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胡蝶伝説 3巻とは?
出版社:集英社
発売日:2010/6/18
作者 :池田ユキオ
あんたに見せたいんだ、あたしのNo.1を。「Soma」のNo.1キャバ嬢・怜音が移籍してきて「Lip」は盛況に。しかしある日、「Soma」代表の颯馬が「Lip」を乗っとり……!? どうする涼子!? 白熱の第3巻!!
胡蝶伝説 3巻のネタバレ
優香の彼氏
Lipに入った怜音のおかげで、Lipは客足が戻ってきた。
客層が上がり、キャストのモチベーションも格段に上がった。
怜音は涼子にLipへ迎え入れてくれたことを感謝した。
私の恩人だから私のお客様を紹介すると言い、怜音は涼子を贔屓した。
その後、定食屋さんでご飯を食べる優香と涼子。
優香は突然、彼氏にプロポーズされたことを報告した。
その相手は、お客さんのリュージという男性らしい。
客との恋愛は禁止なのだが、涼子さんにだけは聞いてもらいたくて…と頬を赤らめる優香。
幸せ?と涼子が聞くと、一瞬の間があった後、優香はうなずいた。
親友のために
優香は最近、客の未払いを容認するようになっていた。
赤星に注意された優香はATMに寄った後、リュージのもとに会いに行っていた。
もうこれ以上は無理だと言う優香の頭を掴んで、俺死ぬよ?と言うリュージ。
優香は去ろうとするリュージの服を掴んで行かないでと叫んだ。
俺を1人にしないでよ…とつぶやくリュージは風俗を紹介し、これで俺たち幸せになれるんだと言った。
優香はリュージのことを言えずにトイレの個室で泣いていた。
その頃、怜音から優香のことについて聞かれる涼子。
優香の彼氏がリュージだということを怜音は知っていた。
そしてそのリュージがキャバ嬢ばかり狙ってお金を巻き上げていることを知っていた。
キャバ嬢に大量の借金をさせて消えるのがリュージのやり方だった。
涼子は幸せ?と聞かれたときの優香が一瞬見せた悲しい顔を思い出した。
涼子は怜音からリュージの居場所を聞き出し、その場を走り去っていった。
怜音はその後ろ姿を見て、友達思いなのね…と微笑んでつぶやいた。
リュージのもとに来た涼子は、真相をリュージに問いかけた。
優香に金もらったり暴力振るったりしてるのか?と聞かれたリュージは、あのブタ…とつぶやいて舌打ちした。
優香のこと好きじゃないのかよ!と掴みかかる涼子。
涼子は優香を傷つける奴は許さないと言うのだった。
事件
店に帰った涼子は、リュージに会いに行ってしまったことを優香に言おうとした。
しかし優香は涼子の頬をクイッと上げて、怖い顔してると笑った。
涼子は、あんたがいて良かったよとつぶやいた。
優香は、私もだよと答える。
その日の接客中、事件は起きた。
リュージがLipまで乗り込んできたのだ。
あいつのせいで恥をかいたんだと言うリュージ。
そして怒りの矛先は優香にも向き、リュージはもう別れると言いLipを出て行こうとした。
佑香はリュージを掴んで引き留めたが、リュージは優香を殴って引き離した。
床に倒れた優香だが、それでもリュージのことは離さない。
周りの客たちはざわついていた。
捨てないで!お願いします!と連呼する優香。
リュージは懇願する優香の顔を足で蹴って、帰って行った。
優香の顔からは鼻血がポタポタと流れ落ちていた。
駆け寄ろうとした涼子に、それでも私は幸せだった…と言う優香。
私の幸せ返してよ、裏切り者!と優香は叫んだ。
優香が傷付くのが嫌だったんだと弁解する涼子だったが、優香は涼子が許せないとつぶやいた。
全部自分が正しいなんて思わないでよ!と優香は叫び、その場を去っていった。
追おうとする涼子を止めたのは怜音だった。
怜音はあの子が落ちるところまで落ちて自分で気付いて立ち上がらないと、繰り返すだけなのだと言う。
この世界にはあんな女ゴロゴロいる。
友達面して簡単に踏み越えてはダメだと、怜子は言った。
仕事が終わった後、怜音は涼子を呼び出した。
こんなところで本当の友達なんてできると思うの?と怜音は言う。
隣の女は常に敵、友達だと思っていたのは涼子さんだけよと言われた涼子は少し黙った後、それでも構わないとつぶやいた。
信じてもらえなくても、友達じゃなくても、人として私は優香をこのまま放って置けない、と優香は言った。
優香の気持ちを逆撫ですることになるわよ、と言われた涼子は振り返り上等だと返すのだった。
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醜い私
醜い自分が嫌いだった。
いつも虐げられてきた。
そんな中で出会ったのがリュージだった。
リュージは可愛いと言って頭を撫でてくれた。
今のままでいいんだと、リュージだけはそう言ってくれた。
私にはリュージしかいないんだと思いながら、優香はストレスから暴飲暴食を繰り返していた。
その時、インターホンが鳴った。
リュージだと期待した優香はドアを開けるが、そこには涼子がいた。
扉を閉めようとする優香。
涼子は閉まるドアに手を挟んでしまい、右手を痛めてしまった。
しかし優香の痛みはこんなもんじゃないよね…と泣き出しそうになる涼子。
ごめんと謝る涼子に、謝るくらいなら初めからしないでよと言って優香は中から出てきた。
二度と来ないでと叫びながら、優香はシュークリームを涼子に投げ付けた。
消えたい…と言いながら部屋の中へ入っていく優香に、涼子は消えさせたりするもんかと言うのだった。
許してもらうには…?
優香はずっと店には来ていなかった。
涼子は一生懸命働き、休憩時間には優香に謝る方法をずっと考えていた。
そこで涼子は、優香がいないことを残念に思う客がいることを知る。
涼子はその客を呼び止め、あるお願いをするのだった。
後日、優香が玄関を見るとそこには大量のコースターがあった。
玄関の隙間から滑り入れたのだ。
そこにはお客さんやキャストが優香に向けた想いが手書きで書いてあった。
みんなの声だと、涼子はドア越しで言った。
優香はきっと1人で立ち上がれるし、私はそれを見ていると言う涼子。
去ろうとする涼子を、優香は勇気を出して追いかけた。
いつかあんなことが起こるって自分でも分かってたけれど、ひとりになるのが怖かったと言う優香。
まだ全然忘れられないけど、私は変わりたいと優香は言うのだった。
そして優香は涼子の書いたコースターがどれかすぐ分かったと言う。
そこにはずっと友達だと書かれていた。
涼子と優香は抱きしめ合った。
買収
キャバクラに復帰した優香とともに出勤した涼子。
店に入るとそこにいたのは颯馬だった。
この店を買い取ると言う颯馬。
オーナーの美月はそれを簡単に許可したのだ。
買収に至った理由は、怜音が再びSomaへ戻ると言い出したからだ。
怜音は追い出されたのではなく、もともとこれが狙いでLipにスパイとして入ったのである。
今日からは私のやり方に従ってもらうと颯馬は言うのだった。
その日から、キャストたちは接客の態度を採点されるようになった。
緊張から酒を溢すものもいた。
するとその後、ミスをした者の荷物が店の外に運び込まれていった。
使命が取れない者、態度が悪い者は失格だからロッカーの荷物は強制撤去だと言う颯馬。
急な解雇に、生活に苦しんでいたレナたちはうなだれた。
涼子は知らないくせに…とつぶやく。
使命が取れなくても自分が店のためにできることをやっている人間は、使えない人間じゃないと涼子は言う。
そしてここは仲間と一緒に泣いたり笑ったり傷付いたり立ち上がったりした最高の場所なんだと叫ぶ涼子。
それに賛同するように、キャストたちはコップや灰皿をテーブルに打ち付けて鳴らした。
それを聞いた颯馬は、次は容赦なく切りますと行って荷物をもとに戻させた。
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颯馬の傷痕
颯馬は部屋に入った涼子を押し倒して、この場でお前を滅茶苦茶にしたらあの女はどう思うかな?とつぶやいた。
ボタンが全部外されたシャツからは、颯馬の体前面にミカの文字が彫られているのが見える。
それを見て絶句している涼子に、お前の母親が殺した女の名前だよと言う颯馬。
未華は精神を病んでから颯馬が寝ている間にハサミで自分の名前を彫ったのだ。
これで終わりだと未華が言った翌日、彼女は飛び降りて自殺した。
このままじゃ自分の人生を生きられない…あの女から解放されないといけないんだよ!と叫ぶ涼子。
颯馬は出て行けと言い涼子を部屋から追い出した。
仕事に行くため更衣室に行った涼子は、怜音がいることに気付く。
他のキャストたちはスパイだったのによく顔出せるね…と噂した。
そしてキャストの1人は、怜音が颯馬の死んだ恋人の妹だということを話していた。
怜音はそのキャストの頬を打ち、姉を侮辱することは許さないと言って去っていった。
それを聞いた涼子は怜音に詳細を尋ねた。
颯馬はもう限界だと言う怜音は、このままでは自殺してしまうかもしれないとつぶやいた。
そこで涼子は怜音にリップを借りた。
次の日、店のソファで寝ていた颯馬は目を覚まして鏡の前に立った。
颯馬は自分の胸にできた無数の傷の中からある線だけがなぞられていることに気付く。
それは、イキテという文字だった。
自殺した未華は、最後の日自分の名前ではなくこのメッセージを残したのだ。
颯馬は泣き崩れた。
上條美月
それはあまりにも突然だった。
涼子の目の前に急に現れたのは、上條美月だったのだ。
美月は700万円を差し出し、これで借金を返して父親のところに帰りなさいと言った。
親父は死んだと言う涼子に、残念だとだけ言う美月。
涼子は差し出された700万円を手で払って、馬鹿にすんじゃねえよと叫んだ。
あんたの世話にはならないし、私はここで生きていくと涼子は言った。
去っていく美月に、ナカエ町での暮らしはあんたにとって何だったのかと尋ねる涼子。
美月は振り返って私の人生で一番幸せだったわ、と答えた。
車に乗り込んだ赤星は、このままでいいんですか?と尋ねる。
美月は私には泣く資格はないと答えた。
そして美月は赤星にLipで涼子を守ることを約束させた。
何を捨てても欲しかった夢であるLipを颯馬に売ってでも潰すわけにはいかないと言う美月は、将来Lipを涼子に渡すつもりだった。
そこへコロッケを持ってきた涼子。
あの日あんたは確かにこれを食べて、あんたは私の母親だったと言って涼子は去っていった。
美月はそのコロッケを食べて、思わず涙を溢すのだった。
告白
その夜、颯馬と涼子は海へ来ていた。
2人はそれぞれの過去から、少しずつ前進しようとしていた。
涼子はきっといいキャストになると言う颯馬。
そして颯馬は、ナンバーワンになってあの女を超える伝説になれと涼子に言った。
ずっと見ていると言った颯馬に、涼子はあんたが好きだと言った。
俺はたった1人の女も幸せにできなかったんだぞと言う颯馬に、それでもいい…と涼子はつぶやいた。
2人は抱きしめ合い、キスをした。
その時颯馬の携帯に電話がかかってきた。
Somaが火事で、怜音が看板の下敷きになってしまっていると言う。
颯馬は愕然とした顔で病院に向かっていったが、涼子にはかける言葉もなかった。
涼子の決意
怜音は一命を取り止め、病院で療養していた。
見舞いにきた涼子は、帰り際に颯馬に会った。
涼子は颯馬に人差し指を突き立て、絶対ナンバーワンになってみせると断言した。
颯馬は少し笑って楽しみだと答えた。
涼子は一筋の涙を流しながら、もう泣かないと心に決めるのだった。
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胡蝶伝説 3巻の感想
優香と涼子の間に起きた事件でも、キャバクラの現実が見られました。
どれだけ気の合う仲間でも、ホールでは全員敵。
そんな気持ちで仕事をしなければ、上には上がれないのでしょう。
本当に厳しい世界だと思います。
しかし涼子はそういった仕事の関係ではなく、人として優香と関わっていきたいと思っていました。
怜音は何度も涼子に忠告しましたが、自分を貫き通す涼子の姿はかっこよかったです。
そして突然の母が登場しました。
何であのタイミングだったのかは分かりませんが、涼子は今までため込んできた思いをほとんど出し切ったように思います。
私は1人で生きていく、と言った後コロッケを持って行きあんたは私の母親だったよと言う涼子。
今は母親として見ることができないけれど、昔は大好きだったという意味もあるのでしょうか。
この言葉から涼子は過去の母との別れから区切りをつけ、前に進み始めたことが分かります。
美月が泣き出してしまうシーンは特に印象的でしたね。
これを可能にしたのは涼子自身の実力、そして大切な仲間だったのでしょう。
そんな最高の場所であるLipで起こる次の展開に期待が高まります。
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