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ヲタクに恋は難しい 7巻とは?

出版社:一迅社
発売日:2019/3/29
作者 :ふじた

隠れ腐女子の成海とゲーヲタの宏嵩の恋愛模様を描いた超人気ヲタ恋もラッキーなことにいつのまにやら7巻目!! 光と成海の雨宿りでの一幕やちょっぴりドキドキのハロウィーン、そして宏嵩のモノローグがみえちゃう……?なお話など今回もにぎやかさ満載です。また、大量の描き下ろしでは小柳のネックレス紛失から先輩組がひさびさの大きなケンカに。思い合っているはずなのにすれちがうお互いの距離。そして樺倉がとった行動は……!? ヲタクな人も、そうじゃない人もきっと大切な人に会いたくなる!! 尊すぎて読めなァァァァァい!!(読めます)な内容でおとどけいたします!!

 

ヲタクに恋は難しい7巻のネタバレ

Episode….46のネタバレ

実質無料の理論

見て見て~とご機嫌で現れたのは桃瀬成海(ももせなるみ)だ。
 
アバターの髪型を変えたようで、とても凝ったデザインになっている。
 
先にログインしていた樺倉太郎(かばくらたろう)が髪型を褒めると、成海は嬉しそうに髪をふった。
 
新しく追加されたデザインが成海の中でドストライクだったらしく、カラーもカスタムするこだわりっぷりだ。
 
樺倉と一緒にいた小柳花子(こやなぎはなこ)も、成海のデザインを褒める。
 
そしていくらしたのか笑顔で聞けば、成海は「かわいいから実質無料!」と答えるのだった。
 
たかがゲームの見た目にそこまでこだわるのがわからない樺倉。
 
しかし成海は、アバターが可愛いほうがゲームも楽しく遊べるんだと反論する。
 
そんな成海に小柳も、テンションの上がる外見で楽しまないと損だという。
 
課金次第でどうとでもなるこの世界!と両手を広げる小柳を、成海はスクショしまくった。
 
樺倉は全く理解できない様子で、外見よりもレベルを上げてパーティに貢献してほしいとぼやく。
 
案の定それにカチンときて突っかかる小柳と、樺倉のケンカが始まった。
 
成海はもう当たり前になったこのケンカを、あきらめの境地で見守るのであった。
 
「今北産業」といつも通りゆるっと現れたのは、二藤宏嵩(にふじひろたか)だ。
 
宏嵩は話を聞いていたらしく、ゲームの楽しみ方は人それぞれなのでどちらも間違っていないと話す。
 
遊び方も自由であるべきなのだ…あくまでも人に迷惑をかけない程度に、と宏嵩は付け足す。
 
それを聞いて、迷惑してまーすと小柳を睨む樺倉。
 
しかし、じゃあ一人で行けば?と小柳に言われてしまし樺倉は反論できない。
 
そんな二人をまとめるように宏嵩は、どちらも俺がいれば解決しません?と自分を指差す。
 
樺倉が行きたいランクのクエストには宏嵩が同行すればいい。
 
小柳が楽してレベルを上げられるようにも宏嵩がサポートすればいい。
 
宏嵩の言葉に、それはもちろんありがたい話だと納得する二人。
 
しかしそれでは宏嵩に負担がかかるので、樺倉と小柳は気になる。
 
宏嵩はたいして苦じゃないと答える。
 
今までソロプレイばかりしてきた宏嵩は、ソロプレイのほうが楽だ。
 
それでも最近サポートにまわることも楽しくなってきたのだ。
 
身内でやるマルチプレイは何をしていても楽しいと語る宏嵩に、みんなは温かい気持ちになる。
 
成海はその気持ちを少しでも弟の二藤尚哉(にふじなおや)に向けてやれよと思ったが、宏嵩はそんなタイミングで成海のアバターを褒めたのだった。
 
ちなみに尚哉のことは、最近優秀な介護がついてくれたので心配していないのだと後に語ったらしい。
 
優秀な介護はもちろん、桜城光(さくらぎこう)のことだ。
 
だから宏嵩は安心してほったらかしているのだ。
 

Episode….47のネタバレ

雨宿り

店舗別の推しちゃん特典を回収し終わり、本屋から出てきた成海。
 
思ったより早く終わったため、成海はカフェでゆっくりしてから会社に戻ることにした。
 
雨が降っていることもあり、ちょうど屋根のところに入る成海。
 
ふと横を見ると、見たことがある人が立っていた。
 
「…こーくん?」と声をかける成海に桜城が振り向くと、成海はパッと嬉しそうな表情を浮かべた。
 
やっぱり!と笑顔を向け、話しかける成海。
 
そんな成海に、コミュニケーションが苦手な桜城はかなり挙動不審になる。
 
この前のゲームの話をする成海は、次々に桜城に話しかけていく。
 
しかし桜城はそもそも人の顔を見れないため覚えられず、苗字で呼びたいけど聞けないので困り果てる。
 
そして成海は表向きは光属性なので、桜城は光属性はこわいと感じているようだ。
 
何をしていたの?と聞かれ、昼休みに本を買いに来たとなんとか答える桜城。
 
しかし会計を済ませて店を出ようと思ったら、さして来たはずの傘がなかったのだ。
 
それでどうしたものかと、ここで立っていたらしい。
 
成海は会社が近かったので、桜城に傘を貸そうとするが全力で断られる。
 
桜城に何の本を買ったか聞くと、桜城は自分にそんな質問をしてきた本意がわからず怯えてしまう。
 
成海は今ハマっているマンガの新刊が出たのだと本を見せる。
 
少女マンガとか結構好きだといい、桜城はどうかな?と聞いてみる。
 
ちなみに成海は念のため、店舗特典のことは伏せた。
 
桜城は驚きながらも、今日買ったのは参考書と小説だと答える。
 
成海はマンガで話題を広げようと思ったのだが、失敗したと焦る。
 
しかしその時桜城が、少女マンガが好きだと小さな声で言う。
 
そうなの!?と成海は嬉しそうに反応する。
 
ちょっと意外だと話した成海に、分不相応なことを言ってすみませんと謝り出す桜城。
 
成海は焦ってそうじゃないと伝えた後、桜城がゲームが強いこともありバトルマンガを読むのかと思ったと話した。
 
バトルマンガは展開次第で落ち込んでしまうので苦手だという桜城に、激しく同意する成海。
 
成海も以前好きなキャラが死んでしまい落ち込んだことを思い出した。(二巻参照)
 
桜城はマンガの中でくらい、不幸な人がいない世界をみたいのだ。
 
楽しい話を出来なくて申し訳ないと謝る桜城に、成海は話を聞けて嬉しかったと笑った。
 
成海はもっと桜城と仲良くなりたいと思っていたのだ。
 
そんな成海を、桜城は何も言えず見つめた。
 
その時聞き馴染みのある声が聞こえた。
 
声のほうを向くと、尚哉が傘を差しながら歩いてくる。
 
成海は尚哉にちょうどよかった!というと、桜城を大学まで送ってあげてよと伝える。
 
そんな展開にパニックを起こす桜城だが、尚哉は傘も大きめだから気にしないでと傘を差しだす。
 
「はい、どーぞ」と微笑む尚哉のまぶしさに、桜城は視界を手で覆った。
 
表向き光属性の成海とは違い、尚哉は真・光属性なのだ。
 
そして桜城は突然、ものすごい勢いで逃亡した。
 
成海と尚哉は突然のことに驚いたが、尚哉はすぐに桜城を追いかける。
 
成海はそんな尚哉を見ながら、まぶしいなぁとほっこりしたのだった。
 
結局すぐに追いついた尚哉は、「成海ちゃんいい人でしょ?」と傘と一緒にタオルも差し出す。
 
桜城は同意しながら、光属性だったけど怖くなかったと答えたのだった。
 
 
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Episode….48のネタバレ

ハロウィン

家でのんびりテレビを観ていた成海は、家のチャイムの首を傾げた。
 
郵便にしては遅い時間だし、何か注文しただろうかとテレビを一時停止した。
 
はーいと玄関の扉をあけた途端「トリックオアトリート」と血まみれのシスターとガスマスクの男が立っていた。
 
成海はパニックを起こし、大声で叫んでしまう。
 
もの凄いパニックになってしまった成海を何とかなだめようとするガスマスク男…の樺倉。
 
そして笑いが止まらなくなってしまったシスターの小柳。
 
恐る恐る声をドアを開けた成海が見たのは、悪かったと申し訳なさそうにする樺倉と笑いすぎて涙をぬぐう小柳だった。
 
成海の部屋でくつろぐ三人。
 
小柳と樺倉は今日、近くで行われたハロウィンフェスに行っていたのだ。
 
樺倉がコスプレをしたことを、意外だと笑う成海。
 
今日はハロウィンでみんなが仮装していることもあり、コスプレ未満の仮装ならセーフだったようだ。
 
小柳的にはシスターと神父で世界観を合わせたかったという小柳だが、樺倉は恥ずかしがって拒否したらしい。
 
小柳と違い樺倉はコスプレに対するハードルが高いのだ。
 
その時成海のスマホに、尚哉から写真が送られてきた。
 
大学の友だちとハロウィンパーティをしたらしく、楽しそうにコスプレをする尚哉たちが写っている。
 
それを見て不思議な感覚だという小柳。
 
ヲタクでもレイヤーでもない一般人がコスプレをしている姿は、レイヤーの小柳からすると変な感覚なのだ。
 
そもそもハロウィンで仮装をする理由は、本物のオバケから人だとバレないようにするための魔除けなのだ。
 
オバケの仮装であふれかえっている今日は、どこに『本物』が紛れているかわからないと思わないかと話す小柳。
 
成海はその言葉に青ざめた。
 
桃瀬が怖がるからやめろという樺倉だが、実は樺倉も怖がっている。
 
小柳はそういうつもりで言ったのではないと話す。
 
今日路上で仮装する一般人の中に紛れ込んでいる、本物のコスプレヲタクの小柳。
 
オバケ側にシンパシーを感じたらしいのだ。
 
そんな話をして、ほどなくして小柳と樺倉は帰っていった。
 

二度目の来客

もう一度鳴った家のチャイムに、二人が忘れ物でもしたのかと玄関をあける成海。
 
しかしそこに立っていたのは、黒頭巾に身を包んだ…宏嵩だった。
 
トリックオアトリートと手を挙げた宏嵩に、マジかお前と驚く成海。
 
今日はそういう日だと普通に答えた宏嵩に、やはり成海は驚きを隠せないようだ。
 
そのまま宏嵩を部屋に招き入れ、ハロウィンの感想を聞く。
 
ドアを閉めた宏嵩は「あぁ…ヒトが多くて逃げてきたんだ」と答える。
 
お菓子はないやと謝る成海の、後ろに忍び寄る宏嵩。
 
そして成海の首元に両手を伸ばし、成海が振り返ると…
 
スマホの音がして目が覚めた成海。
 
いつの間にかうたたねをしてしまっていたようだ。
 
スマホは宏嵩からの着信を告げていたので応答すると、寝てた?と宏嵩の声がする。
 
オンゲでハロウィン限定クエストが解放されてるから一緒にどうだという宏嵩に、さっきうちに来たかと質問する成海。
 
行ってないけどと宏嵩は答えるが、来いっていうなら全然行きますけどと首を掻く。
 
成海は嬉しいけどハロウィン限定クエストは行きたいと、オンゲを楽しむことにした。
 
ハロウィンということでログイン率も高い。
 
ヲタクも非ヲタも関係なく、この国はお祭りが大好きなのだ。
 
そして宏嵩はちゃっかり、ハロウィン限定コスチュームを身に着けていたのだった。
 

Episode….49 pair…1のネタバレ

なんだか違う

最近彼氏とケンカしてないのよね…と悩まし気にいう小柳。
 
いつもケンカをしている様子を見ている成海は、頭の中にハテナを浮かべる。
 
しかしもう一人一緒にいた同僚の千葉は、興味津々のようだ。
 
小柳は、自分が相手に泣きながら殴り掛かるくらいの規模のケンカをしていないのだと話す。
 
休日の外出をいつも嫌がるはずの樺倉が、先日も買い物に付き合ってくれたのだという。
 
千葉はインドア彼氏なのだと納得したようだ。
 
成海は何か不満があるのかと聞いてみる。
 
小柳的に不満というわけではないのだが、少年マンガでよくある『お前が大人しいと調子狂うんだよ!』の状態らしい。
 
成海は現実でその心境になったことがない。
 
千葉はよくわからないなりにも、ケンカをしなくなったのはよいことじゃないかと笑った。
 
ただ、今までどんなことでも我慢せずに言い合ってきた二人。
 
だから何も返ってこないことが不安になってしまい、考えてしまうのだ。
 
ケンカするのも面倒になってしまったのだろうかと。
 
そんな小柳を、成海と千葉は心配そうに見つめた。
 
小柳と樺倉は、もう結構長い付き合いになる。
 
はじめの方はケンカばかりだったし、小柳がやりたいと思ったことは樺倉のやりたくないことなんてことばかりでいつも揉めていたのだと話す。
 
それを聞きながら、それは今もではと成海は思ったが黙っておいた。
 
付き合い始めのころは小柳も若かったこともあり、ペアルックのアクセをつけてみたかったのだそうだ。
 
でも樺倉はそういうものが恥ずかしくて無理だった。
 
だからそのことで、大喧嘩になってしまったらしい。
 
小柳も意地になってしまい、しばらく連絡も取らないくらいの喧嘩。
 
しかしそんな時樺倉が、突然校門までやって来て小柳にプレゼントを渡したのだ。
 
開けてみるとそれは、花のモチーフのネックレスだった。
 
驚いて樺倉を見ると、真っ赤な顔をした樺倉の胸元にも同じ花のネックレスが光っていた。
 
それを聞いて、素敵な彼氏さん!と発狂する千葉。
 
成海は樺倉のことを知っているので、ニヤニヤが止まらないようだ。
 
そこだけ聞いたら素敵に思うかもねと小柳はお酒を煽る。
 
しかし樺倉はその後に、これがある間は他のペアのものをねだってくるのは禁止だと伝えたらしい。
 
樺倉の買ってきたのは、よくわからないブランドの花型のペンダント。
 
小柳でも少し恥ずかしいというのに、それなら相談をして欲しかったと小柳はまくしたてる。
 
しかしその時小柳が、なんで中性的なものじゃなくて花型なのかと聞くと「二人の名前にはいってるから」と答えたのだという。
 
小柳はそんなことが、馬鹿みたいに嬉しかったのだ。
 
別にケンカがしたいわけじゃないのだ。
 
だけど不器用すぎる二人だから、ケンカでも言い合わないと会話もできない。
 
こんな形でも、小柳は歩み寄っていきたいと思っているのだ。
 
向こうはめんどくさいかもしれないけど、と付け加えた小柳を成海は否定した。
 
衝突しなくなってきたのは、二人が時間をかけて歩み寄ってきたからなのだ。
 
センパイも同じ気持ちだと笑えば、小柳もありがとうと笑ったのだった。
 

ネックレス事件

 
玄関の扉をあけた樺倉は、何とも言えない表情を浮かべていた。
 
突然小柳が、泊めてとやってきたからだ。
 
来るなら事前に行っておけと文句を言うものの、家にちゃんとあげる樺倉。
 
小柳はそんな樺倉に何かを言いかけたが、結局何でもないとごまかした。
 
そしてそのまま樺倉の家に泊まった小柳だったが、次の日の朝大騒ぎをしていた。
 
ないないないない!!と大きな声で騒ぐ小柳に驚いて起きる樺倉。
 
何事だと声をかければ、小柳は「ネックレスがないの…!!」と焦った表情で樺倉を見つめたのだった。
 
 
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Episode….50のネタバレ

遺伝子

宏嵩の家で成海がくつろいでいると、尚哉からメールがきた。
 
「これは誰でしょう?」と写真が送られてきている。
 
どうやら小学生の運動会のころの写真のようだ。
 
宏嵩が可愛かったころの写真か~とほっこりしながら写真を見つめる成海。
 
しかしその写真をチラっとみた宏嵩は、それは尚哉だという。
 
成海はもう一度、写真をじっくり見て見る。
 
何度見ても宏嵩に見えるものの、箸を左手でもっている。
 
尚哉は左利きなのだ。
 
そうしている間に、もう一枚写真が送られてきた。
 
「この子は誰でしょう?」と送られてきた写真には、海で父親に抱っこされて泣いている赤ちゃんが写っている。
 
成海は可愛い~とキュンキュンしながら、これは尚哉だと答える。
 
しかし今度は、宏嵩の写真だったようだ。
 
成海は写真と今の宏嵩を何度も見比べてしまった。
 
よく見ると、宏嵩のお父さんがとても若い。
 
尚哉は家を掃除していた時にアルバムを見つけたらしく、なつかしさのおすそ分けをしてくれたようだ。
 
次に送られてきた兄弟の写真を見ながら、宏嵩と尚哉が本当に血を分けた兄弟だったのだと成海は実感する。
 
宏嵩は今までなんだと思ってたんだと突っ込みつつ、尚哉にやめるようにいってと頼む。
 
しかし次の写真に成海も写っているとわかった途端、見せてと顔を乗り出した。
 
ゲームをしている宏嵩の後ろで、お絵描きをしている成海と尚哉の写真。
 
宏嵩はこのころからあまり変わっていないと成海は思った。
 
宏嵩は写真を見ながら、このころはまだ腐ってなかったのに…とぼやいたのだった。
 
次に宏嵩の修学旅行の写真が送られてきた。
 
なつかしさから、班が誰と一緒だったか覚えてるか宏嵩に聞いた成海。
 
しかし宏嵩の表情を見たとたん、成海はごめんと謝った。
 
宏嵩が他人に興味がないのは、昔からだったのだ。
 
その時宏嵩が、思い出せるかもと言い出したので成海は期待した。
 
ものすごく考えた宏嵩だったが、思い出した名前は「ババさんとアイバさん…!」なのだった。
 
力が抜けてしまう成海に、やったぜという宏嵩。
 
色々間違ってはいるが頑張って思い出した宏嵩のことを、成海は頭を撫でながら褒めた。
 
その時もう一枚画像が送られてきたのだが、成海をそれを見て震えた。
 
宏嵩のアルバムに挟まっていたという絵の写真。
 
「成海ちゃんが書いたの?すごいや!」と純粋に聞いてくる尚哉。
 
包帯を身体中に巻いた少年が描いてあるその絵。
 
ケガしててかわいそうだけど何があったの?と聞かれ、成海は恐怖を覚えたのだった。
 

Episode….51のネタバレ

モノローグ

樺倉と馬場と相庭に、何を考えているのかホントにわからないと言われた宏嵩。
 
宏嵩の横にモノローグでも出てればわかりやすいのにと言われ、マンガじゃあるまいしと横にモノローグがついた宏嵩。
 
今回はモノローグで、宏嵩がたくさん話してくれるようだ。
 
宏嵩は考えていた。
 
自分はそんなにわかりにくいキャラだったのかと…そんなに!?と結構驚いた宏嵩。
 
周りを見渡してみると、女性社員と話している樺倉がいる。
 
樺倉は嬉しそうに頬を緩め、照れた様子を浮かべていた。
 
そしてその様子を、小柳が顔をしかめてみていた。
 
周りにはもう闇のオーラが渦巻いていた。
 
それを見て宏嵩は、自分がわかりにくいというより周りがわかりやすすぎるのではと感じた。
 
そして今度は成海を見て見る。
 
すると何やら真剣な顔で目を光らせている。
 
視線の先にあるのは、二人の男性社員が顔を近づけて書類を眺めている姿。
 
本当に期待を裏切らないない奴だと、宏嵩は思った。
 
その時宏嵩が見ていることに気づいた成海。
 
宏嵩は自分の腕時計を指差し、成海にうったえる。
 
よそ見をしている時間はあるのか?
 
また成海の残業で一緒にいる時間が減ったら嫌なのだ。
 
自分の気持ちの何割が成海に、届いているのだろうか。
 
そんな宏嵩をよそに、成海はウインクをしながらグッと親指を立てるのだった。
 
グッじゃねーんだよと突っ込みながらも、今の成海を可愛かったと思っている宏嵩。
 
こういう時ばかりは、顔に出ないのは得かもしれないと感じる宏嵩だった。
 
《成海と仕事後に》
「とりあえず生で」と二人注文する宏嵩と成海。
 
席に着くなり、最近どうよと成海が口を開く。
 
宏嵩が普通だと返すと、成海も普通だという。
 
しかし宏嵩は成海の雰囲気から、少しお疲れ気味なのだろうかと心配する。
 
成海は今どの媒体にも熱くなれない周期なのだと話しだす。
 
それを聞いて宏嵩は、返して俺の心配と感じた。
 
くだらない悩みではあるが、成海の落胆は毎度のことながら激しい。
 
何か心の病気かもと言い出す成海に、宏嵩は心の中で突っ込みをいれまくる。
 
大体そんなことで死なれてしまっては、宏嵩だって困るのだ。
 
そんな成海に宏嵩は、じゃあ俺の好きなことに付き合ってみるのはどうだと提案した。
 
休日丸一日ゲーム漬けの提案は、半分冗談のつもりで言った。
 
しかしそれを聞いた成海は、パアっと表情を輝かせる。
 
宏嵩はその笑顔を向けられて、胸の奥がキュンとした。
 
成海は身体を乗り出して宏嵩の腕を掴み、それいいね!とワクワクした表情を見せる。
 
いつにする?今週?とすぐに予定を決める成海に、宏嵩は返事をする。
 
普通にいいよと返事を返す宏嵩だが、心の中ではトキメキに叫び声をあげていた。
 
成海嬉しそうにビールを煽りながら、やっぱり困った時の宏嵩どんだ~という。
 
宏嵩は熱くなった身体を冷ますようにネクタイを緩め、顔に出ないタイプで良かったと心から思った。
 
いや待てよ、と宏嵩は考える。
 
顔に出ないのは、本当に自分のアドバンテージなのだろうかと。
 
自分が成海のことを好きだという気持ちは、ちゃんと伝わっているのか心配になった。
 
成海を見て見ると、視線に気づいた成海が焼き鳥をたべながら宏嵩を見つめる。
 
そして思いついたように「樺倉先輩と花ちゃんも呼ぶ?」と提案してきたので、宏嵩はダメだわとビールを一気に飲んだ。
 
成海の提案にそーねと返事をしたものの、成海の受信力の低さも実感する宏嵩。
 
付き合えたのがキセキレベルなのだと思った。
 
それでも今更鋭くなられても困るのだと自分を納得させようとする宏嵩。
 
そしてまた、ビールをぐびっと飲む。
 
そんな宏嵩に、成海はコホンと一つ咳払いをする。
 
成海は照れたように目線を合わせず、冗談だよバカ…とぼやく。
 
そんな露骨にスネんなと言われ、驚いたように成海を見る宏嵩。
 
成海は先輩たちを呼ぶのはなしにしようと、宏嵩に伝える。
 
でも成海が先輩たちを呼ぼうと提案したのは、その方が宏嵩も楽しいかなと思ってのことだったらしい。
 
「ホント…宏嵩ってわかりやすい」と笑う成海。
 
宏嵩は驚いた…成海には自分のモノローグが見えているのだろうか。
 
成海は丸一日ソシャゲ禁止でレベル上げ缶詰ね!と宏嵩に寄り添う。
 
宏嵩はまたビールを飲みながら、それは困るなとぼやいた。
 
そういう宏嵩の耳は、赤く染まっているのだった。
 
 
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Episode….49 pair…2のネタバレ

ネックレス大捜索

ネックレスを失くしたという小柳に、俺の家でか?と聞く樺倉。
 
小柳はどこで失くしてしまったのかわからないようで、途方に暮れている。
 
昨日成海たちと飲んだ時には確かにあったことまでは覚えていた。
 
昨日帰ってきてから寝るまでの記憶を樺倉に聞かれるも、お酒を飲んでいたためハッキリ覚えていない。
 
樺倉は自分がつけているネックレスを見て見るが、樺倉のはチェーンが太いから見間違えることは無い。
 
小柳は鬼気迫った表情で、探せるとところを片っ端から探すという。
 
まずはベッドの下からという小柳に、焦り出す樺倉。
 
エロ本や美少女フィギュアが出てこようとどうでもいいと探し出す小柳に、樺倉は顔を覆う。
 
その後も見つからないネックレスに、机に突っ伏しながら落ち込む小柳。
 
洗濯機の下まで見ても、ネックレスは見つからない。
 
ものすごい落ち込みようの小柳に、気にするなと声をかける樺倉。
 
安物だし、また別のペアのものを買ってやると小柳の頭を撫でる。
 
しかしその手を小柳は勢いよく振り払う。
 
そういう問題じゃないのだ。
 
泣きそうな表情を浮かべて「わかんないの?」と樺倉を見つめる。
 
樺倉はそんな小柳に、言葉を失ってしまう。
 
そして小柳は、帰るね…と樺倉の部屋を出ていった。
 

困惑

昼休憩、一緒にカフェに行こうと成海と千葉が小柳のものにやってくる。
 
しかし小柳はその誘いを断った。
 
その様子を見ていた宏嵩が樺倉に「またっスか?」と問いかける。
 
決めつけはよくないと宏嵩をたしなめる樺倉。
 
じゃあ違うのかと聞かれ樺倉は、よくわからん!と小柳に視線を向けるのだった。
 

そうじゃない

帰り道で小柳を呼び止めた樺倉。
 
これ!とハンカチに包んだネックレスを小柳に渡した。
 
小柳は飛びつくようにハンカチを開きネックレスを確認したが、瞬間に表情をこわばらせた。
 
ベッドマットの隙間を探したら出てきたんだと話す樺倉の首元を、引っ張る小柳。
 
その首元にはネックレスがない。
 
樺倉が渡したネックレスには真新しいチェーンがつけられていた。
 
そしていつも手入れをしている小柳のものとは、明らかに違うペンダントトップの色。
 
そんなものでごまかされるわけがなかった。
 
樺倉はバレたか…と頭を抱えるが、あまりに小柳が落ち込んでいるのを見かねたのだ。
 
とりあえずそれをあげるから機嫌を直せという樺倉。
 
お揃いはまた…と小柳を見た瞬間、樺倉は固まった。
 
小柳がポロポロと涙を流している。
 
思わず名前を呼ぶ樺倉だが、それを遮るように小柳は口を開く。
 
樺倉にとって、このネックレスはとるに足らないものなのかもしれない。
 
簡単に取りかえられるものなのかもしれない。
 
しかし小柳にとってどれだけのものなのか…小柳は涙が止まらない。
 
「…私だけだったんだね」そうネックレスを樺倉に押し付けて、小柳は去っていく。
 
突然のことに唖然とした樺倉の足元に、落ちるペンダント。
 
去っていってしまった小柳を呆然として見つめた樺倉は、「……えー…??」と頭の中がフリーズ状態だ。
 
そして、全然わからん!とその場にしゃがみ込むのだった。
 

Episode….52のネタバレ

呼び方

ドン!と強烈な攻撃が決まり、吹っ飛ぶ。
 
そしてもう一発攻撃を食らった途端、桜城の一人勝ちが決まった。
 
食堂でゲームをしていた、尚哉と桜城たち4人。
 
尚哉はなぜ今やられたのかさえ分からない様子で、画面を見つめている。
 
まだこのゲームを始めて間もない桜城に負け、みんな悔しそうだ。
 
桜城は家で練習したらしく、手にマメが出来たと話す。
 
それを聞いた友人たちは、手負いで3対1でも勝てるというマウントだ!と抗議した。
 
そんなつもりじゃ…と焦る桜城に、冗談だから気にしないでと声をかける尚哉。
 
でも桜城はそういうノリも分かってきたようで、大丈夫だと笑った。
 
ケンちゃんのいうことは8割テキトーだと言うと、よっくんは8割くらい本気で悔しがってるのだと指をさすケンちゃん。
 
それを聞いてお互いカチンときたのか『良樹』『健介』と名前を呼びながら二人はもめだした。
 
尚哉が二人を子供みたいだからやめなよと止めていると、ポカンとした表情で桜城が見ている。
 
尚哉が二人のことを『良樹』『健介』と指をさし、知らなかったっけ?と聞く。
 
桜城は焦ってごまかそうとしたが結局バレてしまい、初めて知りましたと謝った。
 
マジかよと驚く良樹と健介だが、よく考えてみればいつも『よっちゃん』『けんちゃん』なので名前を呼ばない。
 
だから知らないのも無理はないのかもしれないと思った。
 
尚哉のことを『なおちゃん』と呼ぶのも含め、この呼び方は幼稚園のころから変わっていないらしい。
 
小さいころからずっと一緒にいるという話を聞いて、桜城は穏やかな表情を浮かべる。
 
そんな3人も、別の呼び方に変えてみようとしたこともあったのだそうだ。
 
しかし尚哉がいつまでたっても呼び方が直らなかったため、あきらめたのだ。
 
尚哉は違う呼び方をすることが、変だと感じていたようだ。
 
でも二人は、いつまでも子どもみたいな呼び方のほうが変だと言った。
 
年齢が上がると服装も髪型も自然と変わっていく。
 
一人称だって、ボクからオレに変わっていくのが自然だ。
 
尚哉はそれは分かっていると話すが、結局良樹も健介も全然大人じゃないよねと言えばみんな同意したのだった。
 
尚哉はいきなり呼び方が変わるのは、何となく寂しくない?という。
 
だって自分たちは、何も変わっていないのだ。
 
その言葉を静かに聞いている桜城。
 
そんなことないだろ二藤!と二人がふざけて尚哉のことを呼ぶので、尚哉はやめてよ~と抗議した。
 
そんなやり取りを楽しそうに見守っていた桜城だったが、次の言葉に固まった。
 
「俺たちはいいけど、こーくんっていつまでこーくんなの?」
 
それを聞いて衝撃を受ける尚哉と桜城。
 
そうなのだ、桜城が女だとわかった後もみんな『こーくん』と呼び続けていた。
 
気づいていなかったらしい尚哉は、必死で謝る。
 
しかし桜城はそんな尚哉に、気にしないでほしいと伝える。
 
桜城は嬉しかったのだ。
 
誤解が解けたあとも変わらないで、性別関係なく接してくれているのだと感じたようだ。
 
愛称もすごく嬉しかったのだと頬を染めていう桜城のことを、良樹と健介は素直すぎだろうと思った。
 
しかし最初に勘違いをしてこーくんと呼び出してしまった尚哉は、ちゃんと直したほうがいいのではと考える。
 
そして「じゃあこれからは『こーちゃん』って呼ぶね!」と力強く宣言した尚哉。
 
固まってしまった桜城と、ブブっと噴き出してしまった良樹と健介。
 
いいじゃんと同意する二人だったが、桜城はむずむずとしたものがこみ上げ真っ赤になる。
 
そして、変えなくていいです!!とその場から走り去っていったのだった。
 
後日、結局尚哉だけ呼び方が変わらなかったのであきらめたそうだ。
 
 
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Episode….53のネタバレ

あけましておめでとう

年明け、ファミレスで向き合って座る成海と宏嵩。
 
あけましておめでとうという成海に、今年もよろしくと宏嵩は返事をする。
 
しかし二人はどこか、ぎこちない様子だ。
 
こうやってゆっくり話すのが久しぶりな二人。
 
年末は忙しかったのだ…いろいろと…。
 

年末の出来事

いつも通り飲み屋で飲んでいた二人。
 
成海の冬コミの原稿がまだ終わっていないと聞き、宏嵩は何でかと質問をした。
 
今回は早めに原稿に着手して余裕だったはずだったのだ。
 
それを油断っていうんだと宏嵩に言われ、返す言葉もない成海。
 
そういうわけで、クリスマスも年末も時間が作れそうにないのだ。
 
彼女である以前にヲタクでごめんと宏嵩に謝る成海。
 
宏嵩はヲタクのせいにするなとご立腹だが、自分も彼氏である以前にゲーヲタなので責めるつもりはないという。
 
それでも素直に引き下がるのも癪だという宏嵩は、成海の家に行くことにしたのだ。
 

乾杯

そして場面は戻り、ファミレスで乾杯をする二人。
 
昼間からワインで乾杯をし、宏嵩はワインをゴクリと飲む。
 
正月というのもあるが、今回は成海のおごりなのだ。
 
そんなことは二度とないだろうと、宏嵩は記念にワインを味わっているのだ。
 
成海は失礼なといいながらも、今回は宏嵩がいてくれてよかったと心から言うのだった。
 

修羅場

年末、成海の部屋を訪れた宏嵩はうわぁと声を上げる。
 
成海は前髪をゴムで結び眼鏡をかけ、ちゃんちゃんこを羽織っている。
 
寝不足で鬼気迫るその姿は恐ろしく、宏嵩は「こわっ」とぼやく。
 
もはや成海の姿は、イベント時と同じ人間とは思えない。
 
成海は玄関で立ちすくむ宏嵩を、人に見られるから早く中に入れと誘導するのだった。
 
荒れ果てた部屋に入った宏嵩は、本当に修羅場なんだなと思った。
 
だから来ない方がいいって言ったのにと成海はぼやくが、宏嵩はお構いなくと座る。
 
インスタントで良かったらご飯mも作るから頑張れという宏嵩の言葉に、成海は感動した。
 
一人パソコンに向かう成海と、ゲームをする宏嵩。
 
夜もだいぶ遅い時間で宏嵩があくびをすると、成海は宏嵩に寝てていーよと声をかけた。
 
ベッド使ってと言われ、お借りしますとベッドに横になった宏嵩。
 
成海の匂いがするベットに癒された宏嵩だったが、成海がこちらを見ているのに気づき思わず「こわっ」と声を上げた。
 
あまりに恐ろしい視線に飛び起き、宏嵩はなんかごめんと謝る。
 
しかし成海は、宏嵩にそのままで大丈夫と声をかける。
 
さっきみたいに寝ていていいから、ボタンを3つほど外してもらっていいかな?と笑顔を向ける成海。
 
そして宏嵩にスマホを向け、モデルさんごっこをしようかと笑いかけた。
 

デッサン人形

あの時は何かに憑りつかれていたと思うと目をつむる成海。
 
あれから成海は、宏嵩に恥ずかしいポーズをたくさんさせたのだ。
 
まるで宏嵩をデッサン人形の如く使ってしまったと、成海は頭を抱えた。
 
もういいんだと成海を落ち着かせる宏嵩。
 
宏嵩はどんな形であれ、成海の役に立ててよかったといった。
 
成海は宏嵩のその言葉に、とても感動した。
 
そして、宏嵩が協力してくれたから完成した新刊を笑顔で手渡した。
 
宏嵩は「いらない」と断るのだった。
 
今年もヲタクにとって、よい一年になりますように。
 

Episode….49 pair…3のネタバレ

ヘルプ

成海が宏嵩の家でくつろいでいると、樺倉から着信がきた。
 
珍しい樺倉からの電話に、仕事でミスでもあったのかと緊張する成海。
 
しかし電話に出た時の雰囲気で、ミスじゃないと感じ成海は表情を緩めた。
 
どうしたのか樺倉に聞くと、樺倉は小柳と連絡がつかないと話す。
 
樺倉は成海のところに来ていないかと、連絡をしてきたようだ。
 
樺倉からの電話をうけて、成海と宏嵩は樺倉のものにかけつけた。
 
謝る樺倉に、メイトや漫喫メイド喫茶ゲイバーまで成海たちは探したが見つからなかったと話す成海。
 
俺がしっかりしていれば…と頭を抱え、また謝る樺倉。
 
そんな樺倉に成海は、そうですよ!!と声を荒げた。
 
成海は、どうしてすぐに追いかけなかったんだと樺倉を責めた。
 
樺倉は一瞬面くらった後うつむき、追いかけていいのかわからなくて動けなかったと話す。
 
へたれたことを言う樺倉に怒る成海を、落ち着かせる宏嵩。
 
そんな二人に樺倉は、正直なんであんなに怒ってるのかわからなくて…というので成海と宏嵩は呆気にとられた。
 
樺倉は小柳がネックレスを大切にしていたことは知っていた。
 
だから落ち込んでいる小柳を見ていられなくて、樺倉なりに考えて行動したのだ。
 
成海は、だからって自分のをあげるのはダメだと訴える。
 
樺倉には何の思い入れもなかったのかと問いただす。
 
しかし樺倉はそこまでないのだという。
 
ネックレスを買ったのも自分だし、また今度もっといいものを渡そうとしていたようだ。
 
成海はそんな樺倉に、再度声を荒げた。
 
小柳が大切にしていたのは、ネックレスじゃないのだ。
 
不器用な樺倉が選んでくれたもの、二人の思い出が詰まっているからこそ大切だったのだ。
 
先輩は違うんですか!?と成海に問われ、「私だけだったんだね…」と悲しそうにいった小柳を思い出す樺倉。
 
樺倉は目元を抑えて天を仰ぎ、そういうことか…と小さく声を漏らした。
 
本当にわかっていなかった樺倉に、成海と宏嵩は若干驚いた。
 
樺倉はあのデザインが特別気に入ったんだと思っていたようだ。
 
しかしどちらかというとデザインには文句を言っていたという成海を、宏嵩は止める。
 
そんなことは知る由もない樺倉。
 
ネックレスを渡した時のことは、テンパリすぎて何をいったのか覚えていないのだそうだ。
 
だけど唯一覚えているのは、箱を開けたときの小柳の笑顔。
 
それがバカみたいに、嬉しかったのだ。
 
俯く樺倉を見つめる成海と宏嵩。
 
そこへ尚哉が通りかかり、驚いたように樺倉を呼んだ。
 
珍しい時間にいる尚哉に成海は驚いたが、どうやら遅番だったらしい。
 
そんなことよりと樺倉に声をかけた尚哉は、さっき向こうで小柳と歩いていなかったかと聞く。
 
見間違えだったかな?と考える尚哉だが、樺倉は尚哉の腕を掴みどこでみたんだと声を荒げる。
 
この先の通りだときいた樺倉は、勢いよく走り出した。
 

思い出

 
『悪質な客引きにご注意ください』と警視庁からの放送が流れている。
 
樺倉は人混みを擦りぬけながら、小柳の姿を必死で探す。
 
こんなことならすぐに追いかけるんだった。
 
もっと話を聞くんだった。
 
もった考えて、まっすぐに伝えればよかった。
 
後悔ばかりがあふれ出てくる。
 
一番めんどくさいのは、自分だと思った。
 
その時、小柳の姿を見つけた樺倉。
 
しかし小柳は、だれか男と話している。
 
勢いよく近づいた樺倉は、その男の胸倉をつかみ睨みつける。
 
「テメェ何して…」と言いかけた瞬間、男はペラペラと話し出した。
 
この人がお姉さんの言ってた彼氏?という男は、どうやらキャッチらしい。
 
まじこえー!と樺倉にビビるキャッチの男は、何やらキャッチなのに小柳につかまり愚痴を聞かされていたようだ。
 
手にビールを持っている小柳は、酔っぱらって絡んだようだ。
 
仲良くしてくださいよ~と手を振って去っていったキャッチの男を、唖然として見送る樺倉。
 
ビールを小柳の手から取り上げ、お前なァと声を荒げる。
 
しかし、ごめん…としゅんとした小柳を見て樺倉は止まる。
 
頭を撫でて、心配したんだと伝える樺倉。
 
小柳は消えそうな声で、ネックレスを無くしたことを謝った。
 
気まずそうに視線を逸らす樺倉。
 
ペアネックレスとは違うけど…と何かをごそごそ取り出す。
 
だから変わりのものはいらないの、と小柳は伝える。
 
樺倉はそんな小柳の左手を取った。
 
「本当はもっと、場所とか言葉とかちゃんと選んで…渡したかったんだけどな」
 
そういいながら、小柳の薬指に触れる樺倉。
 
小柳の左手の薬指には、指輪が光っている。
 
顔を真っ赤にして小柳を見つめる樺倉と、真っ赤な顔で指輪と樺倉を見つめる小柳。
 
我に返った小柳は、勢いよく「いつのまに!?」と樺倉に質問する。
 
樺倉は結構前から準備はしていたようだが、なかなか踏ん切りがつかなかったようだ。
 
そこまでやったらつけてよ!という小柳だが、樺倉は小柳を泣かすことが無くなったら渡そうと決めていたのだと白状する。
 
だから最近樺倉は、ケンカにならないように気を付けていたのだ。
 
結局泣かせるし何一つうまく行かなかった樺倉は、最低な…と言いかける。
 
しかしその言葉は、小柳の唇で塞がれた。
 
「またその口で、私たちの思い出にケチをつけるの?」
 
小柳の言葉で、また二人はキスを交わしたのだった。
 
そしてその時、何かがチャリンと落ちた音がする。
 
マフラーの折り目に挟まっていた小柳のネックレス。
 
二人が見つけるまで、あと少し。
 
 
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ヲタクに恋は難しい 6巻の感想

まさかの!プロポーズ編となりましたね!
 
樺倉先輩!花ちゃん!おめでとうございます~!!
 
最近ケンカをしていないことを不安に思っていた小柳でしたが、それも樺倉が小柳を泣かせないように努力していたんですね。
 
不器用な二人にハラハラしましたが、本当にキュンとしました…よかった。
 
ネックレスを渡した樺倉と、渡された小柳。
 
二人が思い出を話す時に、「そんなことがバカみたいに嬉しかった」と同じセリフで語るのが素敵でした。
 
本当に良かった…結婚式も描いていただけるのかな?
 
これからがまた楽しみになりました!
 
宏嵩のモノローグの話も面白かったです。
 
残業が多い成海のことを、一緒にいる時間が減るから嫌なんだけど…って思っていたなんて。
 
可愛すぎましたね、宏嵩。
 
宏嵩が拗ねていることに気づいた成海が、冗談だよバカっていうのが可愛すぎました。
 
成海はデレる時に、ついついバカっていっちゃいがちなんですね。
 
あと尚哉と桜城。
 
尚哉の友だちの良樹と健介とも、桜城が打ち解けていっているようでうれしくなりました。
 
種類は違うけれど、尚哉と桜城はとってもピュアで素直なんですよね。
 
この二人もどうやって進んでいくのか、応援したくなります。
 
次の巻も楽しみです!
 
 
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