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青に、ふれる。 12話とは?

出版社:双葉社
作者 :鈴木望

生まれつき顔に太田母斑(おおたぼはん)と呼ばれる青いアザを持つ女子高生・青山瑠璃子。アザのことを気にしすぎないよう、周りにも気を使われないよう生きてきた。新たな担任教師の神田と出会った瑠璃子はある日、神田の手帳を目にしてしまう。クラスメイトの特徴がびっしりと書き込まれているのに、自分だけ空欄なことに気づいた瑠璃子は神田を問い詰めに行く。しかし、神田は“相貌失認(そうぼうしつにん)”という人の顔を判別できない症状を患っており――。

 
⇒前回の11話のネタバレはコチラ♪
 

青に、ふれる。 12話のネタバレ

突然の告白!?

学園祭の最中…。
 
瑠璃子のクラスメイト達が見守る中、大橋は瑠璃子に「付き合ってほしい」と告白をします。
 
クラスメイト達は「ガチのやつだ」と2人の様子を見守り、女子生徒から瑠璃子は「返事は?
」と急かされています。
 
急の告白に戸惑う瑠璃子に大橋は自分のせいで瑠璃子が昔、不登校になってしまったりと言った過去もあるので「すぐに返事が欲しいわけじゃない」と。
 
戸惑いながらも笑顔を向ける瑠璃子に大橋は急に告白した自分にも瑠璃子は気を遣って笑顔を向けてくれて、それが自然にできて…それを見ていたら急に告白をしたくなったのだと話します。
 
さらに、瑠璃子が考えていること感じていることを自分にも教えてほしい、瑠璃子のことをもっと知りたいと大橋は言葉をつなげます。
 
そんな大橋の気持ちを受けて、瑠璃子は素直に「ありがとう」とお礼を言います。
 
瑠璃子の「ありがとう」に周りにいたクラスメイトが「OK」の意味か?と問いかけますが、瑠璃子はそういう意味じゃない…と話し、困ったように俯いてしまいます。
 
大橋は自分の気持ちを一方的に言っただけだから「戸惑わせてごめん」と瑠璃子に伝えながらも、でも言うのはいきなりでも前から考えていたことだから…と言い残して帰っていきました。
 

瑠璃子の気持ちは…?

学園祭も終わり普段通りの学校生活に戻った瑠璃子たち。
 
学園祭効果なのか学校内で付き合い始めたらしいカップルが増えています。
 
しかし、大橋の気持ちを聞いた瑠璃子の頭の中は大橋に言われたことでいっぱいです。
 
それに神田のことも気になる瑠璃子は神田の顔を見ると、つい意識してしまって普段通りに過ごすことで精一杯。
 
神田のことに大橋の事…考えることが多すぎる!と瑠璃子の頭の中は少しオーバーヒート気味です。
 
そんな瑠璃子の様子を気にしていた様子の七実が声を掛けます。
 
本当は瑠璃子の方から話してくれるのを待っていた七実でしたが、待っていられなくなった様子。
 
…学校帰りに寄り道をして話をする瑠璃子と七実。
 
瑠璃子は大橋に告白をされたことを話していました。
 
七実は大橋の行動から瑠璃子への気持ちに気が付いていたと言います。
 
瑠璃子は「気持ちがついて行かない…」と複雑な表情です。
 
色々なことはあったけど瑠璃子が以前は大橋のことが好きでした。
 
それを七実は知っているので、大橋から告白されて「嬉しくないの?」と瑠璃子に問いかけます。
 
これに瑠璃子は「嬉しいには嬉しかった…」と答えるのでした。
 
大橋のせいで瑠璃子は傷ついて不登校になった過去があるため、七実としては瑠璃子が大橋と付き合うことは応援したくないけど…と前置きをしつつ「で、どうなの?」と大橋と付き合うことについての瑠璃子の気持ちを確かめます。
 
瑠璃子は付き合うと言うことには前向きではない様子。
 
もう1つ、七実は気になっていることがあったので話題をそっちに移します。
 
七実が気になっていたは学園祭での神田と瑠璃子のことでした。
 
神田はマジックショーをする予定だったが白河の言葉で過去のトラウマを思い出し明らかに様子がおかしかったと…でも、もちろん理由を知っている瑠璃子も七実にしたら様子がおかしかったわけで…。
 
でも神田も瑠璃子も更には白河も「なんでもない」って顔をしていたと、七実は言います。
 
白河も…と聞いた瑠璃子は白河も神田の「相貌失認」のことを知っているのだろうか?と言いかけて言葉をとめます。
 
七実は瑠璃子がマジックショーをほっぽって神田のことを探しに行ったこともあって何かがあったんだろうなとは感じていたのです。
 
だから気になって今、こうして瑠璃子と話をしているのです。
 
瑠璃子はあの時は神田のことが心配で…と言いながら、地学準備室で神田のことを抱きしめて自分の気持ちをぶつけたことを思い出し恥ずかしくなって顔を覆って俯いてしまいました。
 
そんな瑠璃子の様子を見て七実は瑠璃子に神田のことが好きなの?と問いかけます。
 
それに瑠璃子は答えませんでしたが、その表情から七実の問いかけに否定の気持ちはない様子。
 
そんな瑠璃子を見て七実は瑠璃子のことを可愛いと思ったと照れながらも瑠璃子に伝えるのでした。
 
七実と別れ、1人になった瑠璃子は自分の気持ちに確信を持ちます。
 
神田先生のことが好き…と瑠璃子ははっきりと思うのでした。
 
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青に、ふれる。 12話の感想

ついに大橋から告白された瑠璃子です。
 
あんな大勢のクラスメイトがいる中で告白とは大橋も思い切ったことをしますね~。
 
瑠璃子自身は中学生時代に大橋に恋心を抱いていたから嫌ではないはず。
 
でも当時、大橋は自分も瑠璃子のことが好きだったのにクラスメイトからからかわれたて照れ隠しで瑠璃子のことを貶していたのに…今更だな~とは思ってしまいますが…。
 
というか、瑠璃子は自分が不登校になった原因が大橋でも嫌な感情は持っていないのが素敵なところだなって思います。
 
嫌いではないわけですからね。
 
七実は大橋のことは、どうしても好きになれない様子だけど瑠璃子が大橋と付き合うってなっても否定はしないだろうな~って思いますね。
 
瑠璃子の気持ちに寄り添ってくれる七実…いい子だな~。
 
瑠璃子にもそれはちゃんとわかっているはずだから2人は、ずっと親友でいられるでしょうね。
 
で!ついに!瑠璃子は神田への恋心を自覚します。
 
まぁ、これまでの流れを見ていたら明らかでしたけど。
 
それを自覚したときの瑠璃子の表情は個人的に、とてもいい!と思いましたよ。
 
七実の言葉じゃないですけど、瑠璃子は可愛いです。
 
神田への気持ちを確信したわけだし、瑠璃子にとって大橋のことが好きだったのは過去の事…大橋の告白は受けない方向で進んで行くのかな…?と予想します。
 
神田もなんとなく瑠璃子への気持ちを自覚し始めているので、今後どんな展開が待っているのか…楽しみです。
 
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