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暁のヨナ 202話とは？
収録雑誌：花とゆめ 3号(2021年1月4日発売)
出版社 ：白泉社
作者 ：草凪みずほ
暁のヨナ 202話 “毒のある客” のネタバレ
2人の時間
檻を挟んで見つめ合うハクとヨナ。
ハクは、そろそろ帰った方が良いと促す。
それを聞いたヨナは、泣きそうな顔で言った。
「戻りたくないし、そばに行きたい」
その言葉に、眼を見開くハク。
「そんなこと言われると檻壊して帰したくなくなる」
それを、困りながらも制するミンスだった。
ハクが自由になれるようケイシュクに掛け合うと言うヨナ。
しかし、ハクは「自分のことは何とかする」と笑顔を見せた。
憎しみの連鎖
ハクがいつスウォンに刃を向けるか。
ケイシュクは、そう恐れているかもしれない。
しかし、実際ハクはスウォンをどうするつもりなのか。
それは、ヨナにもわからなかった。
牢がある部屋の外では、ヒューリが待機していた。
「叔父上の命で母を殺したのは、あなたなのでしょう？」
部屋から出たあと、足を止めてそう言うヨナ。
ヒューリはそれを、表情を変えずに聞いていた。
ヨナは毅然とした表情で彼に伝える。
「もう憎みたくないから、奪わないで。ハクの命を」
ランタンの弔い
後日、ランタンの葬儀が行われた。
その中で、泣き崩れる1人の美女。
彼女は、ランタンの親族のメイニャンと名乗った。
一見柔和な彼女に、ヨナは気を許そうとする。
しかし、近づいた彼女はヨナの耳元で言った。
「這いつくばって土下座なさって」
殺したかどうかでなく、土下座をさせにきている。
ランタンへの情が感じられない。
「あなた、親族ではないんじゃない？」
そう言い当てられ、メイニャンは平手を振り上げた。
四龍の主
「ダメだよ。その手を振り下ろしては」
その言葉とともに現れた影。
それは、ヨナが長いこと会っていなかった四龍だった。
葬儀にあたり、高華国には神官がいない。
その代理を、ケイシュクが四龍に命じたのだという。
キジャの「我が主」という言葉に反応したメイニャンは問う。
四龍は、ヨナのものなのか。
キジャはそれに当然だと答える。
さらに「雷獣」もヨナのものであると言われた彼女。
「王でもないのにずるいわね」
そう言うと、微笑みながらヨナの口に人差し指を押しあてた。
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暁のヨナ 202話の感想
ハクとの束の間の時間に、本音があふれるヨナ。
ハクの前でだけは、1人の女の子でいられるのかもしれません。
彼が無事だったと分かって緊張も緩んだところですしね。
しかし、その状態で「帰りたくない」と言われたハク。
一瞬、完全に固まっています(笑)
ミンスが居て一件落着。
しかし、戦が勃発する前に一波乱ありそうですね。
使節団と行動を共にしていたというメイニャン。
彼女はいったい何者なのでしょうか？
ランタンの親族ではないのではと言うヨナ。
それに「聡い」ということは、当たっているのでしょう。
では、一体何の目的で？
今回のサブタイトルは「毒のある客」。
これは確実に彼女のことだと思いますが…。
言葉に毒があるだけならまだしも実際の毒なんてことは…！？
と考えると心配になってきます。
ヨナ、最後に口を触られてるけど大丈夫？
ランタンみたいに、遅効性の毒とか塗られてない！？
というのは考え過ぎかな。
高華国の者が大勢いる中で騒ぎを起こすとは考えにくいですが…。
まず、ヨナを土下座させるのは1つの目的だったように見えます。
国民の前で、彼女に非を認める格好をさせるため？
そうすれば、戦いの前に高華国の士気は下がるかもしれません。
だとしても、一体彼女はどんな立場の人間なのでしょう？
次回が気になります！
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