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Contents
女王の花 12巻とは?
出版社:小学館
発売日:2015/8/26
作者 :和泉かねよし
“私がもう口に出せなくなっても 愛してるっておぼえてて――…”
背後に迫り来る、宿敵・土妃の脅威――。
新曾国王・旦と共に迎撃態勢を整える亜姫だったが、衝撃的な事実が彼女を襲う――。
避けられない戦いを前に、亜姫と薄星の関係はこのままでいられるのか…!?
女王の花 12巻のネタバレ
三十三話のネタバレ
土妃の侵攻
あれからも土妃は戦の侵攻の手を緩めず、曾国の混乱につけこみ村々を奪っていた。
宣戦布告の手続きも踏まずに攻め込む土妃の手法は、まさに非道。
新曾王とその側近となった光は、この土妃をどう対処するか話し合っていた。
あまり強引に攻めすぎると土妃の出身国である土国も黙っていない。
そうなると曾国1つでは迎え撃つことはできない。
2人は、曾国内政が落ち着くまでは様子見にすることを決めた。
花祭り
一方その頃亜姫と薄星が城内を歩いていた時、目の前の木から突然見知らぬ女が降ってきた。
驚く薄星と亜姫。
そしてその女もまた、なぜか驚いていた。
女の話を聞くと、女は王妃の座を狙っていて偶然を装って木から降ってくるという展開を演出していたというのだ。
そして王が通りかかったと勘違いして2人の目の間に降ってきてしまったと言う。
その方法は辞めた方がいいとアドバイスする2人。
もうすぐ花祭りもあるからいい案だと思ったのに…とふてくされる女。
花祭りという言葉を聞いて、亜姫はそれは何かと尋ねた。
すると女は、花が咲いて実がなることにちなんで若い男女が集まって踊り、結婚の申し込みをしたりする祭りだと説明する。
それを聞いた亜姫は、自分たちも行ってみようかと薄星を誘った。
ところが薄星は、何のために?と亜姫の誘いを一蹴する。
それを聞いた亜姫は少しだけショックを受けた。
自分と薄星はお互いがそういう相手だと思っていた亜姫。
舞い上がっていたのは自分だけなのかと落ち込む亜姫なのだった。
潮時
それからしばらくして、薄星は青逸に呼び出された。
何の話なのか大体察しはついた薄星は、自分から青逸にその件を話し始める。
それは、自分が亜姫の元から去らなければならないのでしょう?ということだった。
亜王となる亜姫に愛人がいて、しかもそれが奴隷だなんてあってはならないこと。
誰よりも自覚している薄星は、改めて青逸にそれを指示されることによってここが潮時なのだと思わざるをえなかった。
本心
一方その頃、亜姫は再び木から降ってきたあの女と遭遇していた。
今日はあの金髪のお付きはいないのかと尋ねられ、最近は自分には付き合ってくれないと肩を落とす亜姫。
それを聞いた女は、かけおちでもしちゃえば?と言い放つ。
驚く亜姫に、あんたがどこかのお嬢様なのも奴隷に恋しているのも見ればわかると言う女。
そして花祭りの会場を教え、ここに2人で行って「周りがどう思おうと、私はあなたの妻になりたい」と言ってみたらどうかとアドバイスをした。
それを聞いた亜姫はようやく自分の本当の気持ちに気付き、頬を赤らめる。
そして、もう一度だけ頑張ってみようと心に決めるのだった。
誓い
花祭りのことを改めて薄星に話した亜姫。
しかし、薄星は何でそんなもの行きたいのかさっぱり分からないと一蹴する。
けれど亜姫も負けじと食い下がり、そこで薄星に言いたいことがあるのだと告げた。
すると薄星は馬鹿じゃねぇのと呟き、自分の立場を考えろと言い放った。
あんたはただの女の子になんかなれない、なっちゃいけないんだと声を荒らげる。
それを聞いた亜姫は涙をこぼし、突然飛び出して行ってしまった。
思わず亜姫の後を追いかける薄星。
亜姫が逃げた先は花祭りの会場の近くで、ようやく亜姫の手を捕えた薄星は何でこんなところに来たかったんだと亜姫に問いかける。
自分たちがあの輪に入れっこない、あんな風に普通の夫婦の約束が出来るわけでもないのに…と言う薄星。
それを聞いた亜姫は、何で約束してはいけないのかと薄星に尋ねた。
ずっと先の将来でいいから、私を薄星の妻にしてほしい。
そう告げる亜姫。
自分はこれから王になる。
今まで支えてくれた者や犠牲になった者たちの想いを背負って亜国に戻る前に、ただの女の子として薄星にこの思いを伝えたかったのだと言って涙を流す亜姫。
自分がもう口に出せなくなっても、あなたを愛しているということを覚えていてと亜姫は薄星に告げた。
その涙を見た薄星は、思わず亜姫を抱き締めた。
──ずっと覚えている。
何十年後になってもいいから自分はきっと姫様を妻にする。
薄星はそう誓い、亜姫の唇に口づけを落とすのだった。
友達
曾国で亜姫を亜国に戻すための会議が開かれることになり、亜姫は曾王に連れられて宮殿に向かった。
その行列を見ていた庶民たちの中に、木から降ってきたあの女の姿もあった。
女は王の傍らにいる亜姫の姿を見て驚く。
どこかのお嬢様だと思っていたあの子は、お嬢様どころかお姫様だったのだ。
信じられず狼狽える女に気付いた亜姫は、口だけを動かして「ありがとう」と告げた。
そんな亜姫の背中を見て、女はただ頑張ってと祈ることしか出来なかった。
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三十四話のネタバレ
それぞれの苦悩
亜王として立ち上がることを決めた亜姫。
日々あらゆる知識を詰め込んではいるが、覚えることが多すぎて時間が足りない。
それでも亜姫は前に進むしかなかった。
そんな亜姫を支えると宣言した曾王。
何としても亜姫を勝たせるために、亜王にさせるために、曾王も全力で協力していた。
ところが土妃も攻めの手を緩めない。
自分の息子を王にするため、日々殺戮と侵攻を繰り返していた。
ところが亜国の王子はそんな母を見て、自分は王になどなりたくないと呟くようになっていた。
宮女
しばらく姿を見せていなかったジャハルが亜姫の元を訪ねてきた。
どうしても戦の前に亜姫に会いたいと言う者を連れてきたという。
それはとある女だった。
亜姫はその女を見て、ピンときた。
あなたは前に亜宮で働いていなかったかと尋ねる亜姫。
自分が小さい頃に厨房で食べ物を盗むとき、見逃してくれていた女に似ていることに気付いたのだ。
その言葉に頷く女。
なつかしさに喜ぶ亜姫だったが、この女は病で口がきけないとジャハルは伝えた。
身ぶりでよければ土妃の情報を教えたいと言っているとジャハルが通訳する。
それを聞いた亜姫は、盤を持ち出して女から今の亜国の情勢を聞いた。
喋れないせいで上手に伝えられなくて申し訳ない、と女は身ぶりで伝える。
すると亜姫は、説明そのものは簡潔で要所を抑えたものだった。
自分の先生だったらあなたのこの報告に、上出来だと評価するだろうと言って称えた。
それを聞いた女の脳裏に青徹がよぎった。
──亜姫様を通して青徹が称えてくれた。
──自分はようやく役目を果たすことが出来た。
──青徹様の最期の頼みを、自分はようやく叶えることが出来た。
女は嬉しさのあまり涙を流し、大声で泣き叫び続けた。
あなたの主は
話を終えて宮女と別れた亜姫は、なぜあの宮女が何の得にもならないのに自分によくしてくれたのか疑問に思っていた。
そして、宮女の両手に傷があったことにも亜姫は気付いていた。
筋をわざと傷つけられたようなあの傷を負っているのに、あの不自由な体でどうして亜国を出て曾国にいるのか。
どう考えても変だと思う亜姫。
そして、あの宮女が本当は何者なのかを教えてほしいと薄星に詰め寄った。
戦の前に姫様の心を乱してはいけないと思い、薄星は戸惑う。
何も言えずにいる薄星を前に、教えてくれないなら戻って自分で聞くと言う亜姫。
そして亜姫が宮女の元に戻ると、そこには衝撃的な状況が待っていた。
何と、宮女が服毒自殺をしていたのだ。
宮女の亡骸の傍らにいたのはジャハル。
ジャハルは、主との約束を果たし、亜姫の立派な姿を見届けることが出来た自分は役目を終えたと言う遺言を亜姫に伝えた。
それを聞いた亜姫はピンと来た。
宮女は普通、王のことを「主」とは呼ばない。
今ならともかく、亜宮にいた子どもの頃から私の力になるようあなたに命じてくれた人なんて1人しかいない。
あなたの主は青徹なのでしょう?と亜姫は亡骸に向かって尋ねた。
もう答えなど返ってこないと知りながら。
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三十五話のネタバレ
去る者
宮女の亡骸に問い続ける亜姫。
そしてこの宮女が自死したことで、同時にとある事も悟った。
主が存命であれば、手下であるこの宮女が自死を選ぶはずもない。
それであれば、この宮女の言う「主」はすでに亡くなっている。
この宮女の主が青徹で間違いないのならば、青徹は既にこの世を去っているに違いない。
そう思った亜姫は薄星にそうなのかと尋ねた。
違うなら違うと言ってと叫ぶ亜姫。
ところが薄星は何も言うことが出来なかった。
その沈黙こそが薄星の答え。
それに気付いた亜姫は、取り乱して泣いた。
──青徹はもうこの世のどこにもいない。
──自分が王となるためとはいえ、自分は青徹を見殺しにしてしまった。
──青徹が殺されることくらい分かっていたはずなのに。
亜姫は自分を責めた。
全ては自分のせいなのだと自分を責め、息さえも出来なくなった。
するとその手を薄星が掴み、俺がいると笑いかける。
その笑顔を見て、亜姫は決心した。
そして薄星に向かって「誰に向かって口を聞いているのか」と告げた。
この先の戦にお前は不要と口にした亜姫は、薄星に去れと言って背中を向けた。
これ以上自分の大切なものを奪われたくない。
その一心で、自分から薄星を遠ざけた。
そして、土妃への復讐を固く心に誓うのだった。
黄王の死
曾王の元に、とある報せが届く。
それは黄王の死の報せだった。
そしてそれは曾王から亜姫にも伝えられた。
亜姫は泣いて取り乱すかと思った曾王だったが、亜姫は意外にも気丈だった。
黄国が完全に機能不全に陥っているということは、曾国には援軍は出ないと言うこと。
それを土国や土妃が知れば、総攻撃を受けるはず。
亜姫と曾王はそれを確信した。
これからは国を賭けた大戦になる。
改めて覚悟を決める2人だった。
開戦
一方その頃、薄星は青逸の元を訪れていた。
亜姫から捨てられたので自分を拾ってくれと言う薄星。
ところが青徹は、これを機会に亜姫からは完全に離れた方がいいのではないかと進言する。
しかし薄星は、あれは亜姫の本心ではないと言って一蹴した。
自分の役目を果たしたいと言う薄星に、青徹はとうとうその申し出を受け入れて薄星を自分の兵士とすると宣言した。
黄軍の兵士としてなら、亜姫様に来るなと言われる筋合いもない。
それこそが青逸の、そして薄星の狙いだった。
開戦を報せるのろしがあがったのは、それからわずか3日後のことだった。
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女王の花 12巻の感想
新曾王と手を組み、亜王への道をたどる覚悟を決めた亜姫。
身を削って作戦を考えていたところ、偶然とある女と出会います。
王の妃の座を狙っていた町娘でしたが、亜姫のことをどこかのお嬢様だと思い込んで色々とアドバイスをしてくれました。
お嬢様と奴隷でも身分が違いすぎて上手くいかないのに、王様と奴隷なんてもってのほかですよね…。
それを知らない町娘のアドバイスに、亜姫の心は動かされました。
そして自分が王になってしまってからは絶対に言えないようなことを、薄星に伝えます。
それは亜姫が、王の立場を捨てて1人の女として薄星に伝えたい気持ちでした。
立場のせいで自分の素直な気持ちも伝えられないなんて、何て辛いのでしょう…。
それでも亜姫は王になることを選びます。
全ては自分を信じてくれた者たちの為。
亜姫はとても強くなりましたね。
そんな亜姫の元に、あの宮女が訪れます。
最初は宮女が青徹の手下であることに気付かなかった亜姫でしたが、色々と考えるうちに正解にたどり着きました。
ところがそれを知ったのは、宮女は既に自死した後でした。
そして同時に青徹がこの世を去っていることも知ることとなります。
信じたくはなかったけれど、青徹はもう故人となっていた。
全ては自分の責任だ。
そう思った亜姫は、せめて薄星だけはと自分の元から突き放す決断をしました。
そしてそんな亜姫の思いを薄星は当然理解しており、捨てられた後も青逸を頼って亜姫の為に力になろうとします。
お互いがお互いを思い合うが故の行動に、心が揺さぶられました…!
このあと2人は、そして2人を取り巻く戦はどのように展開していくのでしょうか。
次巻も見逃せません!
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