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花にけだもの 2巻とは?

出版社:小学館
発売日:2011/3/25
作者 :杉山美和子

「好きがほしい」大切な君からの「好き」が
学園一のたらしで、女の子への「恋愛感情」を持たない男・豹に恋をしてしまったキュー。
自分の気持ちを意識するものの、どうやって豹に接したらいいか、全く分からずに苦悩する日々。この恋は幼稚園児が東大を受験するようなもの。ハイヒールでチョモランマに登るようなもの。
豹くんの好きはみんなが好きで、特別なんかなくて。
そんなこと全然分かっているつもりだったのに、苦しくてたまらなくなってしまったキュー。
そんなとき、新たにキューの前に「千隼」という男の子が現れる。彼の存在がキューの胸に深く入り込んで…。

 

花にけだもの 2巻のネタバレ

6話 のネタバレ

怒ってないよ

久実は胸の奥がキュンとして、苦しくなる気持ちを知る。
 
そして、それが豹への恋だということにも気付いた。
 
豹のことを考えていたら、動揺してしまい倒れて額を擦りむく。
 
学校へ行く支度をしながら、豹にどんな顔してどう接したらいいのかわからなくなる。
 
久実は学校へ行き、カンナに昨日のことを謝った。
 
カンナはカンカンに怒っているだろうと覚悟していたが、一体何があったのかと聞かれる。
 
豹とのことを、どう説明していいのかわからない久実。
 
顔を真っ赤にして、嬉しそうな表情になった。
 
ちょうど制服が出来上がり、今日取りに行く予定なので、そのことで誤魔化そうとする。
 
カンナは久実をじっと見て、顔を近づけてきた。
 
怒っていると思っていたのだが、カンナは怒っていない。
 
本当に、心配していたのだ。
 
もう連絡なしにいなくなったりしないで欲しいと言い、カンナは久実の新しい制服姿を楽しみにしている。
 
明日は、久実とお揃いのタイにしようと考えるカンナ。
 
そんなカンナが大好きな久実は、いつか豹への想いや話を聞いてもらいたいと思う。
 
久実は、竜生とカンナのことが気になり、どうだったのかと聞いた。
 
ところがカンナは、何の話かわからないととぼけて威圧感を与える。
 
これはあまり深く聞かない方がいいと判断した久実は、二人が上手くいかなかったのだと悟った。
 

竜生がフラれた!?

その日、竜生は学校を休んでいた。
 
クラスメイトに聞いたが、理由はわからない。
 
もしかしたらカンナに、フラれたのかもしれないと考える。
 
久実は、竜生の家に行ってみようかと思ったが家がわからない。
 
豹に聞けばわかるだろうが、どんな顔をして会えばいいのかわからない。
 
でも豹のことを考えるだけで、嬉しくなった。
 
久実は豹を探して、校内を歩き回る。
 
やっと豹を見つけたが、たくさんの女子に囲まれてハーレム状態だった。
 
豹は久実に、どうしたのかと笑顔を向ける。
 
久実は動揺して、友達を探しているのだと嘘をつき、その場を立ち去った。
 
逃げてきた久実は、一人で階段に座り豹のことを考える。
 
女子の腰に手を回し、きれいな子に囲まれている豹。
 
こんな光景は日常茶飯事で、見ても何とも思わなかった。
 
だけど恋をしてしまった今は違い、目から涙がこぼれ落ちる。
 
すごく胸が苦しくて、切ない。
 
すると豹がやってきて、久実の手を握る。
 
目が赤い久実に気付いた豹だが、目にゴミが入ったのだと嘘をついた。
 
そして、竜生の家を教えてもらう。
 
教えるかわりに、豹から今日デートをしてほしいと頼まれた。
 
でも久実は、制服を取りに行くことを理由にデートを断る。
 
ならば、新しい制服姿を一番に見せてほしいと言う豹。
 
明日の朝、最初に会った教室で会う約束をした。
 

これは着れません!!

制服を受け取った久実だが、意外に時間がかかった。
 
早く竜生の家に行こうとしている途中、保育園の前で子供に水をかけられる。
 
泣きながら謝る子供に、優しく接する久実。
 
でもなかなか泣き止まないため、保育園の教室に入り込んでしまう。
 
魔法で泣き止ませようとした久実は、子供のスモックにクマのアップリケをつけて喜ばせた。
 
そこへやって来た男の人、どうやら先生のようだ。
 
後ろから久実を捕まえ、手芸の時間を終わらせる。
 
ずぶ濡れなのに、子供と遊んでいる久実に呆れていた。
 
自分のエプロンで、久実の頭を拭く先生。
 
久実は勝手に入り込んだことを謝り、帰ろうとする。
 
ところが制服が濡れて、下着が透けているためそのまま帰すことはできない。
 
ちょうど受け取ったばかりの制服があり、それに着替えさせようとする先生。
 
でも久実は、豹との約束で今着ることができない。
 
それを知った先生は、自分のシャツを脱いで着替えさせることにした。
 
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7話 のネタバレ

本当は優しい人!!

先生は上半身裸になり、脱いだ服を久実に着せようとした。
 
だが久実は、男の裸に免疫がないため壁と向き合っている。
 
そんな久実の腕を引っ張り、強引に服を着せた。
 
久実が風邪を引かないように気遣う先生、着せられた服はブカブカで久実がとても可愛い。
 
怖いイメージの先生だったが、そんな久実を見て優しい笑顔を見せる。
 
強情な久実に、「少しは人に甘えれば?」と言い子供の元へ戻った。
 
怖い感じがしたが、ただぶっきらぼうなだけなんだとわかる。
 
久実は保育園の外に出て、くしゃみをした。
 
やはり服を借りて正解みたいで、竜生の所に行くのは日を改めることにする。
 
教えてもらった地図によると、竜生の家はこの辺りだった。
 
保育園の中に、やつれた竜生が現れる。
 
竜生はずっとお腹の調子が悪く、薬の匂いがかなりしていた。
 
保育園が大変だと言われて手伝いに来た千隼だが、頼んだ本人は手伝ってない。
 
竜生は、千隼が洋服を着ていないことに気付く。
 
どうしたのかと尋ねると、小さくてふわふわした子にあげたとニコニコして答えた。
 

本当の気持ち、教えて!!

翌朝、豹に会うためにドキドキしながら早く学校へ行った久実。
 
約束の教室へ入ったが、豹はいない。
 
今朝、ここに来るかどうかかなり迷った久実。
 
新しい制服で、一番に豹に会えると思ったら始発の電車より早く駅に着いた。
 
会えるのが楽しみで、こんなにドキドキしているのは久実だけなのかと考える。
 
窓から顔を出して外を眺めていると、木の陰から豹が現れた。
 
この木の陰は、校門よりも近道で豹は早く久実に会いたかったのだ。
 
笑顔で朝の挨拶をする豹は、久実の前に立つ。
 
二人の気持ちは同じで、会いたかったのだ。
 
久実の新しい制服姿を見て、「制服似合ってるすごいカワイイ」と呟く豹。
 
ネクタイが曲がっているため、豹は結びなおしてあげることにした。 
 
ソファーに座り後ろから抱きしめるような体勢で、久実のネクタイを結びなおす豹。
 
抱きしめられているようで、ドキドキしてしまう久実。
 
このドキドキが、豹に伝わらないことを願う。
 
豹は、今日久実が来ないと思っていた。
 
でも先に来て待っていた久実に、すごく嬉しくなる。
 
そして豹は、「オレのこと本当は好きでしょう」と聞いた。
 
心の中を全部覗かれているような気分の久実は、否定する。
 
久実を抱き寄せ、恋してる顔の久実はまだ豹に告白する覚悟ができていない。
 
どうして本当のことを言ってくれないのかと言う豹に、久実は豹と同じ好きにはなれないと答えた。
 
豹は久実を押し倒し、久実の気持ちが全然わからないと感情をぶつける。
 
そこへ先生がやって来て、二人は文化祭実行委員を押しつけられた。
 

必ず戻る

実行委員の仕事をしている豹と久実、豹の携帯が鳴り電話に出る。
 
周りの女子たちは、豹と一緒にいたいが実行委員の仕事はしたくない。
 
だから久実が実行委員になり、ざまあみろと思っている。
 
豹はいつも、文化祭には参加しない。
 
適当に理由をつけて、バックれる。
 
そんな話が久実の耳に入ってすぐ、豹は用事がありアーチ作りができないと言ってきた。
 
久実は笑顔で大丈夫だと言い、豹は用事が終わったら必ず戻ってくると言い残して去って行く。
 
その後一人で必死に仕事をする久実だが、雨が降り出した。
 
雨に濡れながら、道具を運んでいる。
 
すると後ろから、誰かが傘をさしてくれた。
 
振り返ると、そこには保育園で会った先生が立っている。
 
「また濡れてんの?」と声をかけられ、久美の持っている道具と傘を交換した。
 
道具を運んでくれた先生は、濡れている久実の顔を服で拭いてくれる。
 
この前のことを思い出し、咄嗟に隠れて久実。
 
今日はジャージで透ける心配はなく、タオルも持っている。
 
先生はそんな久実を笑い、同じ学校だったことに驚いた。
 
この前保育園で会ったのは、友達の家の手伝いである。
 
先生は、久実に「千隼」と名前を名乗った。
 
久実も自分の名前を名乗り、千早はこの子が久実だと初めて知る。
 
そんな二人を、校舎の窓から眺める豹。
 
ずぶ濡れの豹は、久美との約束を守るために急いで戻って来たのだ。
 
久実の好きが欲しく、知りたい豹。
 
でも、人を愛すること愛されることを知らない豹は、二人を黙って見てることしかできなかった。
 
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8話 のネタバレ

待っていたい・・・

千隼は、久実のことを知ってた。
 
久実は千隼の運命の相手、そのことを口にしたのは隠れていた竜生。
 
竜生は、千隼に蹴りをもらった。
 
実はWデートの日、竜生が久実に紹介しようとしていたのは千隼である。
 
竜生は一人で盛り上がり、久実と千隼をくっつけようとした。
 
久実には豹がいるため、そんな気は全くない。
 
あまりに暴走する竜生を、千隼が止めた。
 
竜生は、保育園の子供たちを学校へ連れて来ている。
 
遊びまわる子供たちを、どうにかしないといけない。
 
そこで久実は、千隼の保育園と竜生の繋がりを知った。
 
子供たちは久実を見て、昨日のクマを作ってと頼む。
 
でも今は、文化祭のアーチ作りをしなければいけない。
 
飾りつけが、まだできていないのだ。
 
竜生は、もう遅いから今日は帰ろうと言う。
 
久実は、豹が戻ってくるのを待っていた。
 
千隼は久実の困った顔に気づき、約束でもあるのかと尋ねる。
 
豹が戻ってくる確率はほとんどないと考えた久実は、教室へ荷物を取りに行った。
 
そこでもしかしたら豹が戻ってくるかもしれないため、置き手紙とクマを置いて行く。
 
豹は校舎内にいるのに声もかけず、久実たちが帰っていくのを眺めていた。
 
その後豹は、クマに気付き久実の忘れ物だと思う。
 
置き手紙にも気付き、クマと手紙を握り締めた豹は久実のことが好きだと実感した。
 

メインイベントが中止!?

今日から本格的に、文化祭の準備に入る。
 
カンナは、アーチにクマを飾るアイデアがかわいいと気に入った。
 
だけど、周りはみんな淀んだ空気である。
 
この原因は、文化祭のメインイベントが無くなったからだ。
 
このメインイベントは、スクールリングの交換式。
 
ところが、全校女子のスクールリングを根こそぎ奪い取った男子がいる。
 
だから交換しようにも、女子のスクールリングがない。
 
唯一、カンナと久実だけがスクールリングを持っている。
 
するとその時、カンナを呼ぶ生徒会の姿が見えてきた。
 
カンナは久実を抱きしめ、陰に隠れる。
 
文化祭のメインイベントが中止になり、代わりにミスコンに出場させられようとしていた。
 
人前に立つことが嫌いなカンナ、そんなカンナの表情は悲しそうに見える。
 
久実は見つからないように、カンナを逃がそうとした。
 
まだアーチが完成してないことが気になったが、久実に甘える。
 
でも実は時間もなく、高いところに届かない久実は焦っていた。
 

友達

クラスの子を見つけた久実は、アーチの飾りつけの手伝いを頼む。
 
でも、断られて突き飛ばされた。
 
久実をキャッチしたのは豹で、竜生と千隼も一緒である。
 
久実を突き飛ばした女子たちは、豹たちの姿にざわついた。
 
何も言わなずにアーチ作りを手伝う竜生と千隼、二人はクラスが違う。
 
そんな二人に、クラスの仕事だからと断る久実。
 
だが二人は、友達の手伝いをしているだけ。
 
久実はてっきり豹の友達だと思ったが、二人は久実も友達だと思っている。
 
二人の気持ちに、生まれて初めての嬉しさを感じた。
 
豹の周りには、たくさんの女子が集まってくる。
 
他クラス男子に手伝ってもらうなら、豹はいらないだろうと言う女子たち。
 
豹の文化祭の服の採寸をしようとした女子たちだが、豹は久実を抱きしめて「キューちゃんが一番だから」と言った。
 
その言葉で、辺りはざわつく。
 
豹は久実をお姫様抱っこし、アーチの飾りつけをさせる。
 
公衆の面前で、恥ずかしがる久実。
 
お姫様抱っこがダメなら、抱っこして抱えあげる。
 
久実の胸に、顔を埋める豹。
 
早く飾りつけを終わらせないと、イタズラをしたくなる。
 
みんなの前で、セクハラみたいなことをされて恥ずかしい。
 
飾りつけが終わり、久実は拗ねて一人で歩き出した。
 
久実を追いかける豹、今日の豹はいつもと違う。
 
豹は、そのことを自分でもわかっていてあっさり認める。
 
そして、「キューちゃんの好きとオレの好きが同じだって 一緒なんだって証明したいんだ」と言った。
 
久実の手に、クマを差し出した豹。
 
あの日、豹は戻って来てくれた。
 
豹は文化祭を一緒に過ごし、最高の文化祭にしたいと言う。
 
その後校内では、豹が女子に指輪を返しているという噂が広まる。
 
文化祭で、本当に好きなこと交換したいらしい。
 
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9話 のネタバレ

初恋

豹はみんなが羨ましく思うようなものは、すべて持っている。
 
でも中身が空っぽだから、何をしても満たされない。
 
人を愛すること、愛されることが全くわからない。
 
そんな空っぽの心を埋めるために、女子のリングを独占し女子を惹きつけた。
 
スクールリングを全部集めることで、何かが変わると思う豹。
 
だけど、リングはたくさんあってもただ冷たいだけである。
 
久実に会うまでは、人を愛すること、愛されることを知らなくても、愛や恋は簡単に手に入ると思っていた。
 
久実は周りにいる女子とは違い、小さい体で一生懸命。
 
豹が近づいても、全く振り向いてくれない。
 
初めて、胸がドキドキした。
 
久実を独占したいと思い、愛されたい、愛したい。
 
これが、豹の初めての恋である。
 

頑張ってみたい!

久実にとって、初めての文化祭が始まった。
 
カンナは、挙動不審の久実を見つける。
 
久実の視線の先を見てみたら、アーチにたくさんの人が集まっていた。
 
クマがかわいいと、すごく人気である。
 
カンナは久実を優しく包み込み、涙ぐむ久実の頭を撫でた。
 
この文化祭、楽しいことが起こるような予感がする。
 
そんな中、文化祭に豹が参加していて女子たちが騒いでいた。
 
なんと、クラスの目玉キャストになっている。
 
しかも、独占していたリングを全部返しているようだ。
 
クラスの出し物はデートクラブで、今日1日の豹のデートチケットは即完売。
 
さすが豹だと思った久実だが、忙しそうな豹に気付き一緒に過ごすことはできないと考える。
 
カンナは、豹が来ているなら帰りたいと言う。
 
久実はカンナの手を握り、もう少しだけ頑張ると宣言する。
 
そして、豹の所へ行った。
 

一緒にいるだけで幸せ

豹のいる教室の前に行った久実だが、豹目当ての女子の人だかりができている。
 
みんな豹の予定表を見て、秒単位でデートの予定を立てていた。
 
教室から出てきた豹は、久実を抱きしめて時間は1秒も空かないと言う。
 
そして、久実の手を引いて走り出した。
 
逃げ出した二人は、廊下を走る。
 
カンナは走っている二人をチラッと見かけたが、一瞬のことだったので久実だと確信がなかった。
 
その頃C組では、千隼がやる気なしで座っている。
 
教室の外には、千隼目的の女子の行列ができていた。
 
そんな千隼だが、殺気を感じてすぐに身構える。
 
豹は身構えた千隼に、向かっていった。
 
このクラスは衣装を着て、写真を撮る出し物である。
 
豹は写真を撮りにきたのではなく、久実の衣装を借りにきたのだ。
 
そこへ久実が顔を覗かせ、千隼と竜生は驚く。
 
久実の衣装を選んだ竜生だが、露出が多く着替えながら困惑する久実。
 
変装して一緒に回る提案をした豹に、感心する竜生と千隼。
 
さらに千隼は、豹が本気になったところを初めて見た。
 
ちょうど久実は着替えが終わり、二人の前に出てくる。
 
メイド姿が、とてもかわいい。
 
お客で来た男子が、かわいい久実を見つけて近づいてきた。
 
千隼と竜生は必死に久実を守ろうとするが、クマの着ぐるみを着た豹が容赦なくその男子を跳ね飛ばす。
 
そして、クマは久実を連れ去った。
 
外に出て顔を出した豹は、久実にちょっかいをだされて怒っている。
 
ほんの少し顔を出しただけなのに、豹だと気付いた女子が駆け寄ってきた。
 
すぐに顔を隠し、何とか女子にバレていない。
 
今日はこのまま、着ぐるみを脱ぐことができないようだ。
 
二人はベンチに座り、ただ二人の時間を過ごす。
 
豹は久実の手に、自分の手を重ねてどこも回れないことを謝った。
 
でも久実にとって、豹と一緒に過ごす時間が一番大切。
 
ただ、一緒にいるだけで楽しい文化祭だと言う。
 
こんなかわいいことを言われたら、たまらない。
 
豹はクマの頭を取り、久実を抱きしめた。
 

重なる気持ち

豹を呼ぶ声がして、振り向いてみると女子が一人たっている。
 
どうやら、約束をしていたようだ。
 
豹は女子のところへ行き、女子に抱きつかれている。
 
久実は、そんな豹に耐えられず目を背けた。
 
この状況から、逃げ出そうと考えた久実は竜生たちのクラスへ戻ろうとする。
 
だが、豹に止められた。
 
ここで、見ていて欲しいと頼む豹。
 
久実は、豹が他の女子とイチャつく姿を見たくたい。
 
ところが豹は、女子に指輪を返した。
 
その後すぐに、リング交換式出場の書類が届けられる。
 
だが生徒会は、たくさんのリングを持っている豹に出場権利がないと言う。
 
今の豹は最後のリングを返却し、出場の権利はある。
 
そして、豹を見つけた女子たちが集まってきた。
 
逃げようと促す久実だが、豹はもう逃げる必要はない。
 
豹がリングを交換したい相手は、久実である。
 
豹にそう言われた瞬間、気持ちが重なった。
 
胸がいっぱいになり、早く豹に好きだと伝えたい。
 
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10話 のネタバレ

豹が好き!!

高校に入って、初めて出会った男子が豹である。
 
そして、初めて恋をした。
 
豹と両想いになることはないと思っていたが、その願いが叶ったようだ。
 
久実は、豹とリング交換式に出たいと言う。
 
豹はその言葉を聞いて、かなり喜んでいる。
 
だが女子たちに取り囲まれて、一人の女子に決めるのは豹らしくないと言われた。
 
女子に囲まれたまま、豹は久実と約束をする。
 
3時にステージで待ち合わせをし、口パクで「アイシテル」と伝えた。
 
久実は、全身が震えて胸が締めつけられている。
 
全身が豹を好きだと言っているようで、嬉しかった。
 

カンナを助けた竜生

文化祭限定のラーメンを食べて、満足そうなカンナ。
 
いきなり、2年男子に声をかけられる。
 
カンナがみんなにいじめられていることをネタに、言い寄ってきた。
 
でもカンナは、無視して歩き出す。
 
すると男子がカンナの態度に怒り、髪を引っ張る。
 
その男子の友達が、カンナと同じ地元らしく、何やら昔のことをネタにしているようだ。
 
男子は、カンナの興奮する話が本当なのかと問い詰める。
 
場所を変えて話をしようかと言う男子だが、カンナは強気で「私は全然かまわない」と言った。
 
さらに怒りだした男子だが、その時竜生が男子の胸ぐらを掴み飛び込んでくる。
 
竜生は一瞬で男子を倒し、カンナを追いかけた。
 
急に立ち止まり、竜生に近づくカンナ。
 
竜生に向かって、バカなのかと言う。
 
カンナは助けてもらわなくても、上手く立ち回れる。
 
もしこれで、竜生がやられたりしたら大変だ。
 
しかも、ケンカで停学になったりしたら大事である。
 
あの場は、勝手に言わせておけば治まっただろう。
 
でも竜生は、それは嫌だった。
 
カンナは再度、竜生にバカなのかと確認する。
 
竜生は、笑顔で「よく言われる」と言った。
 
調子に乗った竜生は、カンナをリング交換式に誘うが一瞬で断られる。
 
ならば、ラーメンを食べに行かないかと誘った。
 
てっきり断られると思った竜生だが、カンナは1杯だけ付き合うことにする。
 
竜生は、あまりの嬉しさに泣いた。
 

無謀でも本気で好き

校内では女子たちが、豹のリング交換式出場の話題で持ちきりになっていた。
 
噂は怖いことに、相手がクマみたいな凶暴な女だということになっている。
 
久実の耳に噂が入ってきて、期待に添えないことに撃沈していた。
 
そんな時、千隼が久実に声をかける。
 
もう店じまいをするため、衣装を返してほしいと言われた。
 
客は豹のリング交換式出場を見たいため、みんないなくなってしまう。
 
久実は今の状況がヤバいと知り、千隼に相談した。
 
千隼は、豹とリング交換式に出ることを聞かされる。
 
これは疑似結婚式のようなもので、全校生徒の注目の的。
 
リングを交換することで、全校生徒公認のカップルになる。
 
久実はリング交換式の意味を知り、嬉しくなった。
 
すると久実はリングを飛ばしてしまい、千隼はそれを拾う。
 
ところが千隼は、拾ったリングを取り上げた。
 
そして、久実に本気で豹のことが好きなのかと問いかける。
 
久実は、本気で好きだと言いきった。
 
その答えを聞いた千隼は、本気ならリング交換式には行かない方がいいと言う。
 
中学の頃から女子をたくさん連れていた豹、今まで一度も本気になったことがない。
 
豹が女子に優しくするのは、呼吸するようなもので何の執着もなかった。
 
そんな豹には、恋愛感情がないのだ。
 
久実は、無謀なことをしようとしている。
 
千隼に現実を突きつけられ、涙を流す久実。
 
豹との恋愛が、難しくて無謀なことくらいわかっている。
 
だけど、この気持ちは止められない。
 
千隼は袖で久実の涙を拭い、強く言いすぎたことを謝る。
 
でも千隼は、久実のことが心配で放っておけない。
 
泣いている久実を、千隼は豹のところへ行かせないと言った。
 
その頃豹は、リング交換式へ行く準備をしている。
 
制服を整えていると、先生がやってきた。
 
そして、家から連絡があった事を伝える。
 
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11話 のネタバレ

もう泣かない!

千隼は久実を抱きしめるが、背中をポンポンと叩きだして子供をあやすようにする。
 
一瞬ドキッとした久実だが、千隼が心配してくれているのだとわかった。
 
久実は笑顔で、もう大丈夫だと言う。
 
千隼は豹相手に、フワフワな久実がさらに心配になる。
 
でも久実にできることは、豹を信じることだけ。
 
久実は少し早いが、待ち合わせ場所に行こうとする。
 
だが千隼は、久実の腕を掴んだ。
 
リング交換式に行くのに、リングを忘れている。
 
久実にリングを手渡し、出場するための条件を出した。
 
千隼はリングを返す代わりに、もう豹のことで泣かないことを約束させる。
 
その条件に、久実はもう絶対に泣かないと約束した。
 
千隼は、久実を送り出す。
 
クマ女のくせに、キャシャな久実。
 
少し力を入れると、折れそうである。
 
千隼は、そんなに豹のことが好きなのかと思った。
 

間に合わない・・・

病院へ行っている豹は、用事が終わり学校へ戻ろうとしている。
 
先生は豹を見送りながら、いつも呼び出してすまないと謝った。
 
だが、豹はそれが自分の存在意義だと思っている。
 
豹は先生に、好きな子ができたことを話す。
 
そしてこれから告白するため胸がドキドキしていることも喋り、すごくいい表情をしている。
 
その時、スタッフから容態が急変したことが伝えられた。
 
豹は病院から出ることができなくなり、竜生たちに電話する。
 
ところがこんなときに限って、誰にも繋がらない。
 
もうすぐ約束の時間、豹は久実のことを考えていた。
 

相手はオレ!!

リング交換式の受付をしている久実、緊張で名前を噛んでしまう。
 
待合室に待機する久実は、一人だけの部屋で豹のことを考える。
 
もうすぐ豹へ気持ちを伝える事ができるのだと思うと、嬉しくて仕方ない。
 
その頃豹は3時を目前に、全力疾走で学校に戻ってきている。
 
時間になったため、久実はリングを渡されて壇上へ誘導された。
 
今の久実には、豹の優しい笑顔が浮かび上がっている。
 
集まった女子たちは、豹がまだかと待っていた。
 
久実だけが壇上に上がり、豹の相手なのかとざわついている。
 
時計を確認し、約束の時間なのに現れない豹を心配する久実。
 
女子たちは、ただの久実の妄想じゃないかと騒いでいる。
 
豹とは釣り合わない、豹がこんな女を選ぶはずがないなど、厳しい声が聞こえてきた。
 
壇上の久実に、女子たちからヤジが飛ばされる。
 
久実は固まってしまい、声が出ない。
 
豹は、久実のことを好きだと言ってくれた。
 
二人の気持ちは、絶対に重なっている。
 
そこに現れたのは、千隼だった。
 
久実とリング交換をする相手は、自分だと名乗り出る。
 
女子たちは、千隼の登場にさらに騒ぎ出す。
 
千隼は久実に、「だからこんな場所で告白なんてやめておけって言ったのに」と言う。
 
苦笑いの久実は、必死で涙を堪えていた。
 
何があっても泣かないと約束したため、泣きたい気持ちを笑って誤魔化す。
 
千隼は久実を抱き寄せ、久実は悪くないと声をかけた。
 
そして泣くことを許し、久実は千隼の胸で泣く。
 
その頃豹は、急いで走ったが電車に間に合わなかった。
 
千隼の胸は、大きくて温かい。
 
だけど、久実の涙は止まらなかった。
 
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花にけだもの 2巻の感想

お互いに、恋だと気付きました。
 
久実は、豹への気持ちを認識しました。
 
豹も生まれて初めて、愛されたいし愛したいと思いましたね。
 
ほぼすべての女子に、リングを返していく豹。
 
女子たちは戸惑い、豹を離したくないようです。
 
でも久実と、リング交換式出場を決めました。
 
豹は、本気で久実を手に入れようとしています。
 
中学時代から女子に囲まれていた豹は、何かを抱えていますよね。
 
家庭環境の問題で、今の豹ができてしまったのでしょう。
 
リング交換式に行く寸前、家からの連絡を聞かされた豹。
 
どうしても、行かざるを得ない状況になりました。
 
行ったのは病院でしたが、定期的に呼ばれているようですね。
 
家族の誰かが入院していて、豹を必要としていました。
 
それが何なのか、今はまだわかりません。
 
先生と親しく話していたので、きっと長い付き合いなんでしょうね。
 
でも、突然の急変。
 
時間がないのに、豹は病院を出れなくなりました。
 
こんな時に限って、誰とも連絡がつきません。
 
やはり、二人の恋は上手くいかないようです。
 
そんな事とは知らない、久実と千隼。
 
リング交換式が始まり、久実の登場でみんなの批判を浴びてしまいました。
 
豹との気持ちは繋がったはずですが、それを言葉にすることもできません。
 
そんな久実を、助けたのは千隼です。
 
きっと千隼は、久実のことが好きなんですね。
 
好きな子が、こんな状況で放っておけるはずがありません。
 
豹はこないし、千隼とリング交換する設定になってしまい、どうなってしまうのでしょうか!?
 
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