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女王の花 7巻とは?

出版社:小学館
発売日:2013/2/26
作者 :和泉かねよし

6巻のラストで刺客に襲われた亜姫の従者、薄星。刺客は亜姫を狙う曾国王子が差し向けたものだった。絶体絶命の中、薄星の心の中に浮かんだのは亜姫への想いだった。そして、亜姫は薄星を助けるためある「賭け」に出て・・・!?亜姫と薄星の関係が「主従」から変化し、物語が次のステージへと進むキーとなる7巻。運命に翻弄される亜姫と薄星の戦いと想い、見逃すと損します!

 

女王の花 7巻のネタバレ

十七話のネタバレ

走馬灯

ジャハルに毒刀で刺された薄星。
 
じわじわと血が滲み、痛みで頭が朦朧としてくる。
 
そんな薄星のまぶたには、過去の亜姫との思い出が走馬灯のように浮かんでいた。
 
それは4年前、亜国にいた頃のこと。
 
青徹からの厳しい稽古を受けた薄星は、それなりの強さを得ていた。
 
もう大人でも薄星には敵わなくなっていたが、それでも薄星に対する迫害は続いた。
 
目の色や髪の色が違うだけで蔑まれ、奴隷として扱われる。
 
そんな薄星の生きる望みは、自分を“人”として扱ってくれる亜姫だけだった。
 
亜姫の側で亜姫を守り続ける薄星の元に、1人の男が現れる。
 
その男は色の薄い髪に薄い目をしていた。
 
薄星とは少し違うが、薄星と同じ胡人であった。
 
今日からここの下働きをすることになったと自己紹介をした男は、薄星に同じ胡人同士仲良くやろうと笑いかけてきた。
 
この胡人が、後に亜姫に大きな影響を与えることとなる。
 

薄星の居場所

亜国での亜姫と黄妃への扱いは相変わらずひどいものだった。
 
黄妃への食膳が運ばれないことなど日常茶飯事で、そのたびに亜姫は厨房へ潜り込んで自分から食膳を黄妃へ運んでいた。
 
それは勝ち目のない、孤独な戦だった。
 
宮中に味方は1人もいない。
 
ただ1人、自分だけは姫様のお傍に。
 
薄星は幼いなりに、亜姫を守ろうと心に決めていた。
 
そしてそんな薄星もまた、他の家臣たちからひどい扱いを受けていた。
 
意地悪をされ、挑発され、そして結果殴られ蹴られ。
 
こんな理不尽な扱いは耐えられないと、亜姫の手を取って逃げ出そうと提案したこともあった。
 
それでも亜姫は、お母様がいらっしゃるから私は行かないと凛として告げた。
 
ここに自分の居場所はない。
 
薄星はそう思ってしまった。
 

胡人の計画

肩を落とす薄星の元に、いつかの胡人が現れて声をかけてきた。
 
自分たちは胡人だという理由だけで今までひどい目に遭ってきた。
 
奴隷は辞めて一緒に旅に出よう、と言う男の提案に、薄星は乗ることにした。
 
そして、亜姫の寝所を聞かれて薄星は教えてしまう。
 
すると男は剣を取り出した。
 
それを見た薄星は男の真意をようやく知ることとなった。
 
男は土妃に雇われた奴隷で、亜姫を殺せば褒美も与えるし自由にさせてやると言われていたのだ。
 
必死になって止める薄星。
 
すると、物音で目を覚ました亜姫が部屋の外へ様子を見に来てしまった。
 
それに気付いた薄星は、とっさに隠し持っていた短剣で男の喉元をかき切った。
 
男が血しぶきをあげて倒れ、亜姫もそれを目の当たりにする。
 
我に返った薄星は、自分が人殺しになってしまったと震え出してしまった。
 
すると亜姫はそんな薄星の手を掴み、お前は殺していないと言い出した。
 
刺客が来れば殺すのは当たり前で、お前は私を守ってくれたのだと告げる。
 
そして、この刺客は私の手で殺したと兵に伝えに行きなさいと指示を出した。
 
奴隷の薄星が人を殺したとなれば、薄星がひどい扱いを受けるかもしれない。
 
そう考えた亜姫の作戦だった。
 
薄星は自分が情けなくなり、自分なんか捨てろと言ってしまう。
 
すると亜姫は、自分を捨てろなんて去る側だから言えるんだと泣き出してしまう。
 
大事なものを捨てられるわけがないと言う亜姫。
 
その涙を見て、薄星は自分の考えがどれほど浅はかだったのかを思い知った。
 
結局、刺客は亜姫が殺したと報告され、亜姫は再び陰口を叩かれるようになった。
 
それでも亜姫は、自分ですらこうなのだから薄星だったらもっと酷かっただろうと言って笑った。
 
薄星はそれに従うしかない自分が情けなかった。
 

4年後

そして、4年後の今。
 
刺客に毒刀で刺され、意識が朦朧としている薄星。
 
刺客であるジャハルの狙いは亜姫だ。
 
それを知った薄星は、自分の命と引き換えに姫を守ることを覚悟した。
 
そして、動けば毒が回ると分かって居ながらジャハルに向かって剣を振るった。
 
 
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十八話のネタバレ

ジャハルの正体

薄星とジャハルの剣がぶつかる音が、闇夜に響き渡る。
 
毒に侵されているとはいえ、薄星の方が優勢だった。
 
ジャハルを地面に叩きつけ、刀を振り落とそうとしたその時。
 
薄星は背後に気配を感じ、ジャハルの上から飛び退いた。
 
すると、薄星の周りを大勢の人間たちが取り囲んでいた。
 
ジャハルは起き上がり、再び刀を手に取る。
 
ところが、そんなジャハルの背中に刀を向ける相手が現れた。
 
その相手は何と、亜姫だった。
 
ジャハルに、何をしていると尋ねる亜姫。
 
人殺しを少々…とジャハルは答える。
 
そんなジャハルに対し、亜姫は狙いは自分ではなく、薄星なのかと尋ねた。
 
土妃や土国であれば、自分の命をまず狙うだろう。
 
それをせず、薄星を殺そうと企む者と言えば1人しかいない。
 
お前の主は曾国の第一王子ではないのか。
 
そう言った亜姫の指摘は正しかった。
 
全ては曾国の第一王子の策略であり、自分が亜姫を妃として迎えるための作戦だったのだ。
 
そしてジャハルを細作として送り込み、亜姫の懐に潜り込ませて薄星を襲わせた。
 
自分の妃となる亜姫が、奴隷と情を交わすような女であってはならない。
 
その為に薄星を消せ。
 
それが曾国の第一王子の命令だったのだ。
 
それを知った亜姫は、薄星を襲う手下を止めろとジャハルに命じる。
 
ところが、ジャハルは無駄だと一蹴した。
 
そして、あなたが持っているその刀はさっき自分が薄星を刺したもので、それには毒が塗ってあると告げた。
 
それを聞いた亜姫は、何と自分の腕を刀で切りつけてしまった。
 
千年の花、という言葉を叫びながら。
 
それを見たジャハルは亜姫の手を掴み、今すぐに水で洗い流せと引きずって連れて行く。
 
その姿を見た薄星の目には、怒りの炎が灯った。
 

毒消し

ジャハルは手早く亜姫の手を水で洗い流し、懐から薬を取り出して飲めと手渡した。
 
すると亜姫は笑い、やはり毒消しを持っていたかと口にした。
 
それを聞いたジャハルはハッとする。
 
そのつもりで自分の手を切ったのか、と問いかけるジャハル。
 
すると亜姫は毒を扱う者は薬も一緒に作ると聞いたことがあったと話した。
 
そして、その薬を薄星に飲ませなさいと言い出した。
 
ジャハルは即座に断ると叫び、亜姫の口に薬をねじ込んだ。
 
血を流しすぎた亜姫は、貧血を起こして倒れ込んでしまう。
 
するとその背後に、敵を倒した薄星が立っていた。
 
姫様に、他に出来る手当はないのかと問いただす薄星。
 
もう全て施したとジャハルが返すと、薄星はジャハルを地面へ叩きつけた。
 
そして毒消しを渡せ、とすごむ。
 
すると薄星はジャハルの手のひらを刀で突きさした。
 
その刀の形状を見て、ジャハルはハッとする。
 
それは毒が塗ってある刀だったのだ。
 
そして薄星は取引を持ち出す。
 
曾国の第一王子の命令である、薄星を殺して姫を守れと言う命令をお前は守れなかった。
 
命を狙われるのはお前の方ではないのか?
 
それならば俺に従い、お前の人脈と金と手下を寄越せと言う薄星の目は本気だった。
 

薄星の安否

次に亜姫が目を覚ますと、傍には誰もいなかった。
 
部屋の外に出るとジャハルがいて、亜姫に話しかけてきた。
 
警戒する亜姫に、薄星を探しているのだろう?とジャハルは告げた。
 
そして亜姫に薄星の居場所を教える。
 
ジャハルが言う場所に向かった亜姫は、横になっている薄星の姿を見つけた。
 
薄星は床に伏してはいたが、何とか一命を取りとめていた。
 
亜姫の来訪に目を覚ました薄星は、亜姫に二度と自分を傷つけるようなことはしちゃだめだと言った。
 
すると亜姫は、生きる勝算があったからやったのだと口にする。
 
けれど、ほんの少しだけ思ったことがあると言うのだ。
 
薄星がもし助からないなら、ここで自分も一緒に死ねるならそれはそれで幸せかなと思ったと言って亜姫は涙を流した。
 
そんな亜姫を見て、薄星は亜姫に口づけを施した。
 
 
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十九話のネタバレ

召喚状

黄王から亜姫へ、召喚状が届いた。
 
それは東の城へ追いやられた亜姫に、都に戻れという内容だった。
 
そしてそれは曾国から遠路はるばる訪れた第一王子との対決を意味するものだ。
 
曾の王子にも土妃にも勝ちに行く、と言う亜姫の目は真っ直ぐだった。
 

ジャハルへの命令

薄星の手下となったジャハル。
 
そしてそんなジャハルを正式に手下に加えた亜姫は、ジャハルにある命令を出す。
 
それは、亜姫が持つ玉璽のもう一方の片割れを見つけ出せ、というものだった。
 
ジャハルはそれを了承する。
 
すると薄星は、都に行く亜姫にはついて行かずジャハルと共にこの場所に残ると言い出した。
 
都に行くよりここにいた方が亜姫の為に動きやすくなるだろうと言う薄星。
 
それは本音であったが、毒がまだ抜け切れていない自分が傍にいても足でまといになる可能性があるだろうというのも理由の一つであった。
 
けれどそれを亜姫に悟られてはならない。
 
薄星も苦渋の決断だった。
 
側に薄星がいないことに不安を抱く亜姫だったが、薄星の言うことは確かに正しい。
 
そう思った亜姫は、薄星の申し出に了承した。
 
不安そうな顔をする亜姫を見て、薄星は自分の腕を刀で切りつけて亜姫と同じ場所に同じ傷を創った。
 
そして自分はあんたにだけ繋がれている、と言って亜姫への忠誠を誓った。
 

再会

一方その頃、黄王との会見を先延ばしにされている曾国側はしびれを切らし始めていた。
 
接待する青逸は板挟みを受ける。
 
亜姫を寄越せと言う第一王子の意見も相変わらずだった。
 
そんな第一王子と家臣の目の前を、宮女たちが通りかかる。
 
曾国への酒宴の支度をする宮女たちだった。
 
ところが第一王子は、その宮女たちの中に知った顔を見つけた。
 
それは、宮女の格好をして紛れ込んだ亜姫の姿だった。
 
あの女を連れて来いと言う第一王子の命令に従い、家臣たちは宮女の列に割って入る。
 
すると宮女たちは大騒ぎ。
 
何とか王子の言う宮女を捕まえて連れて行った家臣だったが、その女は亜姫ではなかった。
 
いつの間にかにただの宮女とすり替わっていたのだ。
 
まんまとしてやられた第一王子は高らかに笑う。
 
そしてその場にいた者を全て下がらせた後、柱の陰に潜んでいた人物に声をかけた。
 
そこにいたのは宮女の姿をした亜姫だった。
 
宮女の格好も似合うが、自分に会いに来るなら花嫁装束で来いと言い放つ第一王子。
 
亜姫はまったく怯えた表情を見せず、ただまっすぐに第一王子を見つめていた。
 

玉璽の片割れ

ちょうどその頃、曾国の山中で。
 
とある女が倒れていたところを、また別の女が見つける。
 
そして女の手には、金色に輝く物が握られていた。
 
それこそ、亜姫が探し求めていた玉璽のもう一方の片割れだった。
 
 
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女王の花 7巻の感想

ようやく明かされたジャハルの正体。
 
それは、曾国の第一王子が雇った細作(忍び)でした。
 
亜姫を自分の妃として迎えるために、亜姫の想い人である薄星を殺せという命令を下していた第一王子。
 
そしてジャハルはその為に亜姫の側に潜り込んだのでした。
 
狙われていたのは亜姫ではなく、薄星だったのですね…。
 
全くそれに気付かなかった亜姫は、自分の甘さを悔やみます。
 
自分が油断していたせいで薄星の命を危険にさらしてしまったのですから、それはそれは悔しいでしょうね…。
 
一方薄星も、自分の体には毒が突き刺さって命の危険があるにも関わらず剣を振り続けました。
 
その全ては姫様を守るため。
 
命を賭しても姫様を守ると誓った薄星、何と素晴らしい側近でしょうか。
 
そしてそんな薄星を助ける方法を手に入れるため、あえて自分の腕を毒に侵させる亜姫。
 
その作戦は大成功でしたが、一歩間違えれば2人とも亡くなってしまうところでした。
 
何とか賭けに勝ち、命を取りとめた亜姫と薄星。
 
2人の絆はより強固なものとなりました。
 
無事で本当に良かったですが、もう危ない橋は渡らないでほしい…と思ってしまいました。
 
そして、ついに訪れた曾国の第一王子。
 
以前現れた時の馴れ馴れしい態度とは違い、今回の振る舞いは凛としていて王子らしいものでしたね。
 
さすが王族…!
 
ですが、今回は以前と違って味方というわけではなさそうです。
 
むしろ、亜姫の強大な敵になるのではないかとヒヤヒヤさせられました。
 
これから曾国の第一王子がどういう要求を出してくるのか。
 
そして、亜姫はそれにどう立ち向かっていくのか。
 
次巻からも目が離せません!
 
 
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