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Contents
ここからはオトナの時間です。 3話とは？
出版社：Mosh！
作者 ：つきのおまめ
「俺と寝てほしい」誕生日の翌朝、憧れの上司からの衝撃のお願い。私で役に立てるのなら、と引き受けたら…豹変した彼にイキナリ押し倒された!?――霊が視える体質のOL・佐々木みかんは、片想い中の上司・亜久津部長に大量の悪霊が取り憑いていることがかなり気がかり。しかも最近は何か邪悪な気配を感じていて…。心配に思っていたその夜、残業後に公園で誕生日パーティと称してひとり酒盛りしていると、偶然通りがかった部長にお持ち帰りされて…目を覚ますと昨夜の記憶はなく、目の前にはドアップのイケメン部長が!!気付けば私怪我してるし手当までされてるし、これって絶対迷惑かけちゃったよね…罪悪感から恩返しを申し出たら、何故か同じベッドで寝ることに!?部長の部屋で、彼の匂いがする布団の中、ずっと大好きだった人と肩を並べて心臓がもう大変。遠くから眺めることしかできなかった彼を、こんな近くで感じられるなんて…。不器用な男女が、心の距離を夜毎縮めていくベッド・タイム・ラブストーリー。
ここからはオトナの時間です。 3話のネタバレ
人が変わったかのような部長に押し倒されるみかん！
亜久津部長に頼まれ一緒に寝ることになったみかん。
しかし眠ったと思った亜久津部長が突然起き上がりみかんをベッドに押し倒して馬乗りに…驚くみかんに亜久津部長は「俺が好きなの？」と問いかけてくるので、おもわず赤面をしてしまうみかんでした。
突然のことに困惑するみかんでしたが、ふとこれは亜久津部長ではない！と感じ抵抗をし誰なのか？と聞きます。
どう見ても俺じゃんという亜久津部長だが「中身」が違うと、みかんは訴えます。
「わかるんだ…」と呟く亜久津部長の中身の男。
霊感体質で霊から影響を受けやすいみかんがお守りとして普段からしていたペンダントがないことに気が付きます。
どうしよう…と考えるみかんに見た目は大好きな部長のままなんだから中身なんていいじゃんと言いいながら男は強引にみかんを押し倒しながら身体をまさぐります。
みかんは必死で抵抗をして男の意識の下で眠っているであろう亜久津部長を起こそうと声を掛けますが男は起きる気配ないから無駄だと言いながら、みかんのブラのホックを外してしまいます。
これにはさすがにみかんも大きく抵抗して、亜久津の頬を叩いてしまいます。
思わぬ抵抗にあった男は手加減を辞めて反撃をしようかな…と言いながら来ていたシャツを脱ぎ、みかんに迫ってきます。
みかんは抵抗を続けますが相手は男ですから力ではかないません。
つい泣き顔になってしまうみかんを見て楽しんでいるかのような男。
このままではダメだとみかんは亜久津部長に心の中で謝罪しつつ足でお腹の辺りを蹴って難を逃れます。
蹴られた拍子に壁に頭をぶつけた瞬間に亜久津部長の身体から黒い影が離れていき、それを確認したみかんはイスを持ち上げ、「それ」に向かって今度部長に何かしたらすごいことするから！と威嚇をするのでした。
そんなみかんの姿に影は「すごいことって何だよ」と言いながらも冷めたと言って消えていきます。
影が消えて安全を確認したみかんが亜久津に駆け寄り声を掛けます。
ぐっすり眠っているので亜久津部長は起きませんが、みかんに蹴り飛ばされて頭を打ったのでそこにタンコブができてしまっていました。
みかんは亜久津を何とかベッドに戻し服を着せます。
改めて「怖かった…」と思い早くお守りのペンダントを探さないと…と不安に思うのでした。
翌朝…。
また霊が来るかもと思って一睡もできなかったみかんとは反対に昨夜のことは覚えていない亜久津部長はぐっすり眠れたと、スッキリ顔。
朝食をと誘われたみかんですが、お守りのペンダントを探そうと朝食を断って急いで帰ることに。
みかんを見送った亜久津はなんだか頭が痛いと頭を触るとタンコブができていることに気が付きます。
そういえば、みかんの様子もおかしかったし何かやらかしたのか…と心配になる亜久津部長でした。
思わず本音が出てしまうみかん?
自宅の脱衣所で無事お守りのペンダントを見つけたみかんは「よかった～」とペンダントに頬ずりをします。
昨夜の亜久津部長に憑いていた霊のことを思い出し、想像していたより怖いのが憑いていたことに身がすくんでしまうみかん。
でもお守りがあるから大丈夫だと、みかんは自分に言い聞かせるのでした。
一睡もしていないみかんは、その日の仕事中もずっとボーっとしてフラフラです。
パソコンの画面に顔面をぶつけたり飲み物をこぼしそうになったりと散々で、またも先輩に叱られてしまいます。
そんなみかんに「資料をもって会議室に来てくれ」と亜久津部長が助け舟を出してくれました。
とはいえ、呼び出されてしまったみかんは自分が何かしたのかと問いかけようとしますが逆に亜久津部長から「俺昨日何かしたかな？」と問いかけられます。
明らかに寝不足なみかんの状態に昨夜、自分の寝相が悪かったとかで眠れなかったんじゃないかと亜久津部長は言うのです。
しかし事実を話すわけにはいかないみかんは、何もないと慌てて答えます。
あまり納得のいっていない顔の亜久津部長。
何があったかは分からないけど自分の罪悪感が薄れるから貰ってと言いながら亜久津部長は、みかんにお菓子を手渡します。
罪悪感って何のことだかわからないみかんですが、亜久津部長の行動につい顔が緩んでしまいます。
なんだかこの間から亜久津部長から食べ物貰ってるな～と思って…と笑顔で亜久津部長に伝えるみかんに、亜久津部長は餌付けして懐かせようとした作戦だからと冗談を言います。
そんな雰囲気につられてみかんは思わず「そんなことしなくても部長の事好きですよ」と口から本音が出てしまいます。
みかんは口走ってしまった「好き」と言う言葉に慌ててしまい、真っ赤な顔のまま大丈夫だと伝え、お菓子のお礼を言うと慌てて会議室から出ていくのでした。
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ここからはオトナの時間です。 3話の感想
いや、亜久津部長に憑いていた男の霊はとんでもないやつでしたね！
いくら見た目が大好きな人だったとしても中身が違ったら、もう恐怖でしかないです。
危うくみかんの貞操が奪われてしまうところでしたが、なんとか抵抗して難を逃れられて良かった！
それにしても前回泊ったときは何も起こらなかったわけだから、お守りのペンダントの威力は確実なわけで…もう絶対外しちゃダメなやつですね。
もともと憧れだった亜久津部長に助けられて一晩、二晩と過ごしていくうちにみかんは憧れだけじゃなく「好き」と言う気持ちが強くなってきているようです。
じゃあ、亜久津部長はどうなんだろうな～ってところが気になりますよね。
今のところだと、みかんのことは可愛いと思っているのはわかっている状態で…でもそれは部下としてなのか妹みたいな存在としてなのかはまだ不明な感じかな～って思いますが。
これが恋になっていくのかどうか…。
なにせ思わぬところで告白されちゃいましたしね。
思わず目が点になっていた亜久津部長でしたが、ここからどうなっていくのか…。
亜久津部長にとり憑いてる霊の存在あるから、このまま大人しく成仏ってわけにもいかないだろうし今後どんな展開になっていくのか非常に楽しみです。
とりあえず、みかんのキャラが可愛くて私は好きなので幸せになってほしいな～と心から思っていますけどね。
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