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コドモのコドモ 1巻とは？
出版社：双葉社
発売日：2005/1/28
作者 ：さそうあきら
小学生の春菜とヒロユキは公園デビューの頃からのなかよし。春菜はブランド大好きなやんちゃな少女。ヒロユキは昆虫好きのおとなしい男の子。5年生に進級したばかりの春、2人はいつものように公園で遊んでいるうちにお互いにヒミツの部分を……。これは、愛いっぱい、友情いっぱい、モンダイいっぱいの物語である。
コドモのコドモ 1巻のネタバレ
1話くっつけてみる？のネタバレ
男勝りな春菜
小学5年生となった持田春菜は、クラスの女子達と雑誌の話題で盛り上がっていた。
ヒロユキという男子は、他の男子達にプロレス技をかけられたりしていじられている。
春菜はヒロユキが嫌がっているのを見て、いじっている男子の頭に頭突きをした。
春菜は廊下に出て、頭突きをした男子をブタマンと呼び更に煽る。
春菜は学級委員長の女子に止められ、少し説教される。
『みんな死ねだ』
と春菜は不貞腐れながら言った。
若い八木先生
別の教室ではPTAが開かれている。
その中の話題として、担任の先生の話になる。
春菜のクラスの担任の先生が、ベテランの先生ではなく若い先生になるということについてである。
その後、特に何もなくPTAは閉会した。
職員室に戻った先生達は八木先生に対しフォローの言葉をかける。
八木先生は特に気にしていないとのことで、自分の仕事に戻った。
八木先生は女子トイレで吐き気を催し、鏡で自分の顔を見る。
春菜とヒロユキ
春菜はクラスの女子達と下校している。
八木先生の話をしたり生理になった話等で盛り上がっていた。
仲の良い女子の名前は珠と真由という。
春菜は、珠と真由を遊びに誘うが断られる。
春菜はヒロユキの家に行き、ヒロユキのお母さんにヒロユキの居場所を尋ねる。
春菜はヒロユキがトイレにいるとヒロユキのお母さんから聞き、トイレのドアを勢い良く開けた。
ヒロユキは昆虫図鑑を手に大便をしていた。
春菜はヒロユキのお母さんに怒られるが大爆笑していた。
春菜はヒロユキを連れ公園でコン遊びを始める。
コン遊びとは、春菜が名前を読んだらコンと言うだけの非常に単純な遊びのことである。
くっつけっこ
春菜はヒロユキがおしっこをしているのを間近で見て笑っている。
ヒロユキは性器を動かし、春菜はそれを見て更に笑う。
春菜はヒロユキにくっつける？といい、二人は藪の中に入った。
春菜とヒロユキは笑いながら、藪の中から飛び出す。
まだ子ども
春菜は帰宅し晩ご飯を食べていた。
春菜はお母さんに食器の片付けや宿題の事でグチグチ言われ不貞腐れる。
やがて夜になり、春菜はベッドに横になり漫画を読む。
春菜はお母さんに寝ていないことがバレ怒られるが、だっこをせがみ甘える。
お母さんは笑いながら春菜を抱っこした。
コドモのコドモ
誰も知る由もなかった。
春菜とヒロユキの間で起こった事が後の大騒動へ。
持田春菜11歳。
259日後に出産を経験することになろうとは。
2話フツーの大人にのネタバレ
ボサボサ春菜
翌朝、春菜はボサボサの髪にアイロンをかけていた。
アイロンは春菜の姉の秋美のものらしく、すぐに取り上げられてしまう。
ご飯を食べ、春菜はヒロユキと登校していた。
授業では八木先生がクラスの皆の将来の夢を紹介していた。
学級委員長の美香の将来の夢は外交官。
ヒロユキの将来の夢は昆虫学者。
春菜はストレートロングの人と書いていた。
春菜は八木先生からプリントを返されてしまう。
春菜の憧れ
学校が終わり春菜が家の前に着くと、姉の秋美と友人の朋子がダンスをしていた。
春菜は朋子のサラサラな髪と派手な色に憧れをもつ。
家の居間では春菜のプリントについての話題で盛り上がっていた。
春菜が八木先生を嫌いと言うが、お母さんは春菜が悪いと怒る。
朋子は春菜の髪の毛が好きだとフォローに入る。
春菜はお母さんから色んな職業を言われるが聞く耳を持たない。
朋子はトイレを借りる為、秋美と一緒に席を離れた。
妊娠
春菜は自室に戻り、ベッドで一息をついた。
春菜は誰かが階段を上がる音が聞こえた為、ベッドの下に隠れる。
2階に上がってきたのは、秋美と朋子。
秋美と朋子は春菜がベッドの下に隠れていることも知らず話し始める。
朋子は妊娠検査薬を試していた。
結果は陽性だという。
朋子は堕胎を決めており、病院をどうするか悩んでいた。
『プー』
春菜はおならをし、秋美と朋子に見つかった。
秋美は朋子の妊娠の話を聞かれた事に対し春菜に詰め寄る。
朋子はその場をなだめ、春菜にフツーの大人になればいいと言う。
不仲
その夜、晩ご飯と食べた春菜と秋美は同じ部屋の2段ベッドで横になっていた。
春菜は秋美にフツーの大人になると言うが、秋美は適当にあしらう。
春菜は憧れの朋子を思い浮かべながら夢の中へ入る。
出産まで、あと253日。
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3話少女たちの友情のネタバレ
買い物前日
春菜は真由と珠と3人で下校していた。
春菜は5月分のお小遣いが入る為、二人を遊びに誘う。
珠は承諾するが、真由は用事がある為断った。
春菜はいつも3人一緒の為、遊びはなしにした。
春菜は今度はヒロユキを遊びに誘った。
しかし、ヒロユキは父親と虫取りの予定がある為断った。
春菜は帰宅し、お母さんから5月分のお小遣い500円をもらう。
春菜はお母さんに月曜日に学校の授業でスケッチブックが必要と言う。
お母さんは秋美に、明日春菜を連れてスケッチブックを買いに行って欲しいと頼む。
秋美は明日朋子と買い物の予定があると言う。
春菜はそれを聞いて、朋子に会えると喜ぶ。
秋美はそんな春菜を鬱陶しがった。
偶然の出会い
翌日、電車でM市へ向かう春菜と秋美と朋子。
春菜はデパートの中で偶然にクラスメイトの珠と出会う。
秋美はチャンスと思い、春菜と珠の二人で画材を買いに行くように促した。
春菜は承諾し、ついでにアイス代を秋美からもらった。
秘密のプリクラ
春菜と珠はアイス店でアイスを食べている。
真由には内緒と二人で話し、プリクラも撮れないと話していた。
が、春菜と珠は我慢できずプリクラを撮る。
秘密のプリクラだと春菜と珠は話した。
帰りの電車の中で春菜と珠は真由について話していた。
真由に何故気を遣っているのかや、真由の話し方が変だとかである。
つまり春菜と珠は、真由の悪口を言っていた。
月曜日、春菜と珠が登校中に真由に声を掛けられる。
春菜と珠は一瞬ドキッとするが平静を装う。
春菜は珠のランドセルに二人で撮ったプリクラが貼ってあることに気がついた。
授業中、真由は春菜と珠のことを見る。
春菜と珠は真由が見ている事について手紙を交換した。
春菜と珠は手紙の交換が八木先生に見つかり、放課後に職員室に呼ばれる。
放課後八木先生が待っていると、春菜と珠と真由の3人で職員室にやってきた。
八木先生は真由に何故いるのかと聞くと、真由はいつも3人で手紙の交換をしていると言った。
八木先生は正直に話した真由に免じて3人を解放した。
春菜は珠と偶然出会い、プリクラを撮ったと真由に話した。
また、真由の悪口も言った事も話すが真由は何も言わず笑っているだけだった。
雌ガエル
近くでヒロユキの声が聞こえてきた。
ヒロユキはまたいじられているらしく、雌ガエルをブタマンに取られていたらしい。
春菜はブタマンに詰め寄りヒロユキに返す様に言う。
珠と真由はそんな春菜を見て、春菜とヒロユキは結婚するんじゃないかと談笑していた。
春菜はカエル同様身ごもっている事は気付いているのだろうか。
出産まであと245日。
4話春菜の筆立てのネタバレ
お金
家に帰った春菜は、秋美がタンスの中にしまってあるお金を数えているのを見てしまう。
何か見てはいけないものを見た気がした春菜はやきもきし、縁側でゴロゴロする。
翌日春菜とヒロユキが公園で遊んでいると、秋美と朋子が公園にやってきた。
朋子は泣いており、秋美は朋子にお金を渡していた。
春菜は、あのお金がタンスのお金だと瞬時に察知した。
お金の行方
夜、春菜のお母さんは異変に気づいた。
タンスにしまってあったお金が減っていたからだ。
お母さんはまず最初にお父さんを疑ったが、当然お父さんは知らない。
春菜も疑われたが思わず秋美の後ろ姿を見てしまう。
お母さんは春菜の視線を感じ、秋美を疑い始めた。
お母さんが秋美に声をかけると、秋美はビクッと体が反応した。
秋美は取っていないと言うが、お母さんは秋美が犯人だと確信している。
お母さんは春菜に寝るように言うと、秋美と共に居間に移動した。
秋美はお母さんにお金を取った動機を聞かれ、朋子が妊娠していることを話した。
春菜は秋美とお母さんの話を廊下から盗み聞きした。
春菜は部屋に戻り、朋子に自分のお小遣いを渡すことに決めた。
朋子に喜んでもらう為だ。
やがて、秋美が部屋に戻ってきて春菜に謝った。
価値観
ある日、春菜は公園の片隅に座っている朋子を見つける。
春菜はお金を渡そうと考えていると、朋子から声を掛けられた。
朋子は、自分が妊娠している事を春菜に話した。
また朋子は春菜に堕胎手術の事を話し、12万円かかることも話した。
春菜は自分が握りしめているお小遣い830円では何も出来ないことを知り、強く手を握りしめた。
春菜はそのまま近くの文房具店へ向かった。
春菜は筆立てを買った。
店員達はお金が温かい事について、春菜がどれだけお金を握りしめていたかを話した。
帰宅した春菜は筆立てを机に置き、眺めるように見ていた。
出産まであと225日。
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5話センセイの手のネタバレ
カレー作り
春菜はミツオの家でカレー作りの練習の為に、お母さんからお小遣いをもらう。
春菜とヒロユキと美香とミツオはコンビニでお菓子を買い、ミツオの家へ向かう。
ミツオの家は生田目産婦人科という病院をしていた。
春菜達が家に上がるとブタマンがゲームをしている。
美香を筆頭にカレー作りは始まった。
春菜はきゅうりをカレーに入れていた。
ヒロユキは野菜に付いていたモンシロチョウの幼虫を眺めている。
ミツオはブタマンと戯れている。
誰も真面目に作業しない為、美香は怒ってしまう。
神の手
ブタマンがトイレに行ってなかなか帰ってこない為、ミツオは探しに行く。
ミツオはブタマンをある扉の前でじっとしているのを見つける。
その扉はお産が行われている部屋みたいだ。
春菜も部屋から出てミツオとブタマンと合流する。
赤ちゃんの声が聞こえた同時に、ミツオのお父さんがやってきた。
ミツオのお父さんは春菜の頭を撫で、先ほど生まれた赤ちゃんを見るかと提案する。
そしてミツオのお父さんは、春菜とミツオとブタマンを自分の手で取り出したと話した。
春菜達はそんなミツオのお父さんの手が眩しく見えた。
日常
朋子は母と一緒にタクシーに乗っている。
タクシーが止まった場所は、生田目産婦人科だった。
春菜がミツオの家を出た瞬間朋子とすれ違うが、無視をされてしまう。
夜になり、ミツオはカレーを食べながら看護師である母と話していた。
美香がほとんど一人でカレー作りをしたことや、具にきょうりが入っていることなどである。
一方、ミツオのお父さんは友人と居酒屋で呑んでいる。
忘れ物
春菜は帰宅し家でのんびりしていた。
春菜はミツオの家で朋子と出会った話を家族にする。
どうやら朋子は今日が初診だったそうだ。
春菜はミツオの家にGジャンを忘れたのを思い出し、取りに行くことになる。
春菜がミツオの家に到着しチャイムを鳴らすと、ミツオのお父さんが白衣のまま出てきた。
ミツオは塾でいないという。
春菜はミツオのお父さんからGジャンを渡される。
春菜はGジャンが透けている様に見え、ミツオのお父さんの手が気になって仕方がない。
出産まであと218日。
6話八木先生の性教育のネタバレ
性教育の方針
八木先生は性教育の方針を職員室で話し合っていた。
八木先生は、ペニスとヴァギナで行いたいという。
しかし、市教育委員会では性教育はおちんちんだけで行うということらしい。
八木先生はしっかりとした知識を伝えることが大事で、性のあり方を伝える授業にしたいと訴え職員室を後にする。
人それぞれ
朋子はファミレスで人を待っていた。
朋子が待っていた相手は彼氏らしかった。
朋子はその男に対し堕胎手術の話をする。
その男は一見興味なさそうだが、謝罪しお金も用意するという。
手術は翌日行われるみたいだ。
春菜は熟睡している。
八木先生は、性教育で使用する人形を作っている。
ひとそれぞれ違う夜を生きる。
性教育
翌日、八木先生は人形を用いて性教育を行う。
その人形は、タロウとハナコという。
タロウの勃起したペニスをハナコのヴァギナに入れ、ペニスから出た精子と卵子が出会い赤ちゃんが出来ると。
春菜は八木先生の話を聞きこう思った。
『それってくっつけっこじゃん』
と。
また八木先生は、愛し合っていることを確認する為にセックスをすると説明する。
春菜は、くっつけっこで子どもが出来るなら自分も子どもが出来ると考える。
春菜とヒロユキは公園でくっつけっこをしたからだ。
喪失感
同時刻、生田目産婦人科では手術が行われていた。
朋子は堕胎手術が終わった様だ。
ミツオのお父さんは、妊娠を望まないならきちんと避妊することを話した。
朋子は産婦人科を後にし、ドーナツ屋にいた。
店の外では子ども達が走り回っている。
その子ども達の中には春菜もいた。
朋子はドーナツを一口かじり何かを感じた。
『もう赤ちゃんいないのか』
朋子は喪失感を感じ黙ってしまう。
春菜は店の外から、そんな朋子を見る。
出産まであと215日。
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7話春菜の告白のネタバレ
そわそわ
生徒達は性教育で得た知識を親に話す。
クラスでは親に話した事で怒られた生徒もいるみたいだ。
授業中春菜はトイレに向かう。
他の生徒は春菜が生理だと噂話をする。
倫理観
職員室では八木先生や他の教員達が集まっていた。
会議の内容は八木先生の性教育のことである。
保護者から5件、苦情と問合せがあったみたいだ。
他の教員は市教育委員会の方針でいいと話すが、八木先生は自身の考えを話す。
また八木先生は保護者会でしっかり説明すると話した。
他の教員は八木先生の事を指導力不足教員といい蔑んだ。
つわり？
トイレでは春菜が吐き気を催していた。
どうやらえずいているのは春菜だけではないみたいだ。
春菜がその個室の前で待っていると、出てきたのは八木先生だった。
八木先生は昨晩食べた揚げ物が悪かったと春菜に話す。
朋子の噂
朋子と秋美は駄菓子屋で下校中にジュースを買っていた。
朋子は店主に淫売と言われ、腹が立っている。
朋子は早く街を出たいと言い、秋美もそれに賛同した。
秋美と朋子が一緒に帰っているのを見た婦人は、秋美の母親に大丈夫かと話す。
秋美の母親は、秋美にとって朋子は親友だから何も心配はないと話した。
告白
春菜は家でゴロゴロとお菓子を食べていた。
秋美と母親は、この街の人に対して腹が立つと話しをしている。
夜、家に連絡網が回ってくる。
性教育の授業に対する保護者会が開かれるみたいである。
春菜は八木先生の授業を聞いて思った事を秋美と母親に言った。
『春菜、赤ちゃんできたと思う』
だが、秋美と母親は相手にせず冗談だと受け流した。
春菜は一人部屋に戻る途中、あることを思い出す。
朋子が以前家に来た時に使っていたモノのことだ。
つまり妊娠検査薬を使えば、赤ちゃんが出来ているかどうか分かると考える。
春菜は秋美の部屋に行き、引き出しから検査薬を取りトイレに行った。
結果、線が入っており陽性であった。
出産まであと205日。
8話センセイの受難のネタバレ
春菜のお腹
春菜はヒロユキの家にいた。
ヒロユキの家では、春菜とヒロユキが2歳の頃のビデオが流れている。
春菜はふと本棚に目をやると、育児書を手に取った。
育児書にはつわりの説明が書いてある。
春菜はつわりの説明を音読する。
また春菜が時々気持ち悪くなるのはつわりだと話す。
そしてヒロユキに言った。
『春菜のお腹にヒロユキの赤ちゃんがいる』
ヒロユキは春菜の言葉を受け
『面白いかも』
という。
春菜とヒロユキは二人で笑い合うだけであった。
イライラ
八木先生は家で保護者会のための準備を行っていた。
イラストつきのプリントを準備しようとするもなかなか手が進まない。
次第にイライラするが時間は刻一刻と過ぎていく。
翌日、八木先生は些細な事でもイライラしている様な状態であった。
教室に飛び回っているハエが花瓶にとまった。
八木先生は生徒の珠の教科書を手に取り、思いっきり手を振りかざした。
『ガシャーン！』
花瓶は粉々に砕け散った。
八木先生はまともな精神状態ではないまま保護者会へと向かった。
親にまともに聞いてもらえないまま保護者会は終わってしまう。
混沌
春菜はまたトイレにいた。
春菜が個室から出ると、八木先生と再度鉢合わせた。
八木先生は、また春菜と鉢合わせた事に対し不思議に思う。
『先生もつわり？』
八木先生は春菜にそう言われ意味が分からなかった。
春菜は赤ちゃんがいるかもしれないと八木先生に伝えた。
八木先生は春菜にそう言われ、いっぱいいっぱいだったため春菜にやつあたりしてしまう。
春菜は八木先生に大きな声で圧倒され、黙ってしまう。
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9話春菜とヒロユキのネタバレ
釘付け
春菜と真由と珠3人で登校すると、ヒロユキがまたブタマンにいじられていた。
また、ブタマンはジャングルジムの頂上に登りたがっていた。
しかし、ジャングルジムの頂上には他の男子がいた。
その男子はブタマンにジャングルジムから落とされるが、スッと起き上がった。
その男子はブタマンのお尻を叩き、笑いながらブタマンを煽る。
ジャングルジムから走って離れる際に、春菜とその男子はぶつかりそうになる。
男子は身軽に春菜を避け、颯爽と去っていった。
春菜はその男子に釘付けになっていた。
好きな子
春菜とヒロユキは、ヒロユキの家で休んでいた。
ジャングルジムにいた男子の事を話していた。
その男子の名前は２組のダイゴというみたいだ。
春菜はダイゴに惚れたとヒロユキに言った。
春菜はヒロユキには好きな子の事は普通に言えると言い、ヒロユキは笑っていた。
隙あらば
八木先生は駅前で待ち合わせをしていた。
八木先生と待ち合わせをしている人は彼氏みたいであった。
八木先生と彼氏は本屋に行った後、居酒屋へと移動した。
彼氏はその後のセックスのことしか頭にない様子だ。
八木先生は、保護者会や学校のことで頭がいっぱいでグチをたくさん言っている。
八木先生が冗談で子ども作ろうかなと話すと、彼氏は八木先生に抱きついた。
八木先生は酒のせいで気持ち悪くなり、地面に吐いてしまった。
彼氏は心配しながらも、ラブホテルを指差し休もうと言う。
八木先生は心配をしない彼氏に呆れると、彼氏は声を荒げた。
何がなんでもセックスがしたい彼氏に八木先生は無言でその場を去る。
真実
ヒロユキの母親と父親は、春菜とヒロユキの関係性について話していた。
春菜にとってヒロユキはなんなのかと。
その答えは、ヒロユキは春菜のお腹の子の父親である。
出産まであと195日。
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コドモのコドモ 1巻の感想
コドモのコドモ1巻を読んで、なかなかハードな内容でビックリしています。
読み進めていくとコドモのコドモというタイトルの意味が分かってきました。
体は、生理があったり精子が出たりとオトナという成熟された生き物に近いのかもしれません。
ただし、作中の登場人物の情報量はコドモです。
そんなコドモにコドモが出来たという意味なのかなと自分なりに解釈しました。
また、出産まであと○日という表現もなかなか臨場感を引き立たせます。
はたして、11歳というコドモがコドモを無事に産めるのか。
もし産めたとしても、春菜はどうなるのか。
いろんな人間を巻き込み、様々な感情の渦の中心に春菜達はいることになると考えます。
1巻からハードな内容で、道徳チック。
ただし子ども達の表現が柔らかく、そんなに重くは見えません。
2巻では春菜の体はどうなるのか。
楽しみにしています。
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