言うのだった。
 
“冷川さんって何考えてんスかね、なんか謎すぎて…”
と三角が言うと、半澤は
“まああいつもいろいろ…難しいっつーかな”
と話し始めた。
 
半澤は
“冷川にとって三角との出会いが良い出会いになればいいと思った”
と話した。
 
しかし
“あいつがマトモなやつだっておれには断言してやれねぇ”
とも言うのだった。
 

仕事を開始する3人

半澤は通行人が多いにも関わらず、誰の顔も見えないことに気付いた。
 
半澤が様子を見に行った間に、三角は冷川に電話をする。
 
冷川の声が聞こえた瞬間、三角は背中が
“ゾクゾクゾクッ”
とした。

三角は電話越しの冷川の存在が、すぐそばに感じた。
 
車に戻ってきた半澤は三角を見て
“…それあいつの物真似?すげー似てるね笑えねーケド”
と言うのだった。
 

冷川のような三角

まるで冷川が憑依したかのような三角は、現場である物件の前の道路に結界をはった。
 
三角の立ち振る舞いがあまりに冷川に似ているため、半澤は三角を冷川と呼び間違えた。
 
半澤に呼ばれた瞬間、三角の体は大きくビクつきヨロめいた。
 
すると冷川は
“ああだめだめほら、私に集中しないと”
“ほら三角くんきちんと呑み込んで”
と言った。
 
離れているはずの冷川と三角の体だが、まるでピタリとくっついているかのような感覚になるのだった。
 

何かを始める英莉可と先生

先生が
“それじゃそろそろ作ろうか”
と言うと、英莉可は
“もう始めてます”
と言った。
 
ラーメン屋の前を通る人々は、次々と
“何か”
に取り憑かれたようにブツブツ言ったりヨロヨロしたりした。
 
その様子を目の当たりにした逆木は
“ハッ、コワッ”
と言うのだった。
 

三角は現場の物件の戸に両手をついて具合悪そうにしていた。
 
そしてその格好まま
“ここは変ですとても”
“…故意に作られたポイント…?”
と言うのだった。
 
同じとき先生は
“ぼく好きだなあこの作業…貯金箱作り”
と口にする。
 
すると英莉可は
“罠でしょ”
と言った。
 
そして同じとき、冷川と一体化した三角もまた
“罠だ”
と言うのだった。
 
 
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17話 のネタバレ

気を失う三角

三角が呼びかけに応じないことに気付いた冷川は、半澤に
“ここはダメです諦めてください”
“今すぐ三角くんを持って帰ってください”
と言う。
 
冷川は続けて
“彼今から気を失いますがいいですか”
と言った。
 
それを聞いた半澤は
“はあー?いろいろよかねぇよバカ”
と言い、急いで車を持ってきた。
 
三角は冷川の言う通り目を開けたまま気を失った。
 
“ったく責任感じるぜ…”
半澤はそう言って舌打ちをするのだった。
 

威圧感のある先生

“さあ帰ろう帰ろう”
と言ってその場を後にしようとした先生に、英莉可は
“先生は今まで作った罠の場所を覚えてるんですか?”
と尋ねた。
 
すると先生は
“かわいそうだと思ってるの?これはぼくらの生まれつきの言葉なんだから気にすることないよ”
“ぼくらに他の人生は用意されてない”
と凄んだ。
 
逆木が間に入ると、先生は
“またね”
と言って帰って行った。
 
先生の後ろ姿を見ながら、逆木は
“…今ノロワレてました?お嬢さん”
と尋ねた。
 
英莉可は
“…や霊的にはられてない”
と答えた。
 
逆木は
“おっかねえ…”
と言うのだった。
 

先生のような三角

半澤によって冷川の元へ運ばれた三角は、霊的な意味で心臓が止まってしまっていた。
 
“AED”
冷川はそう言うと、三角の胸に自分の手のひらを押し当てた。
 
冷川がショックを与えると三角はまるで先生のような表情になり、両手で冷川の頭を掴んだ。
 
先生のような三角は
“貯金箱だよ”
“ね ちょうだい少しでいい”
と言う。
 
冷川は三角の手を払いのけるも、先生のような三角は
“ほら”
と言って冷川を見つめ続けた。
 
霊感の全くない半澤の呼びかけがきっかけとなり、先生のような三角は三角に戻った。
 
すかさず冷川は、半澤に
“半澤さん!呼んでもう一度フルネームで!”
と言う。
 
“三角康介ッ返事しろオ!!”
半澤の声に合わせ、冷川は再び三角の胸に手を押し当てた。
 
“ドッン”
物凄い衝撃を受けて、三角は気を失いかけた。
 
“大丈夫中はもうきれいだ”
“三角くん話して何を見た?”
冷川がそう言うと、三角は
“箱…”
と口にした。
 
さらに三角は
“こわくはなかった”
“あれは母さんの宝石箱だった”
と言うのだった。
 
 
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18話 のネタバレ

これからやることを話し合う3人

冷川は半澤に
“今回と似たような失踪が多発している場所を探してくれませんか”
と言った。
 
そして、自分たちは神隠しや心霊スポットの噂を集めると言った。
 
“あと宗教施設も除外しないください”
と冷川に言われた半澤は
“ま あんま期待しねーで気長に待っとけ”
と言い残して帰って行くのだった。
 

母親の宝石箱

三角は自宅で母親の宝石箱を見ていた。
 
するとそこへ母親が現れ
“これあなた小さい頃すきだったよねえ”
と言った。
 
その宝石箱は父親が母親にあげた物らしく、母親は三角にねだられてもあげなかったらしかった。
 
その後母親は
“大事な人ができたらあげてもいいし”
と言って、三角に天然石を渡した。
 
三角は、その天然石を携帯のストラップにするのだった。
 

冷川の中へ入る三角

三角は、遠くにいても一目でお互いを見つけることができる自分と冷川の能力について
“これは一体何なのだろう”
と思った。
 
冷川は、半澤から届いた資料を手渡し
“きみも目を通してその場所には近づかないように気をつけてください”
と言った。
 
三角が
“やっぱ危ないの?”
と尋ねると、冷川は
“わかりませんでもきみは影響をうけやすいから…”
と言った。
 
さらに
“わたしのつくってるものと混ざると危ないかもしれないから気をつけて”
と言うのだった。
 
それを聞いた三角は
“待って待ってあんたも作ってるって言った!?”
と驚いた。
 
冷川は涼しい顔で
“同じ発想の人がいたことは驚きでした”
と言った。
 
先日行った場所が
“毒を溜めとくダムみたい”
に見えた三角は、その使い道について冷川に尋ねた。
 
すると冷川は
“今は清掃業だけどその前の段階…両方できたらいちばんいいと思いませんか?”
と言った。
 
冷川が
“呪い”
もやるつもりだと知った三角は、怒って冷川の手首を掴んだ。
 
そして三角自ら冷川の中へ入り
“見せろよあんたん中”
“あんたっ…ほんとはどんな人間なんだよ…!?”
と言った。
 
冷川は
“べつに私はきみには私の核心を見てもらったっていいんだ、いつでも”
“でも私がどんなかってそんなの私にだってわからない”
と寂しげな目をした。
 
次の瞬間、三角は真っ暗闇の中で冷川らしき少年の姿を見たのだった。
 
冷川は両手で三角の顔を包み
“何か見えた?見えてそれできみには私のことがわかるのかな”
と言いながら、顔を近付けた。
 
“わかってもわかんなくても知りたいと思っちゃダメなのかよ”
“もしかあんたにとってどうでもよくてもおれはあんたのことが知りたい…”
三角はそう言ってうつむくのだった。
 

みかどくんのみわくのからだ のネタバレ

ムダに鍛えてきた三角

迎は三角の背中を触りながら
“けっこー鍛えてんだろ?”
と尋ねた。
 
三角は
“走ったりダンベルとか腕立て…他”
と答えた。
 
さらに三角は
“怖いの”
を殴って撃退できないかと思って一時期ボクシングも習ってみたが、ムダだったと言う。
 
それを聞いた迎は
“かわいそうな子ォよーしよしよしお兄さんがなでなでしてやろーなーっ”
と言いながら、三角を裸絞するのだった。
 
 
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さんかく窓の外に外側は夜 3巻の感想

嫉妬深いうえにドSで浮世離れしている冷川が、ヤバイ奴だというのはわかっていましたが…遂に呪いにまで手を出し始めましたね。
 
個人的には三角と仲良く除霊を続けて行くだけだと思っていましたのでこれにはちょっと期待を裏切られましたし、冷川のことがまた少し苦手になりました(苦笑)
 
英莉可が元代議士の遺体から返してもらったモノとは一体何なのか、はっきりとわかりませんでしたね。
 
物凄く気になりました!
 
英莉可は普段から呪いを扱っているようなので、恐らく呪いでしょうね…。
 
そんな呪い屋なんて恐ろしいことをやっている英莉可ですが、逆木との会話などで
“フツーの高校生感”
が出ている点が嫌いになれないポイントですね。
 
英莉可は父親や先生に無理強いされて呪い屋をやっていそうなので、少し可哀想にも思えます。
 
ラスト辺りに出て来た冷川少年ですが、何とも言えない寂しげな雰囲気をまとった美少年だったので気になりました。
 
三角が能力のことを誰にも言えず孤独だったように、冷川もまた…もしかしたら三角以上に孤独だったのかもしれませんね…。
 
4巻以降、冷川の過去が明らかになることを期待しています。
 
また、冷川がこれから何をするつもりなのかも注目しています。
 
最後に個人的な予想ですが、三角の父親も能力者だと思います。
 
力が強過ぎて失踪したのでは…?もしかすると、先生とは三角の父親…??だったら滅茶苦茶テンション上がります!その辺りも含めて4巻が待ち遠しいです!
 
 
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