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絶倫地獄~もう一度、俺の子を身ごもれ。 1巻とは?

出版社:スクリーモ
発売日:2020/1/1
作者 :もちゃろ

「ナカの疼きが止むまで掻いてやろう」ごく平凡な保育士の涼一。
 
園児と穏やかな日々を過ごしていたが、ある日一転。目の前に、ツノを生やした「鬼」が現れる。
 
地獄の看守長だという怪しい男は、涼一を誰かと勘違いしてる様子。
 
ずっと探していた…と抱擁され、おまけに「もう一度、俺の子を身ごもれ」と熱烈に体を求められ――「鬼は、相手が男でも子をつくれる」尖ったキバで乳首を甘噛みされ、執拗にナカを擦られて…鬼に抱かれて、こんなに感じるなんて…っ
 
※この作品は過去、電子書籍「絶倫地獄~もう一度、俺の子を身ごもれ。1~6巻」に掲載されました。
 
重複購入にご注意下さい。さらに、紙書籍発売時の特典ペーパーを収録!!

 

絶倫地獄~もう一度、俺の子を身ごもれ。 1巻のネタバレ

1話のネタバレ

輪姦地獄

輪姦地獄とは、性に関わる罪を犯した人間が送られる地獄の世界。
 
その地獄の罪人は獄卒という鬼に、罪を清算し終えるまでひたすら犯され続けるという拷問を受けていた。
 
罪人の中に「余ノ助」という1人の男がいた。
 
男とは思えない美しい容姿に獄卒たちは虜になり、呵責がままならないでいた。
 
余ノ助も罪を償うどころか、獄卒たちとの行為を楽しんでいた。
 
そんな折この地獄の看守長で鬼の「阿録」は、此処の風紀を乱す存在の余ノ助に自ら呵責を施すことにした。
 
阿録は何度も何度も余ノ助のことを抱いた。
 
鬼は相手が男でも子がつくれる為、ついには余ノ助のお腹の中に子ができた。
 
阿録はそれを喜び、余ノ助を嫁に迎えようとした。
 
しかしその願いは叶うことなく、余ノ助は転生して地獄から姿を消してしまった。
 

阿録と涼一の出会い

平凡な保育士「涼一」は、いつものように園児たちとお昼寝をしていた。
 
ハッと目が覚めると、自分の身体が火照っていることに気づく。
 
早退しようかと考えていた時、園児の1人が外に何かあると声を掛けて来た。
 
涼一は外に出ると、そこには見たこともないような悍ましい光景があった。
 
バリバリッという激しい音と共に、その奥から1人の男が姿を現した。
 
その男の額には鬼の角が生えていた。
 
地獄の鬼である阿録が、現世にやってきたのだ。
 
涼一が呆然と立ち尽くしていると、阿録が顔を近づけてきた。
 
その瞬間、涼一は阿録の体にふらっともたれ掛かる様にして倒れ気を失ってしまった。
 

阿録が現世に来た理由

涼一が目を覚ますと、目の前には阿録の顔があった。
 
気を失っている間、阿録に服を脱がされ全裸になっていた涼一はその場から逃げようとする。
 
しかし阿録は涼一の手をグッと押さえつけ、それを阻む。
 
阿録は涼一のことを余ノ助と呼び、いきなりキスをした。
 
涼一は戸惑いながらも、阿録の優しい舌づかいに思わず感じてしまった。
 
涼一は抵抗しようとするも、阿録の熱烈な刺激により声が出るほどの快楽にのまれていく。
 
阿録にもう一度俺の子を身籠ってくれ・・・と言われた涼一は、なぜ俺がとボロボロ涙をこぼす。
 
阿録は手を止めて謝り、涼一に俺のことを覚えていないのかと尋ねる。
 
知らないと言う涼一に、阿録は自分の名前や輪姦地獄について説明をする。
 
そして阿録は、お前は余ノ助の生まれ変わりだと語る。
 
余ノ助に未練があった阿録は、転生した余ノ助を求めて現世に現れたのだ。
 
涼一はちょっと待ってと必死に声を掛けるも、阿録に激しくナカを掻き回される。
 
阿録と身体を繋げた涼一は、脳裏に余ノ助の記憶が微かに浮かんで見えた。
 
 
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2話のネタバレ

2人の約束

その後、涼一は余ノ助の生まれ変わりは自分ではないということを阿録に伝えた。
 
阿録はそれを聞いて、とてもがっかりした様子だった。
 
涼一は落ち込んでいる阿録を見て可哀そうに思い、余ノ助の生まれ変わりを一緒に探そうかと提案する。
 
穏やかな笑顔でお前は優しいなと言われた涼一は、思わずドキッとしてしまう。
 
涼一は人探しは協力するが、今後いっさいHなことはしないようにと阿録に言った。
 
阿録はそれを了承し、2人は約束した。
 

余ノ助さがし

2人は一緒に余ノ助さがしを始めた。
 
阿録にとって現世で見るものは全てが初めてで、とても楽しそうにしている。
 
涼一もそんな阿録と一緒にいて、居心地がいいと感じ始める。
 
そんな中、涼一は不意の事故で崖の下に落ちそうになってしまう。
 
もうダメだと思った瞬間、阿録が助けに来てくれて事なきを得る。
 
阿録は涼一のことを心配するが突然、涼一に覆いかぶさる様にして倒れてしまった。
 
涼一は阿録に大丈夫か!?と声を掛けるが、阿録の体はとても冷たくなっていた。
 

鬼の精気を失った阿録

涼一は、ひとまず近くの旅館に阿録を連れて移動した。
 
そこで状態が落ち着いた阿録に、どうして具合が悪くなったのかを聞いた。
 
すると阿録は、鬼の「精気」が尽きたからだと告げる。
 
鬼が地上で生きるためには精気と呼ばれるものが必要で、その精気は人間と交わることでしか補えないと言う。
 
余ノ助さがしのため暫く地上で過ごしていた阿録は精気を失ってしまい、力尽きる寸前だったようだ。
 
涼一は何でもっと早く言ってくれなかったんだと震えながら訴えるが、阿録は涼一には手を出さないと約束したからだと答える。
 
このまま消えてしまってもいいと言う阿録に、涼一はそんなこと許さないと泣き出す。
 
阿録は口づけだけでも少しは精気が補える、ということを涼一に伝える。
 
涼一はキスだけなら・・・と思い阿録と唇を重ねた。
 

急に発情した涼一

涼一とのキスによって阿録は精気を取り戻し、涼一に感謝する。
 
しかし、涼一の様子がどこかおかしい。
 
涼一は身体が火照り息も上がっていて、ぐずぐずとした表情で阿録を見つめる。
 
涼一は涙目で苦しい・・・と自ら阿録にすがる。
 
阿録はそんな涼一に煽られて、約束を破ることになって申し訳ないと思いつつも涼一と身体を繋げてしまった。
 
 
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3話のネタバレ

毎日のキス

涼一は阿録の精気を補うために1日1回だけ、キスを許すことにした。
 
阿録はそれだけでも当分は現世で生きられると言い、涼一には負担をかけるが申し訳ないと謝った。
 
そんなことよりも涼一は、キスだけでお尻が疼いてしまうことに悩んでいた。
 

もう1人の鬼・雀羅

涼一が1人で夜道を歩いていると、突然目の前に炎が出現した。
 
するとその中から阿録ではない鬼が姿を見せた。
 
その鬼は強引に涼一の手を取り「雀羅」だと名乗った。
 
雀羅は涼一のことを余ノ助と呼び、まだ阿録の相手をしているのかと尋ねた。
 
涼一は余ノ助じゃないと否定するが、雀羅はお前は余ノ助の生まれ変わりだと言う。
 
雀羅は涼一に、阿録に殺されたくなかったら今の内に離れた方が身のためだと念を押し去っていった。
 

再び発情した涼一

阿録は涼一の家に居候することになっていた。
 
家に帰ってきた涼一は阿録に出迎えられ、夕食は用意してあると言われた。
 
阿録の優しさに涼一はホッとした。
 
阿録は鬼の匂いが微かに漂うこと気づき涼一に顔を近づけるが、思い過ごしかと何も尋ねなかった。
 
すると再び涼一の様子がおかしくなった。
 
涼一は発情した状態になり、その場にずるりと座り込んでしまった。
 
涼一は阿録に顔を近づけられただけでこんなに身体が反応してしまうことに、疑問を持った。
 
涼一は自分はやっぱり余ノ助の生まれ変わりなのでは、と思い始める。
 
涼一は阿録の服をぎゅっと掴み、助けてと強請った。
 

涼一の葛藤

阿録は涼一の身体を気遣いながら優しく抱く。
 
涼一は阿録がこんなに優しくしてくれるのは、俺が「余ノ助だから」なのではと思う。
 
涼一が阿録の背に手を回すのをためらっていると、阿録はそれに気づき余ノ助もそうだったと話す。
 
涼一は余ノ助の名前を出されたことにイラっとし、俺は余ノ助じゃない!と言う。
 
阿録は、うるうると涙を浮かべながらそう言う涼一の頬をそっと撫でた。
 
そして阿録は「涼一」と呼び、涼一の身体をぎゅっと抱きしめた。
 
涼一は阿録が自分の名前を呼んでくれたことが、嬉しくてたまらなかった。
 
 
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4話のネタバレ

涼一の想い

涼一は阿録が余ノ助を想っていることに対し、寂しく感じるようになっていた。
 
涼一が家に帰る途中、阿録から今日は肉じゃがだというメッセージが届いた。
 
阿録がいつも自分のために料理を作ってくれることに、涼一はとてもほっこりとした気分になった。
 

雀羅の想い

突然、涼一の前に雀羅が現れた。
 
雀羅は涼一を小屋の中に引きずり込み、涼一を押し倒して身動きが取れないようにした。
 
雀羅は相変わらず涼一のことを余ノ助と呼ぶ。
 
涼一は余ノ助じゃないと抵抗するも、雀羅の手が涼一の身体に伸びてきた。
 
涼一はイヤだ言いつつも、なぜか身体が敏感に反応してしまう。
 
涼一は相手が阿録じゃなくてもこんなに感じてしまうなんて、やっぱり俺は淫乱な余ノ助の生まれ変わりなのではと疑う。
 
涼一は雀羅に俺のことを余ノ助と呼んで身体を求めるということは、阿録と同じで余ノ助のことが好きだったのかと尋ねる。
 
雀羅はそれが図星だったが、照れながらそんなんじゃないと言い放つ。
 
雀羅が涼一と身体を繋げようとした時、阿録が間一髪で助けにきた。
 
阿録は、雀羅と涼一のあるまじき姿を目撃してしまった。
 
阿録はひどく冷酷な目で雀羅のことを睨み、涼一に触れるなと言った。
 
そして次の瞬間、阿録は雀羅のことを吹き飛ばした。
 

阿録の嫉妬

阿録は涼一に、いつから雀羅と身体を繋げる関係だったんだと尋ねる。
 
涼一は、俺は誰とでもする淫乱じゃないと言うが阿録は信じていない。
 
涼一が雀羅に抱かれたと勘違いしている阿録は、二度とお前が他の男を誑かすことのないよう精が尽きるまで俺に抱かれろと言う。
 
そして阿録は人が変わったように、涼一のことを一心不乱に抱き続けた。
 
涼一がやめてと言っても、阿録がそれを聞くことはなかった。
 
涼一は阿録がこんなことをするのは嫉妬心からだと思ったが、それは「余ノ助」としてなのか「涼一」としてなのか分からなかった。
 
涼一は今までの優しい阿録を思い返した。
 
涼一は、あんなに穏やかだった阿録がこんな執拗に身体を奪ってくることに怖くなった。
 
しかし求められている最中、阿録に涼一と呼ばれると怖いのに嬉しいと自覚してしまう涼一だった。
 
 
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5話のネタバレ

一ヶ月後

涼一が阿録に無理やり抱かれてから一ヶ月が経った。
 
涼一が雀羅に抱かれたという誤解はとけたが、2人の関係は未だ気まずい状態が続いていた。
 
そんな中でも阿録は涼一のために料理を作っておいてくれたりと、涼一のことをとても心配している様子だった。
 
涼一も阿録が決して悪い人ではないと十分わかっているので、そろそろ仲直りしようと考えてた。
 

余ノ助の声

ふとした瞬間、涼一は頭の中から人の声が聞こえた。
 
声の主は一ヶ月も抱かれていないなんて耐えられない、早く抱かれに行こうと言ってくる。
 
涼一は、まさかその声の主とは余ノ助なのではないかと思う。
 
涼一の頭は次第にぐちゃぐちゃになり、身体は発情した状態になった。
 
涼一の足は自然と阿録の方へ向かった。
 
そして涼一は、ふわっと阿録に抱きついた。
 
阿録は涼一の様子がおかしいことに気づき、どうしたのだと尋ねる。
 
涼一は自分から阿録にキスをして、身体を触って・・・ナカにいれてと懇願する。
 
涼一の身に何が起こっているのかと不審に思う阿録だったが、積極的な涼一に流されてしまう。
 
阿録は涼一の淫らな姿が、まるで余ノ助のようだと思う。
 
涼一が俺やっぱり安心すると言った瞬間、阿録は確信した。
 
その言葉は昔、阿録と余ノ助との間で交わされた言葉だったからだ。
 
阿録は涼一に大丈夫か!と声を掛けると、涼一はハッと我に返った。
 
涼一は余ノ助が頭の中にいる時、阿録と余ノ助の幸せな思い出を垣間見た。
 
 
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6話のネタバレ

涼一の体に降臨した余ノ助

意識を失った涼一の中から、余ノ助が姿を現した。
 
余ノ助は阿録にもっと抱いてとすがるが、阿録は涼一の身体に障るからとそれを拒否する。
 
拒否された余ノ助は一瞬何も言えなかったが、阿録は涼一のことが気に入っているんだねと言い残し涼一の中からいなくなった。
 

地獄へ堕ちた涼一

ある日、涼一が阿録との仲直りについて考えていると雀羅が静かに現れた。
 
雀羅は涼一の肩を抱き俺と一緒に来いと言うが、涼一は雀羅のことを突き飛ばす。
 
すると雀羅は精気の不足でその場にふらっと倒れてしまった。
 
そこに阿録がきて、雀羅のことを心配している涼一の様子を目にする。
 
阿録は涼一に雀羅から離れるようにと言い、自分の後ろへ隠れさせた。
 
阿録は雀羅に、まだ地獄に帰っていなかったのかと言う。
 
雀羅は余ノ助を地獄に連れて帰ると言い返す。
 
それを聞いた阿録は雀羅の手をガッと掴み、禍々しい地獄への扉をその場に出現させた。
 
涼一がぽかんと立ち尽くしていると、余ノ助が再び涼一の頭の中に入り込んできた。
 
涼一の足は無意識に扉の方へと向かい、涼一はあろうことか地獄に堕ちてしまった。
 

阿録の地獄に来た涼一

涼一は余ノ助のせいで地獄に堕ちてしまった。
 
地獄の中をトボトボと歩いていると、阿録が看守長を務める輪姦地獄の入り口に辿り着いた。
 
獄卒の姿を見た涼一は、必死に走って逃げた。
 
涼一は空き部屋に隠れながら、阿録に会いたいと思い浮かべる。
 
物音を立てたことで獄卒に見つかってしまった涼一は、罪人だと勘違いされ身体を触られる。
 
そこに阿録が助けにきた。
 
阿録は涼一を自分の胸へ引き寄せ、その獄卒に俺のものに手を出すなと言った。
 

人間が地獄で存在するには

涼一は突然、ズキズキと頭が痛み出した。
 
阿録は涼一の様子を見て、すまないがここで涼一を抱くと言った。
 
涼一は何でこんな時にと言い返した。
 
阿録は涼一に人間が地獄にいることは普通あり得ないことで、ここで存在するためには体に鬼の気を取り込む必要があるのだと説明した。
 
そして涼一は快楽に溺れながら、阿録によって体内に鬼の気を注がれた。
 
涼一が果ててくたっとしていると、阿録の元に一匹の黒猫がやってきた。
 

3.5話 ~阿録の現世料理事情~ のネタバレ

人間の味覚

涼一は阿録が作ってくれる弁当をいつも職場に持って行っている。
 
涼一は家に帰ってくると、笑顔で阿録においしかったよと感謝をする。
 
実は阿録は、おいしい料理を作ることはできても人間の言う「味」という感覚が分からないのだ。
 
料理の本を見ながら作ってはいるものの、果たして本当においしくできているのかと阿録はぐるぐる頭を悩ます。
 
阿録は涼一の満面の笑みを思い返し、自分も一緒に味という感覚を分かち合いたいものだと思うのだった。
 
 
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絶倫地獄~もう一度、俺の子を身ごもれ。 1巻の感想

これはもう・・・!とにかく、えっちなシーンが盛りだくさん!濃厚な1冊でした!
 
そして、しっかりと受攻の純愛模様も描かれています。
 
勘違いや嫉妬からなかなか心まで一緒にならない2人でしたが、次第にお互いを意識し始めていく様子は見ていて微笑ましかったです。
 
またファンタジー要素(鬼は相手が男でも子を作れるetc)が様々なところに散りばめられていて、とても楽しかったです。
 
最初はちょっと「地獄」や「鬼」という言葉に怖いなという印象を持ちましたが、意外にもスッと入り込めてしまいました。
 
これは作者の、もちゃろ先生の絵がすごくキレイなことも一つの理由かと思いました。
 
物語を掻き乱す存在となった雀羅の想いも見どころでした。
 
好きな人だから強引にでも奪いたい、そんな雀羅が幸せになる姿も見てみたいと思いました。
 
最後にトトっと阿録の元へ現れた黒猫の正体は一体なんなのでしょう。
 
う~ん、続きが気になりますね!
 
2人のお互いに対する気持ちがどんな結末を迎えるのかも期待したいところです。
 
えっちなシーンが大好物な方や、受攻の純愛模様がお好みという方にオススメの作品です!
 
 
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