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リビングの松永さん 3巻とは?

出版社:講談社
発売日:2018/2/13
作者 :岩下慶子

シェアハウスでの暮らしにも慣れきた女子高生のミーコ。
 
一緒に暮らす松永さんのことをどんどん好きになるけど、「家族みたいに思ってる」と言われて大ショック!
 
そんななか、友達と遊びに出掛けた夜、門限に間に合わなかったミーコを、松永さんは迎えにきてくれたうえに、「オレに心配させろよ」って抱きしめて…!!?
 
オトナの男の人って、ズルすぎる!! JK×オトナ男子の歳の差ときめきシェアハウス・ラブ 第3巻!

 

リビングの松永さん3巻のネタバレ

9話 恋愛対象 のネタバレ

酔っ払いの発言?

松永はミコの体を引き寄せたが、ハッとしたように「違う」と言って離れてしまった。
 
2人が帰宅すると、心配していた皆が迎えてくれた。
 
健太郎に催促されてミコがグループデートの写メを見せると、イケメンで若い男子が写ってると騒がれた。
 
松永は10代男子はエロいことしか考えてないと言い、しょうもないガキにミコは渡さないと皆の前で言い放つ。
 
しかし酔っていた彼は途中で寝てしまい、今の発言が本心で言ってくれたものなのか分からなくなるミコ。
 
そして、先ほど松永に体を引き寄せられたことを思い出して息が苦しくなるのだった。
 

記憶がない

翌朝、腰にタオル1枚を巻いただけの松永が現れる。
 
2階のお風呂場が使われていることに気づいてそのままこっちへ来たらしい。
 
朝子に注意されているが、ミコの心臓は爆発寸前。
 
ほぼ裸なうえに汗もすごいしミコは直視できずにいたが、松永はミコに話しかけてくる。
 
なんと彼は昨夜の記憶がないらしく、自分が何かやらかしていないか気にしている。
 
覚えているのはミコを迎えに行ったあたりまでらしいのだが、ミコはやらかしたというより「された」とだけ言って逃げてしまう。
 
置き去りにされた松永は1人焦った。
 
覚えていてほしかったような、そうでないような…とミコは複雑な気持ちになった。
 

壊れたエアコン

熱帯夜の深夜2時、のどが渇いて起きたミコはリビングに向かっていた。
 
すると暑さのあまり、洗面所で勢いよく顔を洗っている松永を発見。
 
汗だらけの様子にミコがドキドキしていると、彼は何でもなさそうに部屋へと戻っていく。
 
しかし松永が自分の部屋を開けた途端、ドアの向こうから危険な熱気が出てきたことにミコは気づく。
 
彼の部屋のエアコンが壊れている話を思い出し、ミコは自分の部屋に呼んでみようか迷う。
 
リビングでは、服部が友人の結婚式のため余興のダンスを踊っていて寝れる状況ではない。
 
他の住人も仕事をしていたり留守だったりで頼れないということを聞いたミコは、自分の部屋に来るように言う。
 
しかし松永は、自分が大人だから大丈夫だと答えて部屋に戻っていった。
 
ミコは水を持って彼の部屋を訪ね、うちわであおいであげる。
 
結局あれこれ心配してくるミコに根負けしたかのように、松永はミコの部屋に行くと言ってくれた。
 

2人で寝ることに

松永は、さすがに2人でベッドはまずいと言って床に寝ようとする。
 
赤面するミコに、何もしようと思っていないことを慌てて説明する松永。
 
その一言にミコはすねた顔をしながらも、それなら早くベッドに入るようにと強く言う。
 
2人はミコのベッドで寝ることに。
 
ベッドの中でふと顔が近づいてしまい、互いにびっくりしつつ「おやすみ」を言って寝ようとする2人。
 
少しして、話しかけてきた松永はミコにお礼を言ってくれる。
 
彼はこんなオッサンとベッドで一緒なのは嫌だろと言って、さらに自分が昨夜何かをやらかしたらしいことを謝ってきた。
 
ミコはそれに対して、変なことをされたわけではなく励まされたのだと伝える。
 
そして松永とベッドで2人で寝ることは嫌じゃない、と赤くなりながら言った。
 
松永は「良かった」と言って2人はまた「おやすみ」を言い合う。
 
ミコはドキドキして眠れずにいたが、ふと松永がミコの手にそっと触れて起きているかと尋ねてきた。
 
ミコが寝たふりをしていると、無防備すきると小声でつぶやいているのが聞こえてくる。
 
俺も男だと言う言葉にミコは寝たふりを続けながら大混乱。
 
松永の方はというと、ミコの顏に触れそうになった右手を自分で叩いている。
 
しかも、彼が自分はミコの母ちゃんだと言い聞かせているのまで聞こえてミコは驚く。
 
ミコは、「もしかすると自分が松永の恋愛対象になりうるかもしれない」とドキドキしていた。
 

10話 バイト のネタバレ

意識

ミコが先ほどの言葉にドキドキしていると、ギシギシ軋むベッドの音がする。
 
そっと目を開けると、松永の半裸があった。
 
彼はTシャツを脱いでミコの横に手をつき、ミコはパニック。
 
熱いと言いながら半裸で普通に寝だす彼、ミコは眠れない夜を過ごす。
 
翌朝あっけなく部屋を出て行った松永に、ミコは大人とはああいうものなのかと衝撃を受ける。
 
しかし松永も動揺していたのか、シャワーを浴びながら固まっていた。
 
1人お風呂場で叫んで、気合いを入れてツーブロックを整える松永。
 
お風呂から上がるとどこかへ電話をかけ「あの話を受ける」と話していた。
 
ミコがリビングに行くと健太郎と朝子がいた。
 
お風呂場で松永が変な声をあげていたことを朝子が喋る。
 
健太郎は、それは松永が気合いを入れる時や雑念を払っている時だと説明する。
 
昨夜何かあったのかと聞かれたミコは、まさか2人一緒のベッドに寝たとは言えずにいた。
 

誕生日がやってくる

話題は、もうすぐやってくる松永の誕生日の話に。
 
28才になる彼に、ミコは自分も大人になりたいと思いながらワクワクする。
 
自分の部屋に戻る途中、廊下で松永と遭遇して2人はびくっとしてしまう。
 
なんとなく言葉少なになりながらも、エアコン業者が今から来ることになったと松永は言う。
 
それと大きな仕事を引き受けたからしばらく部屋にこもると言う彼の話を聞いて、ミコは寂しいと感じてしまう。
 
しかしこんな顔をしてはだめだと笑顔を向けるミコを見て、松永は赤くなる。
 
ミコの頭をわしゃわしゃとかき混ぜて彼は去っていった。
 
ミコは昨夜のことでもう少し彼に踏み込んでみたいと思ったが、どうすればいいか分からなかった。
 

初めてのバイト先にいたのは

大人の男性への誕生日プレゼントはどんなのがいいだろうと悩むミコ。
 
ミコは自分が稼いだお金でプレゼントしたいと思い、小さな喫茶店で初バイトをすることにした。
 
意外なことに、そこでは同じシェアハウスの住人・凌がバイトしていた。
 
しかし凌は「初対面のふりだ」と無言の圧をかけてくる。
 
足を怪我しているオーナーが帰って、2人きりで働くことになったミコと凌。
 
淡々と仕事の説明をしてくる凌のもと、ミコは慣れないながらも精一杯頑張って働いた。
 
バイトが無事に終わり、ミコがお礼を言うと凌は「期待はしてないけど笑顔はいい」と言ってくれる。
 
それから「住人の皆にはバイトが一緒だと絶対に言うな」と釘をさされたミコ。
 
ミコの方も、松永にバイトを始めたことを言っていないから秘密にしてほしいと説明する。
 
凌は家以上にそっけない態度だが、きちんと話したのは初めてだとミコは思う。
 
そして、バイトを始めたことで大人への道を一歩進んだように感じるのだった。
 
ミコは松永に、誕生日プレゼントをあげるまではバイトの事を秘密にさせてと心の中で謝った。
 

松永さんがご来店

ミコが凌と働いていると、見知らぬ女の人と共に松永が来店してきた。
 
とっさに隠れたミコは、キッチンの凌に接客を代わってくれとお願いするが断られてしまう。
 
ミコがバイトを始めた理由は、松永の誕生日プレゼントを買う為だとミコは話す。
 
彼に余計な心配をさせたくないと言うと、凌はしかたなく接客に回ってくれた。
 
一緒にいる女の人は雑誌の編集者らしいのだが、ミコは仕事中の松永の姿を見て遠く感じてしまう。
 
大人の男女2人が違和感なく座っていることに、ミコは自分と比べて落ち込んでしまうのだった。
 
 
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11話 悩み のネタバレ

屋上発見

多忙を極めている松永の様子に、ミコは自分に何かできないかと考えていた。
 
そんな時、実はシェアハウスに屋上があることを聞かされたミコは1人で行ってみることに。
 
屋上から見える綺麗な景色にミコは感動した。
 
オーナーの叔父に電話で聞くと、今は物置にしているが昔は屋上でBBQや誕生会などしていたことを知る。
 
松永が特に気に入っていたがそのうち皆使わなくなってしまったと聞き、ミコはまた使えるよう許可をとった。
 
ミコはここでの知らない歴史に寂しく思いながらも、もっと皆と思い出を作ろうと1人空を見上げた。
 

ミコにできること

バイトの日、ミコは凌に松永へのプレゼントは何がいいかを相談してみる。
 
クールにあしらってくるものの、ミコからならなんでも喜びそうだと言ってくれる凌。
 
「優しくされたら、嬉しいと思わない人はいない」と言う凌の言葉にミコは励まされた。
 
帰宅したミコは自分に何ができるか悩みながら、ひとまず松永のためにカレーを作って冷凍する。
 
インターホンが鳴り、編集者の七枝と名乗る女の人が訪ねてきた。
 
この間、松永と一緒にバイト先に来店していた人だった。
 
ミコがお茶を用意する中、七枝はミコのことを「妹のように可愛いでしょうね」と松永に話している。
 
その言葉にむかつきながらも、ミコはおとなしくお茶を出して壁の後ろで聞き耳をたてた
 
どうやら松永は、七枝のもとで有名な雑誌のデザインコンペに挑戦するようだ。
 
今のデザインがどこか遠慮していると言われてしまう松永。
 
七枝は、絶対にコンペに通ってほしいからもっと松永にぶつけてほしいことを伝える。
 
デザインのやり直しは、誕生日の前日まで続くというスケジュールらしい。
 
松永に「無理せずに頑張って」と言う七枝の言葉を聞いたミコは、自分が言うとあまりにも違ってしまうだろうことにまた落ち込む。
 
自分も言えるようになりたいと思いながら、ミコはできる限りの事するべく家事に勉強にバイトにといそしむのだった。
 

一生懸命な励まし

夜中、サバコの鳴き声で起きたミコが廊下に出ると松永が倒れていた。
 
空腹のあまり倒れたと言う彼に、ミコは彼のために冷凍していたカレーを差し出す。
 
うまいと言って笑顔になる彼を見てミコは嬉しく思う。
 
リビングでミコは、有名な雑誌デザインをするなんてすごいと松永に言う。
 
松永は憧れた雑誌のコンペだから絶対に勝ち取りたいと熱く語るものの、しかし何かが足りないのだとひどく悩んでいる様子。
 
ハッと素に戻った松永はミコに謝るが、ミコは「絶対に大丈夫だ」と松永を励ます。
 
その根拠を一生懸命話してくれるミコを、松永は抱き寄せて自信を取り戻したように明るく笑った。
 
しかし真っ赤になったミコを見て松永は慌てて離れる。
 
松永は仮眠をとるから5分後に起こしてくれと頼んで、座ったまま寝てしまった。
 
そのうちミコの肩にもたれかかってきてしまい、ミコはドキドキしながら6分後に起こすことにしたのだった。
 
そして翌日、初めてのお給料がもらえたミコ。
 
叔父に伝えて屋上掃除をしながら、松永の誕生日を最高のものにすると誓うのだった。
 

12話 松永さんの誕生会 のネタバレ

皆の協力

松永の誕生日まであと2日、ミコは終わらない屋上の掃除に1人焦っていた。
 
うっかり物を倒してしまい、聞きつけた近くの部屋の凌が屋上へやって来た。
 
屋上で誕生会をしたいとミコが説明すると、凌は物音で落ち着かないと言って手伝ってくれることに。
 
すると凌の協力要請で服部も来てくれた。
 
服部はシェアハウスの古株のため、屋上準備の勝手に詳しいと言う。
 
夜、誕生日用のサラダを作る朝子のもとに健太郎が来て2人一緒に作り始める。
 
屋上準備も皆で協力し、誕生日前日に無事終わらせることができた。
 
一方松永の方も、やっと終わったデザインを送信してベッドにダイブするのだった。
 

誕生日と、コンペの結果

ついに松永の誕生日当日、屋上に呼ばれた松永は自分のために用意された会場にテンションがあがる。
 
BBQに流しそうめん、朝子と健太郎手作りのサラダにと皆で盛り上がる。
 
腰が弱い松永にミコはクッションをプレゼントした。
 
嬉しそうな彼の笑顔にミコもテンションが上がる。
 
途中、キッチンに用事があって降りて来たミコは、電話を受けるため同じく屋上から降りてきた松永の姿を発見。
 
コンペに落選した電話を受けていることをミコは知ってしまう。
 
通話を終えた松永はミコの姿に気づき、応援してくれてたのにごめんと謝ってきた。
 
ミコは頑張っていた彼の落ち込んでいる姿を前に思わず涙をこぼしてしまい、松永は焦る。
 
困らせてしまうと分かっていながらも悔しくて泣いてしまうミコ。
 
松永はそんなミコを抱き上げて「高い高い」をし始める。
 
恥ずかしくなったミコはやめてと言うが、松永はふざけて激しくしていく。
 
泣きながらも笑ったミコに、松永は「ようやく笑った」と言ってそのまま抱きしめてきてお礼を言う。
 
彼は大人だ、とミコは改めて実感する。
 
2人が屋上に戻ると、服部がクラッカーを一気に鳴らした。
 
それに驚いた凌は持っていた誕生日ケーキを手から落とし、地面に着く前に朝子と健太郎がケーキをバレーボールのようにパスしていく。
 
そして不本意ながらも、ケーキはパイ投げのように誕生日本人の顏へぶつかって松永は倒れこむ。
 
どやされると思った皆は焦って心配するが、松永は「おまえら最高」と言ってケーキを顔から垂らしながら楽しそうに笑い声をあげた。
 
流しそうめんをしている皆を見ながら、松永はミコに近寄る。
 
そして少し照れたように「このあと俺の部屋に来るか」と聞いてくるのだった…。
 

おまけ4コマ漫画 1のネタバレ

朝子

今日もキラキラしている朝子を見て、ミコは憧れのまなざしを送る。
 
健太郎と松永に、朝子にドキドキするかを聞いてみた。
 
ところが松永は特に何も思わない様子。
 
あげく、朝子の胸が見えてもそれは牛の乳と一緒だと笑う健太郎。
 
壁の裏から話が聞こえていた朝子は1人カチンとくるのだった。
 

おまけ4コマ漫画 2 のネタバレ

魅惑の谷間

そうやって話している皆のもとに朝子がやってきて、物を取るためにかがんでいる。
 
セクシーな服の谷間からは、朝子の豊満な谷間が惜しみなく見えている。
 
先ほど朝子をけなしていたはずの健太郎と松永は、目の前の谷間を無言でちらちらと見ていた。
 
ミコに軽蔑されたような顔で見つめられる男2人なのだった。
 
 
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リビングの松永さん 3巻の感想

大好きな松永さんのためにできることはないかと、一生懸命なミコがひたすら健気でした。
 
年下の女の子が大人の男性へのプレゼントに悩むというのは、あるあるかもしれませんね。
 
ミコの初めてのバイト先では意外にも凌君が登場し、なかなかクールだけどいい人そうです。
 
初めてこんなに話したとミコも感じていますし、これからは凌君も少しずつ関わってくるのでしょうか?
 
松永さんの誕生会のためにそれぞれが協力している皆の姿は愛情で溢れていて、誕生会が大成功して本当に良かったです。
 
今回松永さんがコンペに落ちてしまったのは残念でしたが、ミコが彼のために泣いてしまった気持ちは松永さんにも十分に伝わったのではないかと思います。
 
そういえば、編集者の七枝さんは今後も出てきてしまうのでしょうか?
 
温かくなる話が多かったですが、ところどころ気になることも。
 
屋上が使われなくなっていった理由と、昔このシェアハウスにいた小夏さんの存在が気になります。
 
次巻では松永さんのお誘いで、ミコが彼の部屋に行くことになるみたいですが一体どういうことなんでしょうか?
 
大人な松永さんのことだからちゃんと理由があるのだと思いますが、2人が進展できるようなラブハプニングが起きてくれることを期待してしまいます。
 
 
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