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Contents
カードキャプターさくら 6巻とは？
出版社：講談社; 新装版
発売日：2004/8/4
作者 ：ＣＬＡＭＰ
学校の帰り道、大きな炎がさくらたちを襲う！『火』のカードを封印すると、ケルベロスが真の姿に変化した。さくらの頑張りとケルベロスの助言で全部の『クロウカード』を集めたとき、最後の『審判』がさくらを待っていた。そして、『審判者』の正体とは……！？「クロウカード編」ついに完結！
カードキャプターさくら 6巻のネタバレ
22話のネタバレ
ケロベロスの正体
炎の壁に囲まれたさくら達は、クロウカードの気配を感じる。
さくらと李がクロウカードの話をしていると、炎の玉が飛んでくる。
雪兎が炎の玉を持っていたコートで防ぎ、さくらと李は助かった。
さくらが魔法を使おうと考えるが、雪兎がいる為使えない。
そこで李が雪兎をパンチで気絶させ、さくらは魔法を使う事に。
さくらは「盾」のカードで、炎の攻撃を防ぐ。
歌帆は月の形をした鈴で炎の攻撃を防いだ。
さくらが「風」のカードを使うも全く効果がない。
さくらと李、ケロベロスの話の流れから相手は「火」のカードだと分かった。
さくらは「火」に対応する手段として「水」のカードを召喚したが、さくら自身を攻撃される。
さくらは吹き飛ばされるが、ケロベロスがクッションとなりさくらは助かった。
さくらはケロベロスを歌帆に預け、「風」と「水」の高位カードを2枚同時に召喚する。
さくらは「火」のカードの勢いが一瞬弱くなるのを見逃さなかった。
その瞬間、さくらは「火」のカードの封印に成功する。
さくらがケロベロスを心配していると、ケロベロスは宙に舞い光を放ち出す。
やがて現れた。
大きな天使のような羽を持つ虎のような姿、これがケロベロスの本当の姿だった。
さくらはあまりの変貌ぶりに驚く。
ケロベロスは、「ユエ」より先に元の姿に戻れた事に安堵した。
しかし、その瞬間大きく地面が揺れ始める。
歌帆は、月峰神社が近い為そこに避難しようとさくら達に話す。
神社の敷地内に入ると、今度は地割れが発生した。
さくらは危機一髪、地割れを回避する。
ケロベロスがさくら達に警告する。
現れたのは、四大元素のひとつ。
「地」のカードだった。
それは地面から山のように突き出してきた。
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23話のネタバレ
最後のカード
さくらと李の地面だけ天高く持ち上がった。
しかし、さくらは歌帆と雪兎の地面だけ何も変化がないことに異変を感じる。
さくらは呆気にとられていたが、ケロベロスに名前を呼ばれる。
さくらは気を取り直し杖の解放を行い、最後のカードを集める決心をする。
さくらは「翔」のカードを使い、空を舞った。
歌帆は思った。
さくらなら大丈夫だと。
一方で知世宅でも地震が発生し、桃矢のアルバイト先でも地震は感じた。
しかし、桃矢はそれとは別の何かも感じていた。
五行思想の結果
さくらは空から街の様子を見ると、至る所で地割れが発生していた。
さくらは早急に対応すべく、「水」のカードを召喚し土の一部を攻撃する。
水のカッターのように切られた土は一瞬にして元に戻ってしまう。
さくらがケロベロスの警告を聞かず「火」のカードを使って攻撃を試みる。
しかし、あえなく反撃されさくらはケロベロスに助けられる。
ケロベロスはさくらに改めて説明する。
ケロベロスのシンボルは「太陽」で、「炎」と「地」を司る者。
つまり、ケロベロスが近くにいればいるほど「地」のカードは力を増すのだ。
そうこうしていると、土は形状を変化し龍のような形になる。
ケロベロスはさくらに、自分に「火」のカードを使うよう指示する。
さくらはケロベロスに「火」のカードを使い、ケロベロスは土の龍から攻撃を防いだ。
さくらが攻撃を避ける為に空へ飛ぶと、ある異変に気が付く。
木は一切倒されていないのだった。
さくらはもしかしてと思い、「樹」のカードを思いっきり気を込めて使った。
すると、土の龍の勢いが少し弱まった。
さくらはケロベロスに言われるがまま、「地」のカードの封印に成功する。
ケロベロスはさくらの勘の鋭さに驚く。
クロウカードには東洋魔法の知識も入っている。
その中には、五行思想という考えも入っている。
さくらはそれらを全く知らずにやり遂げたのだ。
最後の瞬間
まもなくして、知世が現場に駆けつけた。
知世はさくらの最後の勇姿を見られずに頭を落とす。
しかし知世は、カードを全て集めた記念として服を作成する。
一方で雪兎は全く目が覚めない。
さくらはとても心配する。
さくらは最後の作業に取り掛かる。
クロウカードに名前を書いたら、最後である。
さくらが名前を書いていると、ケロベロスはさくらに言う。
『準備はいいか？』
歌帆も続けて言う。
『最後の審判よ』
さくらが名前を書き終えると、集めたカード達が光を放ちながら宙を舞う。
そのカードの行き先は雪兎のところだった。
雪兎の体も宙に浮き、雪兎の体は光と大きな羽に包まれてしまう。
さくらが心配していると、羽の合間から1人の男がさくらのことを見ていた。
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24話のネタバレ
審判の時
さくらが誰と言うとケロベロスは答えた。
「ユエ」
クロウカードのもう1人の守護者だった。
月城雪兎、彼の正体はクロウカードの守護者のユエだった。
月城雪兎という人間の姿になっていただけだった。
ユエとケロベロスが話す。
ケロベロスとユエである雪兎が初めて同じ空間にいたのが、学芸会でった。
ケロベロスはその時が一番「月」の気配が強かったという。
ただ、その場には歌帆もいた為ケロベロスは気づかなかったらしい。
さくらはみんなの言っていることが分からず混乱する。
ユエはさくらに説明する。
魔力が足りない状態では真の姿に戻れない為、人間の姿で居たと。
続いてケロベロスがさくらに説明する。
クロウカードを全て集めた者には最後の審判がある。
封印したカードを使って、ユエに勝たなければならない。
勝つことが出来たら、さくらは新しいカードの持ち主になれるという。
ユエはさくらに挑発する。
『クロウカードの真の主なら、守護者に負けるはずがない』
と。
さくらはユエの攻撃を間一髪でかわす。
李がさくらの加勢をしようとするとケロベロスに止められる。
加勢をした時点でさくらの負けが確定してしまうのだ。
知世も李も雪兎がユエだったことに驚きを隠せない。
そして歌帆には役目があるという。
歌帆には何か渡すものがあるみたいだ。
すると、突然さくらが吹っ飛ばされてきた。
ユエはさらにさくらを挑発する。
ケロベロスはさくらを鼓舞する。
さくらはケロベロスの言った災いが何かと聞く。
ユエ曰く、災いとは忘れることだという。
選定者であるケロベロスが選んだ者が、審判者のユエに勝てなかった場合。
クロウカードに関わった者全員から、一番好きな人の記憶が消えてしまうらしい。
そして、再びカードの封印は解かれカード達はそれぞれの場所で新たな候補者を待つ。
クロウカードの封印が解かれた時の災いは天変地異などではない。
しかし、人にとっては天変地異なんかよりずっと辛いことだとケロベロスはさくらに話す。
さくらはみんなの顔を見ながら、様々な思いが脳を過ぎる。
さくらは立ち上がり、やる気を出す。
どうすべきかは分からないが、とにかくやってみると。
ユエは、審判続行とだけ言った。
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25話のネタバレ
審判の結果
さくらは攻撃しないでなんとかなるカードで対抗しようと考える。
さくらが「風」のカードを使用しようとするとケロベロスに止められる。
「風」のカードは月の属性のカードのため、全て跳ね返ってくるとのこと。
また、今日の夜は満月のため月の力が一番強いとケロベロスはさくらに話す。
続けてケロベロスはさくらのことを絶対に忘れたくない。
さくらが集めたカードも一緒の思いだとさくらに伝えた。
さくらはケロベロスに感謝し、「樹」のカードを使うも「樹」のカードも月の属性だった。
さくらは樹の枝に絡めとられてしまう。
ユエがここまでかと言う。
『ダメー！！！』
さくらは叫びながら、自力で反射された魔法を解いた。
ユエがさくらに攻撃しようとすると、集めたカードがさくらの周りを囲んだ。
すると歌帆がさくらに近づいていく。
歌帆がさくらに渡したものとは、歌帆が使っていた月の形をした鈴だった。
それはクロウ・リードからさくらへの贈り物だという。
さくら達はとても驚いた。
歌帆が説明する。
クロウ・リードは日本で亡くなった。
占い師であったクロウ・リードは自分の死期、死地も分かっていた。
次も候補者がどこに現れるか、クロウカードの本がどこに現れるかも。
そして、クロウカードの守護者を納得させる為の用意もしていた。
それが歌帆がさくらに渡した月の形をした鈴だった。
その鈴はクロウ・リードが死ぬ前に日本で作ったものだった。
その鈴を月峰神社に預けておき、歌帆が鈴の謎に気付くのもクロウ・リードは全て分かっていたのだろう。
歌帆はさくらに杖を掲げて、一緒に詠唱するよう指示した。
さくらは歌帆の言うように詠唱すると、杖の形状が変化した。
歌帆曰く形状変化した杖でカードを使えば大丈夫だという。
さくらはその言葉を信じて、「風」のカードを使った。
結果としてさくらの攻撃は反射されなかった。
ユエは気づいた。
全てクロウ・リードの予定通りだと。
さくらはユエに主じゃなくて、仲良しになって欲しいと言った。
ユエはさくらに目を閉じるように指示した。
『審判終了、我はさくらを新しい主と認む』
クロウ・リード
さくらの頭に誰かが話しかける。
さくらはその誰かの話の内容から、クロウ・リードだと考える。
クロウ・リードらしき人物はケロベロスとユエとカードを頼むとさくらに伝えた。
そして、杖のことを伝える。
新しい力が宿っており、太陽でも月でもない星の力が宿っていると。
最後にこう言った。
『わたしがこれから迷惑をかけると思います』
さくらがそう聞くと、さくらの目が開き現実に戻る。
ユエとケロベロスはとりあえず、仮の姿に戻るという。
ユエの仮の姿、雪兎になったが雪兎はなぜ自分がここにいるのか分からない。
雪兎がふらつくと、桃矢が現れ雪兎を支えた。
私の正体
後日、歌帆は役目を終えたことで帰ることに。
歌帆は桃矢と話す。
桃矢は雪兎と会った時から人間じゃないと分かっていたみたいだ。
ケロベロスも桃矢の前では人形のフリをしていたが、それも分かっていた。
さくらは歌帆を見送りながら考えていた。
頭の中でクロウらしき人物が言った、わたしが迷惑をかけるという言葉。
さくらの頭の中はハテナでいっぱいだった。
さくらは桃矢に呼ばれる。
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カードキャプターさくら 6巻の感想
カードキャプターさくら 6巻を読んで。
色々明らかになりました。
ケロベロスの真の姿。
雪兎の真の姿。
歌帆の本当の役割。
クロウ・リードの目論見。
桃矢が雪兎を見抜いていたこと。
この6巻で明らかに流れが変わりました。
さくらはカード集めが終わりましたし、カードの持ち主になりました。
展開の変化の大波についていくことが大変でした。
さくらの機転の利かせようもより良くなっていきました。
守護者が加わったことでさくらの戦いはどうなっていくのでしょうか。
そして、桃矢は雪兎とケロベロスの正体をわかっていました。
実は桃矢も何か力を持っているのか。
あくまで私の想像を超えませんが。
カード集めを終えたさくらの今後の役割はどうなっていくのか。
7巻が楽しみです。
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