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Contents
妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ 4巻とは?
出版社:BBコミック
発売日:
作者 :橘 ちなつ
突如精神が錯乱し自殺未遂からまたも精神科病棟に入院した千夏は、身動きが取れない身体拘束、そして看護師に相手にされない苦痛の日々が続いていた。そんな状況下でも、息子・翼への思いはつのっていく。「あの子の母親になりたいよ…!!」はたして千夏の病状は、そして母性の在り処は――!? 実体験を元に描く愛と失望のストーリー、問題の続編!!
妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ 4巻のネタバレ
第16話 のネタバレ
そっけない態度
千夏は必死に叫び続けた。
何度も何度も、何時間も。
それこそ声が枯れてのどが痛くなるまで、千夏は看護師を呼び続けた。
ようやく看護師が千夏の部屋に訪れた時、その看護師は冷めた目をしていた。
テキパキと点滴の交換をする看護師に、千夏は声をかける。
私の声は聞こえていないんですか?
私、たぶんうるさいくらい叫んでると思うんですけど…
千夏がそう言うと、看護師は忙しくて手が空いている人がいなかったのかもと言い出した。
縛られていることへの不安と恐怖を訴える千夏。
しかし看護師はなるべくこれるようにしますね、とだけ言い残して病室を去っていった。
その看護師のそっけない態度に千夏は呆然とするのだった。
拷問のような時間
千夏の拘束開始からまもなく24時間が経とうとしていた。
拘束されていることで身体中に痛みが走り、全身がむくんでいた。
寝返りを打とうにも全く動くことが出来ない。
何日もこれが続いたら、身体の方が先におかしくなるだろうな…と思う千夏だった。
そして隣の部屋からはひたすらに悲痛な叫び声が上がり続ける。
それを聞き続けていた千夏は、この拘束という行為は身体よりも心や自尊心を深く傷つけるのだと悟った。
普通の人だってこんな状態が長く続けばおかしくなるに決まってる。
千夏はそう思いながら、拷問のような時間をただ天井を見ながら過ごした。
ささやかなお願い
次に千夏が目を覚ました時、既に外は朝になっていた。
久し振りにまともに眠れていたことに千夏は自分でも驚く。
そして千夏は抑制を外され、病衣に着替えさせてもらうことが出来た。
身体中伸びをして久々の解放感に酔いしれる千夏。
そして傍にいた看護師に、拘束具の形状が怖いので拘束具自体に目隠しをしてもらえないかと頼んでみた。
念のため確認して見ますと言う看護師に、千夏はわずかな希望を見出した。
朝食を取り終えると、千夏は再び拘束具をつけられた。
恐怖と戦いながらも、看護師がいい報せを持ってきてくれることを祈りながら待ち続けた。
オオカミ少年
しかし、待てど暮らせど看護師は戻ってこない。
昼になって別の看護師が来たときに、頼みごとをしている看護師さんがいるんですけど…と聞いてみる千夏。
ところがその看護師はそっけない態度で「伝えておきますね」とだけ言って病室を去っていった。
そしてそれからも千夏は待たされ続けた。
待っても待っても朝の看護師は現れない。
その間もずっと拘束具がこっちを見ている。
待ちきれなくなった千夏はとうとう叫びだしてしまった。
すると朝に来た看護師がようやく病室を訪れ、拘束具の目隠しはダメだと言われたので見ないようにするしかないですね、とだけ言って部屋から出て行こうとした。
千夏はその看護師を引き留め、それならもっと早く言ってほしかったと口にする。
すると、看護師は振り返って溜息をついた。
そして「あなたってオオカミ少年じゃないですか」と言い出したのだ。
でたらめなことばかり言ってたら誰も相手にしてくれなくなるんですよ?と言って看護師はなぜか笑った。
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第17話 のネタバレ
自分のせい…?
オオカミ少年…!?
千夏の頭の中は真っ白になった。
でもこれはあなたに限った話じゃないから、と言って看護師は笑って部屋を後にした。
残された千夏の頭の中には「オオカミ少年」という言葉がグルグルと渦巻く。
でたらめなことを言った覚えはない。
でももし言ったとしたら、入院したときに口にしてしまっていたのかもしれない。
自分で自分のことが信じられなくなっていた千夏は、ひたすら耐えるしかなかった。
蔑まれ、嘲笑われようとも、全ては自分のせいなのかもしれない。
千夏はそう思うことしか出来なかった。
お見舞い
それからしばらくして、涼太がお見舞いに訪れた。
涼太と久しぶりに向き合って話すことが出来た千夏は、あの日のことを涼太に謝った。
退院したときにも自分は嘘をついていた。
皆を騙していた。
そのことも全て白状した。
すると涼太は自分も千夏に嘘をついていたことがあると言い出した。
それは千夏が自殺しようとした時、患者を眠らせて治療する方法があると言うことだった。
口から出たでまかせだったけど、あの時は千夏を死なせないようにするために必死だった。
だから自分もおあいこだ。
そう言って涼太も千夏に謝った。
主治医の言葉
千夏が涼太と穏やかに話しているとき、主治医が千夏の元に訪れた。
主治医はしばらく来れなかったことを謝罪し、そして千夏に何てバカなことをしたんですかと咎めた。
そしてそれから1時間近く、自殺をすることがどれだけ愚かなことなのかを語って聞かせた。
主治医の説教を聞いた千夏は、この先生は本当は自分のことをしっかり考えてくれている先生なのかもしれないと思えた。
そして二度と愚かな選択はしないと誓うのだった。
治療方針
その後、主治医は千夏に様々な質問をした。
治療方針について必要な情報だと言って千夏の過去にさかのぼって沢山の質問をする主治医。
そして千夏の現状を把握した主治医は、最後に千夏に「あなたの頭の中にはあなた以外の誰かがああしろこうしろと命令したりしますか?」と尋ねた。
この時の千夏の返答が、12種類もあった薬の数を1種類にまで減らすきっかけになる。
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第18話 のネタバレ
薬の変更
その日から千夏に投与される薬の種類が変わった。
薬の副作用で吐き気を催すことが多いらしく、あらかじめ吐き気止めの入った点滴が千夏に投与された。
あんなにたくさんあった薬が1種類に減ったことが不安だと訴える千夏。
ところが主治医は治療方針を既に固めていた。
あなたは統合失調症ではない。
医師はハッキリとそう断言した。
これから投与する薬で暫く様子を見ましょう。
医師のその言葉を信じてすがるしかない千夏だった。
きっかけ
消灯時間が近付き、付き添っていた涼太も帰宅を促される。
帰り際に涼太は翼のお食い初めのことについて話を持ち出した。
お宮参りもそろそろ…と言う涼太の言葉に、千夏はみんなでお祝いしてあげてと言うしかなかった。
自分の回復を待っていては、いつになるか分からない。
それなら早い方が良い。
そう思ったからだった。
涼太が帰った後も、そのことが頭から離れなかった。
きちんと母親になり切れない自分が悔しかった。
翼の成長をしっかり受け止めたかった。
後悔ばかりが千夏の心に浮かぶ。
そして再び脚が震え出してしまい、涙も止まらなくなってしまった。
するとその時、千夏の病室に1人の看護師が様子を見に入ってきた。
千夏は慌てて「静かにします」と言ったのだが、その看護師は自分でよければ話を聞きますよと言って寄り添ってくれたのだ。
これまで誰も自分の言葉に耳を傾けてくれなかった。
それなのにこの人は私の悲痛な叫びにきちんと答えてくれた。
人間らしく扱ってくれた。
そう思った千夏は、溢れる思いをその看護師にぶつけていた。
息子を愛してあげられない自分が悔しい。
それを必死に訴えた。
するとその看護師は、お食い初めやお宮参りにはあなたもいた方が良いと思うと告げた。
自分にも小さい娘がいるから余計にそう思うんです、と言う看護師。
そしてきっとあなたは治って笑顔で退院できますよ、と言ってくれたのだ。
その言葉を聞いた千夏は、心がほっと温かくなるのを感じた。
その出来事をきっかけに、千夏の閉鎖病棟での日々に少しずつ変化が訪れ始めたのだった。
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第19話 のネタバレ
回復傾向
再入院から6日目の朝。
千夏は日記をつけれるくらいにまで回復していた。
それは千夏にとってはとても大きな進歩。
まだまだ体調の波はあるけれど、それでも千夏は順調に回復の兆しを見せていた。
談話室で他の患者たちとも会話を交わすことも出来て、自由時間も少しずつ増えていく。
笑顔も見せるようになった千夏を目の当たりにした涼太は、その回復具合に思わず涙した。
回復と再発
千夏が回復し始めてきたことにより、お宮参りやお食い初めの日程も変更された。
千夏が参加できるようにと涼太が調整してくれたのだ。
沢山の人たちに迷惑をかけているとは思いつつも、千夏はそれに感謝する気持ちを抱くことが出来るまでに回復していた。
そして千夏は涼太からあることを頼まれる。
それは、翼の写真をアルバムにまとめるという作業だった。
写真をひとつひとつ確認して文字を書き込んだりシールを貼ったりして飾りつけする。
自分が目にすることが出来なかった翼の成長を知っていきたかった。
しかし、写真に写った翼を見ているうちにだんだんと胸がざわつき始める。
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせて深呼吸をする千夏。
ところが千夏は翼の顔が見えないようにシールで埋め尽くしてしまっていた。
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第20話 のネタバレ
あえて向き合う恐怖
10月初旬。
とうとう千夏はすべての身体的拘束から解放され、個室から大部屋へと移動になった。
今日も千夏は翼の写真と向き合い、子育てが出来るようにとイメトレを行う。
しかし、翼の写真に向き合うとどうしても身体が震えてしまう。
それでも千夏は必死に頑張ろうとしていた。
そんな千夏を見ていた看護師は、いっそのこと翼に会ってみてはどうかと進言する。
あえて恐怖を感じるものと向き合うことで、経験を積んで克服していくという治療法もあると言う看護師。
その話を聞いた千夏は、その意見を参考に思い切って翼に会ってみることにした。
外泊許可
涼太に相談し、千夏は再入院後初めての外泊を許可された。
2日間の外泊がどうなるか分からないけれど、どうか無事に過ごせますようにと祈る千夏。
家に戻ると、翼はぐっすりと眠っていた。
久し振りに見る翼は少し大きくなっていて、その成長の早さに驚く千夏だった。
お食い初め
そしてその夜、翼のお食い初めをすることになった。
涼太が順調にお食い初めを進めていく。
そして千夏も翼を抱っこして食べ物を口に運んでみようということになり、千夏は久しぶりに翼を抱っこした。
その感覚に動揺する千夏。
震える手で翼の口に食べ物を運んでいると、眠っていた翼が起きてしまった。
動き始める翼。
それを見て、千夏は翼が自分のお腹にいる時に感じていた胎動を思い出してしまった。
震える千夏の様子を見て、涼太は翼を自分に渡すように言う。
ところが千夏はもう少し抱っこしていたい、と頑張る姿勢を見せるのだった。
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妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ 4巻の感想
とうとう再入院してしまった千夏は、身体をベッドに拘束されてしまいました。
確かに命の危険のある患者にはこのような対応をすることが最善なのかもしれませんが、これはさすがにキツイな…と思いました。
される方にとっても、それを目の当たりにする家族にとっても、その姿はとてもつらいモノに映ることでしょう。
ただの一読者の目線で見ても相当なショックを受けたので、当人たちにとってはたまらないものでしょうね…。
それでも命を守るためにはこうするしかない。
仕方のないことなのかも知れませんが、つらいな…と思いました。
そして薬を変えたことや寄り添ってくれる看護師さんが現れたことによって、千夏はめざましい回復を見せます。
少しずつですが回復に向けて進んでいる千夏を見て、とてもホッとしました。
ところがやっぱりまだまだ体調の浮き沈みも激しく、なかなか完治までは遠いのかな…と思いました。
翼と向き合う千夏はこれからきちんと乗り越えて行けるのでしょうか…?
続きもとても気になります!
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