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めぐみとつぐみ 1巻とは?

出版社:竹書房
発売日:2018/10/17
作者 :S井ミツル

マスク姿で鉄パイプを持った目つきがヤバい男に仲間が襲われたと聞かされたαの恵。
 
問題の男・山田つぐみを呼び出すと現れたのは敵意バチバチのいかついコワモテヤンキー。
 
さっそく喧嘩だと意気込んでいたところ何故かその場にΩの発情フェロモンが漂いαの面々が困惑している中、「ヒートなのは俺だぜ」と、ドヤ顔でとんでも発言が飛び出して…!!?
 
まさかのΩ、まさかのヒート中にαの喧嘩を買ってて、しかも抑制剤を使っていない――!!?
 
こいつはいったい何なんだ……!!!!
 
 
「ヒートは気合いでなんとかする」!!?
前代未聞! 問題児Ω、参上!
★単行本カバー下画像収録★
【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】

 

めぐみとつぐみ 1巻のあらすじ

マスク姿で鉄パイプを持った目つきがヤバい男に仲間が襲われたと聞かされたαの恵。
 
問題の男・山田つぐみを呼び出すと現れたのは敬意バチバチのいかついコワモテヤンキー。
 
さっそく喧嘩だと意気込んでいたところ何故かその場にΩの発情フェロモンが漂いαの面々が困惑している中、「ヒートなのは俺だぜ」とドヤ顔でとんでも発言が飛び出して?!
 

めぐみとつぐみ 1巻のネタバレ

めぐつぐオメガバース解説 のネタバレ

オメガバースとは

男・女の他にα・β・Ωに性別が分かれる。
 
つぐみはΩ。
 
Ωは妊娠が可能な体。定期的に発情(ヒート)、フェロモンを出す。
 
めぐみはα。
 
αはフェロモンに反応してムラムラする。
 
その他のβはフェロモンを出さない。影響されない。
 

1話 のネタバレ

Ωとα

ある日、発情(ヒート)の女子中学生(Ω)が男子高校生(α)に襲われそうになっていた。
 
すると、後ろからマスク姿で鉄パイプを持った目つきがヤバい男が現れた。
 
次の日、恵の友達は昨日あったことを恵に話す。
 
マスクに鉄パイプで学ランに赤シャツ、後ろからいきなりやられたと話した恵の友達。
 
恵はそれで全治一ヶ月、2対1で情けないと言った。
 
恵の親友、スバルはそいつは多分ヨシキリ高校の山田つぐみだと言った。
 
つぐみは誰ともつるまない一匹狼でいつもマスクに鉄パイプ、目つきが悪い狂犬だと言われている。
 
そいつがどうして意味もなく九重学園(恵の通っている学校)の生徒に手を出したのかと聞くと、恵の友達は肩をビクッと震わせた。
 
九重は優秀なαのみを集めた国内有数の進学校だと恵は言うがスバルはどこがだ、理事長の息子がこれだぞと言い恵を指さす。
 
スバルはαが気に入らないβかΩだと言うと恵の友達は絶対ない、Ωはヤる対象で喧嘩どころじゃないし顔が可愛かったら輪姦すと言った。
 
それを聞いた恵はΩをそういう対象として見ることはやめろと怒る。
 
Ωを馬鹿にすることは恵の地雷だった。恵の友達は女の子を襲おうとしたことを隠すことにした。
 
恵は暇つぶしに山田つぐみを潰しに行こうと提案する。
 
αとΩは番になれる。一番人口が多いのはβ。
 
昔は発情(ヒート)のせいで日常生活に支障をきたしたり、αが理性を失ってΩを襲うことも多々あった。
 
現代は発情(ヒート)をおさえる薬やフェロモン耐性の薬などがあり、αやΩも本能に左右されずに生きていくことは可能。
 
それでもΩのことを下に見ている人がいる、親父みたいにと思う恵。
 
一方つぐみは、友達に放課後廃倉庫のところまで来いと言われたとつぐみに伝えた。
 
恵とスバルと恵の友達2人でつぐみが来るのを待っていた。
 
するとつぐみは1人でやってきて、やるならさっさとやろうと言った。
 
何で呼び出されたかわかるかとつぐみに聞く。つぐみはわからないから殺すと一言。しかしフェロモンの匂いが。
 
気のせいかと思った恵だったが、更にフェロモンの匂いがきつくなっていく。
 
どこかにヒート中のΩが隠れてるとスバルが言うと、ヒートなのは自分だととんでも発言をしためぐみだった。
 

出会い

Ωなのはともかくヒート中だったつぐみ。恵はΩでヒート中なのにαだらけの九重学園に喧嘩買ったのかと聞いた。
 
つぐみはαばかりで潰し甲斐があると言う。恵はヒート中なのに自分からαの群れに突っ込んでくのかと困惑。
 
フェロモンの匂いはかなりきつく、耐性がある恵でも辛かった。
 
抑制剤を使ってこれなのかと聞くと、つぐみは一切使わず気合いで何とかしてるとの発言。
 
するとつぐみは後ろの奴らどこかで見たことあると言う。
 
つぐみがヒート中のΩの女子中学生を犯そうとしていたと言うと恵が怒る。
 
抑えようとすれば抑えられる、猿みたいな真似をするなと。
 
しかし目の前には抑制剤もうっていないΩがいるため、恵もかなりギリギリだった。
 
するとつぐみは話は済んだかと言い、恵に向かって鉄パイプを振り下ろす。
 
恵は避けてつぐみを抱えて走り出した。仲間から引き離すために。
 
遠いところまで走っていきどうして抑制剤を使わないのかと聞くと、つぐみは自分で何とかなると言うだけ。
 
αも薬で本能を抑えていると恵が言う。
 
自分の目の前で自分の仲間がΩを犯すところは見たくない。自己防衛しろと注意する。
 
それにΩ側のヒートはダメージがすごい。薬なしじゃ生活に支障がでるはずなのにどうして平気な顔して立っているのかと疑問に思った恵。
 
恵は新品の抑制剤をつぐみに渡した。α用なのでΩのには少し効果が弱いらしい。
 
今すぐ帰って治るまで家から出ない、受診しろとつぐみに言うが病院なんか行かないと言い聞かない。
 
呼び出したのは自分たちだが元々喧嘩売ったのはつぐみの方、決着はつけるがヒート中のΩは相手にできなくて自分が不利だと言った。
 
対等な状態でやりあいたいと言うとつぐみは素直にわかったと言って帰っていった。
 
家に帰ると父(Ω)・黒鵐(くろじ)と父(α)の春告(はるつぐ)がヒート中にも関わらず夜遅くまで遊んでいることを叱った。
 
妹(β)のすずめは、はおかえりといいつぐみが頭を撫でると嬉しそうにしていた。
 
薬が嫌なら学校を休む、危険なのがわからないかと言われるがつぐみは寝ると言って自分の部屋に。
 
さっき恵に貰った抑制剤の入っているポーチを握りしめ、αのだと思ったつぐみは息が荒くなっていく。
 
αのモノが欲しい、いれてほしくない。種付けされたい、されたくないなど気持ちがどんどんおかしくなっていった。
 
指を自分の中にいれるが恵の顔を思い出したまま達してしまった。
 
全部αのせいだと思いポーチをぎゅっと握りしめるつぐみだった。
 
 
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2話 のネタバレ

ヒート中

ヒート中でも学校に行っていたつぐみだったが、ここ数日は部屋でずっと休んでいた。
 
お父さん達はつぐみにご飯をあげようと部屋に入ろうとするが入るのを辞めた。
 
つぐみはヒートがひどい時筋トレをしてごまかしたり我慢できないときは後ろを触ることもあったが、何日も部屋にこもってするのは初めてだという。
 
αがくれた抑制剤を持って帰るからこうなったと思っているつぐみ。
 
中学3年生の時初めて発情期になりαに襲われそうになったが何とか逃げ出すことができたつぐみ。
 
その時からαはΩをそういう目でしか見ていないから潰すという考えになった。
 
だけど恵は自己防衛しろ、受診しろと言うばかりで今まで会った人とは違うと思っていた。
 
変なαだと思いながら恵からもらった抑制剤を握りしめる。だんだん苛立ってきたつぐみは恵を殺そうという考えになってしまっていた。
 

喧嘩

後日、恵はスバルに山田つぐみとヤってないのかと聞かれる。
 
恵は抑制剤のことを説明しただけと話す。
 
あんな奴とは絶対にヤらないと恵が話すと、スバルはほっとしてしまった。
 
気合でヒートが何とかなるΩなんて聞いたことがない、親は何してるんだと思う恵。
 
Ωであることを隠す人もいて自ら外に出てフェロモンをまき散らすようなことはしないという。
 
決着の話をしていたが正直つぐみとはもう2度と関わりたくないと思う恵だった。
 
なのに学校終わり、つぐみが門の前にいた。
 
昨日ヒートが終わったと言い早くやろうぜ、クソαをぶっ飛ばしたくて仕方がないと恵を連れ出す。
 
恵はめんどくさいと思いながらも2度と関わりたくなくなるようにギタギタにしてやると決めたのだった。
 
タイマン張るのに素手じゃないのかと煽るとつぐみは鉄パイプを放り投げた。
 
つぐみはやりあう前に返すと言い、恵があげた抑制剤を返した。
 
新品で返し、自分にはそんなものいらない気合で何とかなると言ったつぐみ。
 
すると抑制剤を入れていたポーチからつぐみの匂いが。
 
使わなかったのにフェロモンが移るまで近くに置いていたのか、オカズにでもしてたのかと聞くとつぐみは何も言わず黙ってしまった。
 
つぐみは鉄パイプを持ち、恵に向かって思い切り振り下ろした。
 
αは全員殺すがお前は特に殺すと言い、鉄パイプを何度も振り回すつぐみ。
 
鉄パイプを掴んだ恵は足を滑らせてしまい、つぐみとマスク越しにキスをしてしまった。
 
何するんだクソαとつぐみが言うと恵は自分の名前を言い、クソαってなんだと聞く。
 
つぐみは女の子を犯そうとしたお前の仲間もお前もΩを見下すクソだと言うと、恵はムッとなり自分はΩを見下したことなんてないと胸倉を掴みながら言った。
 
恵は人を性別であれこれ言うこと、自分の本能をコントロールできないことが大嫌いだと言うとつぐみは恵に頭突きした。
 
変なことをばっかり言うからイライラする、ヒート中も恵のことが頭から離れないと言うつぐみに恵は赤面した。
 
家に帰りソファーにダイブすると、つぐみとキスをしてしまったことを思い出す。
 
返してもらったポーチの匂いを嗅ぐとつぐみの匂い。これをオカズにしていたのかと思いムラムラしてきてしまった恵。
 
つぐみ自身から性的な感じが一切しないため、つぐみがどんな顔でするのか見てみたいと思った。
 
つぐみのことを考えながら1人でして達してしまった恵だった。
 
一方つぐみも何だかムカムカすると部屋にこもりながら呟いていた。
 

3話 のネタバレ

自己嫌悪

つぐみとキスしてしまい、フェロモンの残り香をオカズにした恵はΩなら誰でもいいのかと思ってしまっていた。
 
次の朝、つぐみが門の前に立っていた。
 
顔貸せと言われるがつぐみの顔を見るとつぐみのエロい顔を想像してしまう恵。
 
恵は忙しいと言って逃げていったが、自己嫌悪で死にそうになっていた。
 
スバルはまた山田つぐみとやったのかと聞くと恵はやってないと言った。しかしスバルが言ったのはタイマン張ったのかという意味だった。
 
結局決着はついていないと言うと同級生の女の子から差し入れが。
 
恵はαβΩ関係なく女が好きだ。エロいしヤリたいと思うのも女だしヤリたいというのが男(つぐみ)のはずがないと思うのだった。
 
もう考えたくもないのにつぐみは次の日も門の前に立っていた。
 
帰れと言うとつぐみは負けを認めさせるまで毎日来る、αは絶対殺すと言った。
 
すると恵は負けでいいと言う。つぐみは恵の胸倉を掴み何で自分と目を合わさないのか聞いた。
 
顔が近かったため、恵は急いで手を振り払った。
 
ヒート中もお前のことが頭に残る、だから殺すと言うつぐみ。
 
するとつぐみがワニ高の生徒に絡まれた。
 
恵は自分が巻き込まれるのがこっそり逃げようとしたが、つぐみがこいつに用があると恵を指さした。
 
ワニ高校の生徒は恵を見ると自分の友達が世話になったと言い、2人ともブチのめしてやると言う。
 
恵はつぐみを連れて体育倉庫の中に隠れた。
 

2人きり

何で隠れるんだというつぐみ。
 
恵の学校の先生が来てめんどくさいことに巻き込まれたくないからだそう。
 
いつまでこうしてるのかとつぐみが聞くと恵は裏から出るぞと言い、開けようとするが誰かが入って来てしまう。
 
幸い見つからずに済んだが、鍵をかけられてしまい出られなくなってしまった。
 
朝までこのままなのは耐え切れず、恵は友達に連絡することに。
 
するとフェロモンの匂いが。
 
ヒートが終わった後何日か空けてきたり4ヶ月以上来なかったりなど、つぐみのヒートは不規則だった。
 
体育倉庫の中で発情期のΩと2人きり。どういう拷問だと思っているとつぐみは気合で何とかなると言った。
 
 
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4話 のネタバレ

我慢

ヒート中のつぐみと体育倉庫に閉じ込められて30分が経った。
 
恵は薬を飲むが全然収まらずもしもの為にコンドームとアフターピルを用意していた。
 
恵はいい加減抑制剤を打てとつぐみに言うが、襲ってきてもいいと言ったつぐみ。しかし襲ってきたら腕を折るとのこと。
 
恵はつぐみのことを犯したいと思ってしまっている。しかし流されたくないとも思う恵。
 
相手は男で抱くはずもないエロいとも思わない。そう思っているのにどんな声で喘ぐのかどんな顔するのかと考えてしまう。
 
するとつぐみのお腹が大きく鳴り、恵は食べ物をあげた。
 
恵はどうして抑制剤が嫌なのかと聞くと、気合で何とかなるとつぐみが言った。
 
恵はαの持ち物にすら興奮したってことは気合で何とかなっていないと考える。
 
無理やりにでも打とうとし、つぐみのそばに行くとつぐみは震えていて顔が真っ赤だった。
 
恵は我慢ができなくなり、つぐみにキスをしようとする。
 
するとつぐみは恵に腹パン。お礼を言った恵は自分が打つから腕を出せと言う。
 
つぐみが気合でどうにかなっても自分が耐えられないと思い無理矢理打とうとするが、手が動かなかった。
 
つぐみはやりたきゃやれ、本能を言い訳にしてやりたいだけだと言う。
 
恵は自分は違う。お互いが正常じゃない状況でしていいものじゃない。お互い気持ちがないとダメだと恵は言った。
 
Ωのフェロモンに反応するのは大切な誰かと結ばれるためのものだと言う恵。
 
つぐみは自分がΩなのが嫌だった。Ωはαに孕ませられる為にいる。自分は自分だと言い聞かせた。
 
昔お父さんの春告に恵と同じことを言われたと思い出したつぐみ。
 
恵は腕出せと言うがつぐみは赤面しながら、自分もそう思うと言った。
 
急に匂いが濃くなり恵は抑えきれずさっきみたいに止めてくれと思ったが、つぐみは止めなかった。
 
我に返ったつぐみは腹パンしようとするが力が出ずそのまますることになった。
 
恵の頭の中は犯したいと思うばかり。
 
そのまま入れてしまいつぐみは想像よりも低い声で喘いでいた。
 
中に出してしまった恵はまだ足りない何も考えられない、つぐみを自分のものにしたいと思っていた。
 

5話 のネタバレ

責任

閉じ込められて3時間。たくさんしてしまった恵は後悔した。
 
つぐみのうなじを見ると噛んでおらず少し安心した。
 
αがΩのうなじを噛むことにより「番」という関係がある。
 
番ったΩは発情期が起こらずαは他のΩのフェロモンに惑わされない。互いを生涯のパートナーとする特別な契りだ。
 
水をよこせと言ったつぐみ。恵はさっき行ったことを謝った。
 
謝るなと言い立ち上がるがつぐみの下からどろっとしたものが流れてきた。
 
恵はアフターピルを無理矢理つぐみに飲ませた。
 
恵は全部自分の責任だと感じてしまっていた。
 
つぐみは思い切り倉庫の扉を開け帰ると言うが恵はせめて家まで送ると言った。その後自分の携帯番号も教えた。
 
次の日、恵の友達が体育倉庫の中でヤリまくった奴がいたと聞いたと言った。
 
スバルは恵をじっと見てから昨日連絡来てたのに気付かなかったと言った。
 
恵は昨日のことを思い出してしまった。つぐみは昨日以来姿を表さなくなった。
 

つぐみの家

1週間後、つぐみが門の前に立っていた。
 
ついてこいと言われ、向かった先はつぐみの家だった。
 
父の春告は怖い顔で恵に名前や学校などを聞いた。
 
恵はつぐみが何て説明したのか気になるところだったが、何も言わずに連れて来たことにびっくりしていた。
 
すると春告はつぐみとのことは真剣に考えているのか、ぬるい気持ちで手を出してないかと聞く。
 
恵はどういうことになっているのかわからず困惑する。
 
父の黒鵐はこの間つぐみが乱れた髪でキスマークがたくさんついていたので何があったのかつぐみに聞いた。
 
つぐみは傷ついてない、合意でしたと言った。
 
つぐみが抑制剤を嫌がる理由が薬で軽い副作用を起こしてしまい、それ以来どれだけ説得しても拒否したという。
 
ヒート中は家で大人しくと言っているのに2階から脱走するつぐみだった。
 
こんな危なっかしい奴を好いてくれる奴がいるのが嬉しい、これからも仲良くしてやってくれと嬉しそうに言う黒鵐。
 
恵は何も言わず無言でご飯を食べた。
 
すると妹のすずめが宿題でわからないところを教えてほしいと言った。
 
すずめはドリルを取ってくると言い、ふとつぐみの両親を見た。
 
恵はお前の両親って感じがすると笑って言った。
 
自分の親はαの父とαの母。どっちも仕事でいないと恵は言う。
 
恵はもう1人のお袋も、と言うとすずめがやってきて話が途切れてしまった。
 
つぐみと帰ることになりつぐみは恵にもう1人のお袋ってと聞いた。
 
恵はα同士の両親だが産みの親はΩの女だと言った。
 
父の教師時代の同僚でずっと父のことが好きだった。薬は飲んでいたがヒートが安定していない時に父と行為をしてしまった。
 
恵は自分も父と同じクソαだと言う。
 
するとつぐみはヒートに負けてしたんじゃない、と言った。
 
自分のことは自分で決めるしお前もお前だ。少なくともお前はクソ間じゃないと言ったつぐみ。
 
恵はそんなつぐみにキスをする。
 
つぐみは殴ってしまいヒートでもないのにどうしてやったのかと聞き走って帰っていった。
 
恵はフェロモンも本能も関係なく、さっきのは間違いなく自分の意思なんだと気づいた。
 
 
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6話 のネタバレ

自分の意志

恵はどうしてあの時つぐみにキスしてしまったのか考えていた。
 
認めたくはないけどつぐみのことが…。そう思っているとスバルにつぐみに惚れたのかと聞かれる。
 
セックスもしただろと言うスバル。目が泳いでしまい一瞬でバレてしまった。
 
前までうんざりした顔してたのに最近気が抜けた顔でそういう顔をしていると言った。
 
つぐみは抑制剤も打たずにフェロモンをまき散らしてたぶらかそうとしている、恵以外ともヤッているとスバルが言うと恵はそんな奴じゃないと言い胸倉を掴む。
 
一方つぐみは何でキスしたんだろうと考えていた。自分でも何でも恵のことが嫌じゃないのかわからなかった。
 
恵のことを考えていると急にヒートがきた。そこにフェロモンを嗅ぎ付けた知らない男の人が。
 
力も出ずぼーっとしていると恵が来て助けてくれた。
 
恵はつぐみを連れて帰り自分は抑制剤を打つ。
 
つぐみは今までこんなことなかったのにお前のせいでおかしくなったと言う。
 
恵は嫌だったんだろと言い謝るがつぐみはそうじゃなかった。
 
お前とヤッたことを思い出していつもみたいにαの奴らをぶちのめすことができなかったという。
 
あいつらは嫌だけど自分のことは嫌じゃないのかと聞くとつぐみは怒りながらそうだと言った。
 
恵はつぐみにキスをし収まったら連絡入れろと言う。
 
しかしつぐみは恵にお前がほしいと言いそのまま行為をすることになった。
 
恵はヒートになった時は自分を呼べばいいとつぐみに言った。
 
つぐみが抑制剤飲まなくてヒートに悩まない方法、番という関係になることだったがまだ言わないことにした恵だった。
 

描き下ろし のネタバレ

山田家へようこそ

ある日、つぐみは恵を家に呼び出す。
 
家にはバースデーケーキがあり、つぐみの妹すずめの誕生日会に参加した恵。
 
つぐみの家に泊まることになり、部屋に2人きり。
 
 
つぐみの可愛い行動に恵は耐えられなくなって…。
 

めぐみとつぐみ 1巻の感想

オメガバースの設定をあまり知らなかったことから、オメガバースの設定がある作品はあまり読みませんでした。
 
ですがこちらの作品は設定がとてもわかりやすく、読みやすくてとても面白かったです。
 
ギャグもありドキドキもありのとても濃い内容があり楽しんで読むことができました。
 
最終的に恵がつぐみのことを好きになっていたと自覚して良かったです。
 
つぐみの方はまだ自覚していないっぽいので次巻で結ばれるのかなと思っています。
 
ヤンキー受けが大好きな人には是非とも読んでいただきたい作品です。
 
次巻もとても楽しみです。
 
 
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