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Contents
ここからはオトナの時間です。 5話とは？
出版社：Mosh！
作者 ：つきのおまめ
「俺と寝てほしい」誕生日の翌朝、憧れの上司からの衝撃のお願い。私で役に立てるのなら、と引き受けたら…豹変した彼にイキナリ押し倒された!?――霊が視える体質のOL・佐々木みかんは、片想い中の上司・亜久津部長に大量の悪霊が取り憑いていることがかなり気がかり。しかも最近は何か邪悪な気配を感じていて…。心配に思っていたその夜、残業後に公園で誕生日パーティと称してひとり酒盛りしていると、偶然通りがかった部長にお持ち帰りされて…目を覚ますと昨夜の記憶はなく、目の前にはドアップのイケメン部長が!!気付けば私怪我してるし手当までされてるし、これって絶対迷惑かけちゃったよね…罪悪感から恩返しを申し出たら、何故か同じベッドで寝ることに!?部長の部屋で、彼の匂いがする布団の中、ずっと大好きだった人と肩を並べて心臓がもう大変。遠くから眺めることしかできなかった彼を、こんな近くで感じられるなんて…。不器用な男女が、心の距離を夜毎縮めていくベッド・タイム・ラブストーリー。
ここからはオトナの時間です。 5話のネタバレ
男の霊がみかんの身体を操って…
亜久津部長の家でお風呂に入っていたはずのみかんでしたが、なぜか目が覚めると暗い空間の中に１人で立っています。
その中にみかんの身体が見ていると思われる外の状況が映し出されています。
そこにはみかん自身が亜久津部長に全裸で抱きついて妖艶な表情を浮かべながら誘惑をしている状況がしっかり映し出されています。
これは！と以前に襲われお風呂で話しかけてきた男の霊に身体を乗っ取られてしまったのだと、みかんはすぐに理解しました。
亜久津部長は誘惑するみかんから視線を外し手首を捕らえて、みかんの行動を制止しようとします。
そこで男の霊はみかんの意識が目覚めたことに気が付き「うるせぇ」と舌打ちをします。
その様子を見て何だか普段のみかんと様子が違うと感じた亜久津部長はどうしたんだ？と言うように、みかんに声を掛けます。
男の霊はそれより「続きをしましょう」と更に亜久津部長を誘惑します。
これにも亜久津は「佐々木ってこんな奴だったか？」と疑問に思うのでした。
意識だけ目が覚めてそんな映像を見ているだけのみかんは、どうしたらここから出られるのかと考えながら、男の霊に向かって抗議をしますがまったく意味をなしていません。
その間も誘惑するみかん（の中の霊）の行動を制止し続ける亜久津部長は、普段の様子とあまりに違いすぎるみかんの様子に「おかしい」と考えていました。
みかんが渡してくれたペンダントだって、あんなに必死に渡してくれたのに返せって言ったり、おかしいことばかりです。
そこで亜久津部長はみかんの身体を引きはがして外したペンダントを取りに走ります。
しかしみかんに腕を引っ張られて仰向けで倒れてしまった亜久津部長。
男の霊がみかんの身体で亜久津部長に馬乗りになり「こうしたかったなら早く言って」と誘惑を続けます。
さすがのみかんもこれには慌てて、「いい加減にしろ！」と大声で叫びました。
それと同時にみかんの身体から男の霊が抜け出ていきます。
身体を取り戻したみかんは「それ」に向かって今度部長に何かしたら許さないって言ったでしょ！と怒り変なことしないで！と声を荒げます。
霊が視えない亜久津部長はハテナ顔です。
みかんの言葉に男の霊は処女のみかんのためにやったんだから感謝しろとドヤるのでした。
これ以上ない嫌がらせだし、もうどっか行って！と言うみかんに霊は「はいはい」と言いながら消えてしまいました。
亜久津部長の自分を呼ぶ声で我に返り亜久津部長に大丈夫ですか？と問いかけるみかんでしたが、ふと自分が全裸で彼に馬乗りになっていることに気が付き、慌てて腕で自分の身体を隠すみかん。
やらかした…と俯くみかんに亜久津部長は自分が来ていたセーターをみかんに着せてやります。
お礼を言って亜久津部長のセーターを着てから、みかんはハッとしてお守りのペンダントは？と亜久津部長に問いかけます。
みかんが言ったから隣の部屋に置いてあると答える亜久津部長。
「だからか…」と悟ったみかんは急いでペンダントを取りに行き亜久津部長の首に掛け、これで大丈夫とホッとします。
そして意を決して今の状況を含めて説明をするから聞いてほしいと話します。
しかしみかんは今、亜久津部長のセーターは着ているものの他は裸のため先に着替えをしてからです。
着替えを済ませダイニングテーブルに向かい合わせで話をする２人。
みかんは自分が霊が視えることと霊の影響も受けやすいことと亜久津部長も同じ体質で、さっきのは亜久津部長に憑いている男の霊がやったことだと話します。
だから最近寝つきが悪かったのかと呟く亜久津部長。
こんな話を信じてくれるのか？と問うみかんに亜久津部長は今目の当たりにしたことだし、みかんは?をつく人間には思えないからと答えてくれました。
みかんは霊は常に亜久津部長によっては来るけど、とりあえず危ないのは無防備な睡眠時だけだし今はお守りのペンダントがあるから大丈夫だと話し傍にあるだけでも効果があるから近くに置いておいてほしいと話します。
しかし、亜久津部長は自分よりみかんが持っていた方が良いと答えるのです。
自分は夜眠れなくなるだけだから…と。
そこで、みかんの身体を乗っ取って誘惑してきた霊のことを思い出し、前の時何かしたよね？と問いかけます。
みかんは必死であれは霊のせいだから部長は悪くないと答えますが否定されなかったことで「事実」が分かった亜久津部長は「まじか」と落ち込みつつ、だったら尚更みかん自身が身を守るためにもお守りはミカンが持っているべきだと話します。
自分で何とかすると言う亜久津部長の言葉に「もう一緒にはいられないってこと」と考えたみかんは「嫌です！」と反論をします。
思わず「好きだから」と告白の言葉が口から出そうになってしまうものの、みかんは何とか言葉を飲み込みます。
そんなみかんに亜久津部長は困ったときは言うからと言うけど何となく、もう自分には頼ってくれないんじゃないかとみかんは不安に思ってしまうのでした。
会社の飲み会で間違えてお酒を飲んでしまったみかんは…？
あれからみかんと亜久津部長は会話をすることもなく数日が過ぎたころ。
職場での飲み会が開かれていました。
唐揚げを見つめたままボーっとしているみかんに会社のデスクで隣の席の先輩社員である西が心配をして声をかけてくれ、みかんは大丈夫ですと答えます。
とはいえ亜久津部長のことが気になってしまうみかんは離れた席にいる亜久津部長に目を向けます。
難しいそうな話をしている亜久津部長。
これまで少し特別な日が続いていたけど、話しをしなくなって元の上司と部下の関係に戻ったのはこれが普通であって今まで通りの距離感だと考えるものの、それが少し寂しく思うみかんでした。
ふいに男性社員から飲み物を渡され「頼んだっけ？」と思いつつも受け取ってグイっと飲むみかんですが、なんか変な味だなと気が付きます。
別の男性社員が自分が頼んだウーロン杯はまだ？と問いかけていて、さっきみかんに飲み物を渡した男性社員が、みかんに渡したのがそれだったかもと…。
なんとみかんが飲んだのはウーロン杯…お酒だったのです。
お酒を飲むとだれかれ構わず「抱っこして下さ～い」と抱っこをねだってしまう癖を持つみかん…すでに飲んでしまったお酒…。
案の定、酔っぱらってしまい隣にいた先輩に抱っこをねだっています。
先輩はそんなみかんに応えて「ぎゅー」と抱きしめてあげるのでした。
その様子を見ていた男性社員たちが、みかんのことを可愛いと話しているのを微妙な表情で亜久津部長は聞いています。
そのうち飲み会もお開きになり２次会に行く組と帰る組に分かれます。
みかんは、さっき抱っこしてもらっていた先輩に抱きついたまま。
みかんたちの姿が１次会で帰ろうとした亜久津部長の目に入ったところで、酔っぱらってフラフラなみかんは足を滑らせてしまうのでした。
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ここからはオトナの時間です。 5話の感想
は～…間一髪でしたね。
なんとか危機は脱することができて良かったです。
やっぱり亜久津部長は紳士なので部下であるみかんに誘惑されても、ちゃんと制止していましたね。
というかあの男の霊はいったい何がしたいのか…。
どっちにしても考えているのは、いやらしいことなんでしょうけどね。
お守りのペンダントはどっちにしても、みかんが身に着けておくのが正解なんじゃないかなと思うんですよね。
だって、あの状態で危ないのってみかんじゃないですか。
亜久津部長の判断は正しいと私は思います。
みかんは亜久津部長のことは大好きだけど亜久津部長自身の気持ちが、まだはっきりしないんですよね。
でも眠るためとは言え一緒に寝てくれとか言われたら、ちょっと期待しちゃいますよねぇ普通は。
それで会話もなくなって前の憧れていただけのころに戻ってしまったら、恋心が育ってしまったみかんにとっては辛いんじゃないかな～って思っちゃいます。
その夜も結局一緒に寝たわけだし。
亜久津部長のほうの気持ちはこれから育っていくのかな…。
で！飲み会でお酒を間違って飲んでしまったみかん。
可愛らしく「抱っこして下さ～い」っておねだりするみかんは、やはり男性ウケしますよね。
みかんのことを可愛いとか言っている男性社員たちの様子をなんとなく不機嫌な顔で見ている亜久津部長。
ヤキモチ…でしょうかね。
次の展開でどうなるのかドキドキです！
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