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Contents
恋は雨上がりのように 9巻とは?
出版社:小学館
発売日:2017/11/10
作者 :眉月じゅん
クリスマス前にマフラーを編み上げ、
吉澤に想いを伝えたユイ。
その結果を知らぬまま、あきらは…!
季節が巡り、人も、場所も巡りゆく中で、
店長が手にするもの、
そしてあきらが見つめる瞳の先にあるものは――?
恋は雨上がりのように 9巻のネタバレ
第65話 のネタバレ
京都へ向かう新幹線
はるかに京都で行われる駅伝の全国大会を観に誘われたあきらは、ともえと3人で新幹線に乗っていた。
そこでともえが九条ちひろの小説を読んでいることに気付いたあきらは、その本を貸してもらうことになるのだった。
偶然みずきに会う2人
はるかがとても楽しそうにしているのを見たあきらは、はるかは本当に長距離が好きなのだと感じた。
2人で駅伝について話していると、すぐそばでぺちゃくちゃ話す3人組の中にみずきの姿があった。
あきらに気付いたみずきは興奮して大声を出し、しばらく一方的にしゃべり続けた。
みずきの話を聞いていたはるかは、あきらが復帰する前提で話していることに気付くのだった。
気ががり
駅伝大会と京都を楽しむあきらだったが、ユイに送ったメッセージが既読にならないことが引っかかっていた。
湯船に浸かって…
風呂に浸かりながらはるかはクリスマスイヴに京都にいていいのか、編んでいたマフラーは誰かにあげるためだったのではないのかとあきらに尋ねた。
するとあきらは本当に渡してもいいのか悩んでいると話した。
それからはるかはあきらに陸上のことを話そうとしたが、2人共のぼせてしまいそれどころじゃなくなるのだった。
ガラパゴス携帯の君
あきらは店長に画像付きのメールを送ったが、店長はガラケーゆえにその画像を見ることができないのだった。
第66話 のネタバレ
走るはるか
京都旅行2日目、はるかは昨日の駅伝大会の第1区と同じコースを走りたいと言った。
はるかの気持ちが理解できないともえの横で、あきらは黙ってはるかの走り去る姿を見つめるのだった。
あきらとともえ
はるかが走っている間お茶することになったあきらとともえは、九条ちひろの小説について話していた。
“今あきらが感じたものと大人になって感じるものはちがうと思う”
と言うともえに、あきらは苦しみや辛さも時間が経てば変わるのかと尋ねた。
その後ともえの意見を聞いていたあきらは店長の姿がチラつき、大人ってみんな同じことを言うと口にするのだった。
傷心のユイ
ユイは自分の部屋にこもって塞ぎ込んでいた。
用があってユイの部屋に入った姉は、妹の様子とクローゼットにしまい込まれたプレゼントらしき袋を見て失恋だと勘付くのだった。
西田姉妹
ユイの姉は妹を元気付けるべく叱咤激励した。
姉の言葉を聞いたユイは、涙を拭って前を向くのだった。
報告と抱負
髪をバッサリ切ったユイは元気に出勤し、フラれたことをあきらに話した。
そして髪を切ったら元気になったこと、絶対美容師になると決心したことをあきらに話した。
ユイの一大決心を聞いたあきらは、微笑みながら
“…うん”
と言うのだった。
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第67話 のネタバレ
孤独を感じるあきら
あきらは好きなことややりたいことが明確なはるかやユイと自分を比べ、1人だけ取り残されたような気がしていた。
そんなとき空を舞う一羽の鳥に出会い、あきらはぼうっと空を見上げるのだった。
抱き締められたい
出勤後店長の姿を見たあきらは、急にたまらなくなって店長の胸に飛び込む想像をした。
あきらは少しの間ぼんやりしていたせいで、店長に話したいことを話すタイミングを逃してしまうのだった。
京都みやげ
休憩時店長と2人きりになったあきらは個別で買ってきたおみやげのしおりを渡し、こういうの迷惑じゃないですかと聞いた。
迷惑どころかうれしそうにしている店長を見たあきらは、マフラーをプレゼントする勇気が少しだけ湧くのだった。
ツバメに自分の姿を重ねて
しおりに描かれたツバメを見た店長は店にツバメの巣があったことを思い出し、無事にみんな巣立っていったことをあきらに話した。
それを聞いたあきらは、もしも仲間と一緒に飛び立てなかったツバメがいたとしたらどうなってしまうのかと尋ねた。
すると店長はその地にとどまって得る幸せもあるが、飛び立たなかった理由がもし諦めだった場合はずっと後悔することになると言うのだった。
動き出す店長
店長は自宅でしばらくツバメのしおりを見つめた後、原稿用紙に向かうのだった。
第68話 のネタバレ
朝日が昇るまで
一度ペンを取った店長は、時間を忘れて言葉を紡ぐのだった。
楽しそうな店長
徹夜した店長は、目の下にひどいクマができていた。
あきらは店長の寝不足を心配しながらも、なんだか楽しそうだと思うのだった。
ファミレスに現れたちひろ
ちひろの接客をしたユイは、あきらと久保にヘンなお客だと言った。
その後ユイに代わってちひろの接客をした久保は、どこかで見たことのある人物だと思うのだった。
あきらを探すちひろ
目的である橘あきらの姿が一向に見えないちひろは、ユイに
“橘あきらくんっている?”
と尋ねた。
ユイから橘あきらくんはいないと聞いたちひろは、力が抜けるのだった。
あきらを見つけたちひろ
ユイは帰ろうとしたちひろに
“橘あきらくんさいませんけどちゃんならいますよ”
と言い、ホールに出てきたあきらに声をかけた。
同じとき、久保は小説家の九条ちひろだと思い出すのだった。
セブンティーン
あきらを目の前にしたちひろは、頭がぐらぐらした。
さらにあきらが17歳だと知ったちひろは、時が止まったようになるのだった。
続・セブンティーン
出版社の謝恩会にて今をときめく新人作家・町田すいと顔を合わせることになったちひろ。
いけすかない青年を想像していたちひろは学生服を来た町田を見て拍子抜けし、さらに17歳という年齢を聞いて勘が狂うのだった。
話題は九条ちひろ
不在時にちひろが来たと知った店長は、驚いて変な汗が出た。
一方話の流れで店長が早大出身だと知った加瀬は、開いた口が塞がらなかった。
それから加瀬は吉澤に話しかけ、遠回しに店長をディスるのだった。
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第69話 のネタバレ
ホッとする店長
あきらからちひろと特に何も話していないと聞いた店長はホッとし、店に来ていた勇斗をあきらに任せて銀行へ向かった。
店長の屈託のない笑顔を見たあきらは、少しときめくのだった。
あきらと勇斗の糸電話
おやつをあっという間に平らげた勇斗はランドセルから糸電話を取り出し、片方のカップをあきらに渡した。
もう片方のカップを持った勇斗は勢いよく外へ飛び出し、あきらと糸電話を始めた。
勇斗に質問を求められたあきらは、店長の誕生日を尋ねるのだった。
あきらと店長の糸電話
誕生日を知らないと言われたあきらはがっくりしたが、少しでも情報を聞き出そうとした。
しかし勇斗の返事はなく、しばらくして聞こえたのは店長の声だったためあきらは赤面した。
それから店長は糸電話であきらの誕生日を聞くなど会話が続いていたが、あきらが誕生日を言った直後に糸が外れてしまうのだった。
おうちあきら
あきらは店長の誕生日を手帳に書き込んだ。
それから相変わらずひどいクマをつくった店長の楽しそうな笑顔を思い浮かべ、ベッドに突っ伏すのだった。
回想・糸電話
1対1で使う糸電話を2対1に改良した勇斗は父親と並んであきらの言葉を待ったが、ひっぱりすぎて糸が切れてしまった。
あきらは声の届かない糸電話を持ったまま
“この頃店長のこと見てると、あたし少し寂しいです”
と言うのだった。
第70話 のネタバレ
飲みに行くちひろと町田
町田と連絡先を交換したちひろは、早速町田に誘われた。
町田は作業しても追い出されないファミレスを
“いい店”
と呼び、ちひろをそこへ連れて行くのだった。
町田の告白
ちひろの小説が好きで全て読破していると話す町田は、まるで愛の告白をしているかのように顔を真っ赤にしていた。
そっけない返事をするちひろだったが、町田の好感度は急上昇するのだった。
夢を語る町田
町田に将来なりたいものを聞かれたちひろはずっこけた。
答えないちひろと反対に、町田はやりたいことを幾つか話した。
ちひろは小説と全く関係のない職業の話まで始めた町田に、君はまさか軽い気持ちで書いてこの売れゆきなのかと尋ねた。
すると町田は全部本気で、本気でやりたいことがたくさんあるから本当に時間が足りないと言うのだった。
暗唱合戦
山月記を暗唱したちひろは、自分は年をとりすぎたから17歳の君が羨ましいと言った。
すると町田はアデン・アラビアを暗唱し、年なんて関係ないと言い返した。
ちひろは町田の暗唱に内心感心しながらも、若い町田のことを冷めた目で見るのだった。
17歳のあきらくん
45年間ひとつのことに打ち込んできた自分の人生を町田に美しいと言われたちひろは、まんざらでもない顔をした。
それから町田は外でペンネームで呼ばれるのは恥ずかしいので、本名のあきらで呼んで下さいと言った。
ちひろは町田と肩を組み
“気に入ったぜ17歳のあきら”
“仲良くしようじゃねーか”
と言うのだった。
あきらの気持ちを察する医師
通院している病院の診察後、あきらは何か言いかけてやめた。
何かを感じ取った担当医は、看護師にある冊子を渡すよう指示するのだった。
突然の訪問者 2
インターホンを聞いた店長がドアを開けると、ちひろが立っていた。
原稿が散らばる部屋にちひろを入れることをためらった店長は、焦った様子でちひろを外に連れ出すのだった。
17歳について話す2人
ちひろにまさか17歳のあきらを部屋に連れ込んでるじゃないのかと言われた店長は、口に含んでいたコーヒーを勢いよく吹いた。
ちひろにあきらの年齢がバレていると知った店長は軽く絶望したあと、あきらとは何もないとしっかり否定した。
するとちひろは気の抜けた返事をし、17歳の持つパワーについて珍しく真面目に話した。
店長が話に突っ込みを入れると、ちひろはニヤニヤし始め真面目に答えないのだった。
ケガと向き合うあきら
あきらはベッドで横になり、病院でもらったリハビリの本をパラパラとめくるのだった。
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第71話 のネタバレ
回想編・1年前の夏
部活へ向かうあきらとはるかをすれ違いざまにチラ見する山本。
バス停でバスを待つ吉澤は、遠くから走ってくる陸上部の集団に目をやる。
走りながら食べたいものを言い合っていたあきらとはるかは、先輩に注意されるのだった。
1年前の夏 2
短距離組と長距離組が分かれるタイミングで、あきらは集団から抜けて眺めの良い場所へ向かった。
そして風を感じながら
“夏が流れてく…”
と口にするのだった。
1年前の夏 3
部活を終えたあきらとはるかは、かき氷を美味しそうに頬張る。
突然睡魔に襲われたあきらに、帰りはウチのお父さんに送ってもらおうと言うはるか。
その直後、あきらは座ったまま眠ってしまうのだった。
第72話 のネタバレ
てきぱき働くユイ
久保は最近のユイの働きっぷりを褒めた。
一方ユイと比べられ見習うよう言われた吉澤の髪は、伸び放題になっているのだった。
デパートで食事をする2人
勇斗はかけっこで1位になったことを父親に報告した。
店長は驚き、明らかにあきらのおかげだと言うのだった。
傘売り場
店長はたまたま通りがかった傘売り場に目が止まった。
それから店長は売り場の店員に話しかけるのだった。
姉妹の会話
ユイの姉は、ユイが失恋したあと休まずバイトに行っていることを褒めた。
それから姉は何やら言いにくそうに話し始めるのだった。
バイト辞めます
バイト禁止の学校に通っているユイは、ファミレスで働いていることがバレてバイトを辞めることになった。
ファミレススタッフたちは驚き、口々に話し出すのだった。
らしくない吉澤
店長は吉澤の髪が伸びていることを指摘した。
すると吉澤は、すごすごとキッチンへ戻っていくのだった。
物思いにふけるあきら
バイト中のあきらは医師にリハビリをすすめられたことを思い出していた。
そして医師に言われた走れるようになるだろう来春に想いを馳せ、遠い目をするのだった。
念を飛ばすみずき
お客様に別のお客様の忘れ物を渡されたあきらは、すぐに外へ出てお客様に呼びかけた。
しかし声は届かず、あきらはその場に立ち尽くした。
そのときバスであきらの真横を通りかかったみずきは、あきらの状況を把握した直後
“走れ”
と念じた。
するとあきらはハッとし、走り去るバスを見つめるのだった。
しかし結局あきらが走り出すより前に、雨が降り出してしまうのだった。
第73話 のネタバレ
弟の家で酒を飲む姉
雨の中バイクを走らせ帰宅した加瀬は、酔っ払った姉の姿を見て何とも言えない顔をした。
濡れた服を脱ぎながら、加瀬はまたフラれたのかと聞いた。
そういうわけじゃないと言いながらハッキリとした理由も話さない姉を、加瀬は不思議に思うのだった。
ネガティブな加瀬姉
加瀬が風呂から上がると、姉はテーブルに顔を伏せて寝ていた。
加瀬は何しに来たんだよとつぶやき、姉の肩にブランケットをかけた。
しばらくすると浅い眠りから目を覚ました姉が
“ごめんね、あたしダメなお姉ちゃんだよね”
“もうここに来るのもやめるね…”
と言った。
加瀬は窓の向こうに降る雨を見つめながら、姉の言葉を不服に思うのだった。
機嫌の悪い加瀬
店長は休憩室にスタッフを集め、本日はユイの送別会兼忘年会を行うと話した。
店長が概要を話し終えたとき、大きな音を立てて加瀬が出勤してきた。
バンッガンッバタンとあからさまに大きな音を立てる加瀬の様子を見たスタッフたちは、声を揃えて
“きげんわるー”
と言うのだった。
センチメンタル
あきらはバイト最終日でセンチメンタルになっているユイを励ますべく、胸がときめくもの言いあいっこをしようと言った。
するとユイは、すぐに笑顔を取り戻すのだった。
忘年会開始!
用意されたたくさんのオードルブルに加え、デザートも自由に作っていいと聞いたユイは大喜びした。
今年ももう5分で終わるという頃、久保は改めてユイが辞めてしまうことを嘆いていた。
そしてカウントダウンまで1分をきった瞬間、加瀬は
“本当は彼氏ができないから辞めるんじゃないの?”
と言った。
ユイの顔はみるみる赤くなり、普段怒らない吉澤も無神経な加瀬の態度には我慢できず席を立った。
しかし加瀬の失言よりもインパクトがあったのは、年越しの瞬間に決まったあきらの顔面パンチなのだった。
元旦のあきらと店長
自宅で執筆中の店長は、背後に置いた携帯電話の着信に気付かない。
一方誰かに連絡を入れたあきらはしんしんと降る雪の中、どこかへ向かうのだった。
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恋は雨上がりのように 9巻の感想
9巻は最終巻のひとつ前もいうこともあり、助走している印象を持ちました。
この助走が本番の10巻でどのように作用するのか、イマイチ想像がつきません。
1巻から9巻までゆったりと流れていた時間に突然終わりが来ると言うことは…
今思えばあきらが走り出すために入念な準備体操をしているような、そんな漫画だったように思います。
女子高生とバイト先の店長の恋という設定だけでキャーキャー言っていた自分が少し恥ずかしくなりました。
確かに年の離れた2人の恋も描かれていますが、それ以上に暗闇から這い上がる原動力とは何か…みたいなことが描かれていますよね。
さあ本編では主人公のあきらではなく、店長をはじめ周囲の人間が人生の新しい一歩を踏み出し始めています。
次は、次こそ、主人公が新しい一歩を踏み出す番ですね!とても楽しみです。
また、個人的に9巻で1番印象的だったのはあきらが加瀬をぶん殴ったこと。
人一倍周りが見えているはずの加瀬があんなにデリカシーのないことを言うことにも驚きましたが、あきらちゃんの怒った顔と拳の驚きにはかないませんね。
あきらの口数が少ないところ、自分以上に他人を思いやれるところや真っ直ぐなところが大好きです。
あきらに片想い中の吉澤はきっと、もっとあきらに惚れてしまったことでしょうね。
最後に主要人物たちの夢や恋が次巻でどのように描かれるのかしっかり予想してから、10巻を読みたいと思います。
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