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ここからはオトナの時間です。 7話とは?

出版社:Mosh!
作者 :つきのおまめ

「俺と寝てほしい」誕生日の翌朝、憧れの上司からの衝撃のお願い。私で役に立てるのなら、と引き受けたら…豹変した彼にイキナリ押し倒された!?――霊が視える体質のOL・佐々木みかんは、片想い中の上司・亜久津部長に大量の悪霊が取り憑いていることがかなり気がかり。しかも最近は何か邪悪な気配を感じていて…。心配に思っていたその夜、残業後に公園で誕生日パーティと称してひとり酒盛りしていると、偶然通りがかった部長にお持ち帰りされて…目を覚ますと昨夜の記憶はなく、目の前にはドアップのイケメン部長が!!気付けば私怪我してるし手当までされてるし、これって絶対迷惑かけちゃったよね…罪悪感から恩返しを申し出たら、何故か同じベッドで寝ることに!?部長の部屋で、彼の匂いがする布団の中、ずっと大好きだった人と肩を並べて心臓がもう大変。遠くから眺めることしかできなかった彼を、こんな近くで感じられるなんて…。不器用な男女が、心の距離を夜毎縮めていくベッド・タイム・ラブストーリー。

 
⇒前回の6話のネタバレはコチラ♪
 

ここからはオトナの時間です。 7話のネタバレ

2人で夜を一緒に過ごすことに…

仕事帰りみかんは亜久津部長にバレンタインチョコを買い、亜久津部長は心療内科から帰るところでしたが2人はばったり遭遇。
 
心療内科から出てきた亜久津部長にみかんは、また霊のせいで眠れていないのだろうと思い今夜は自分の家に行きましょうと誘います。
 
視たところ今は亜久津部長の周りに霊はいない様子なので、お守りを持っているみかんと一緒にいた方が安心だからとみかんは言うのです。
 
前回みかんにキスをした亜久津部長はそんなみかんに「何を言っているのかわかっているのか…」と考えますが、そんなことを気にする様子のないみかんに連れられてみかんの家に行くことになります。
 
…と自宅の玄関まで来たところでようやく「とんでもないことをしたのでは?」とみかんは気が付きます。
 
更に前回、亜久津部長にキスをされたのは今いる玄関だったことを思い出し急に動揺してしまうみかんでした。
 
とは言え一緒に帰ってきたわけですし、一緒に過ごすことに。
 
2人で一緒にご飯を作りながら久しぶりに過ごす「特別」な時間にみかんは嬉しくなってしまいます。
 
そのうちお風呂が沸いたので亜久津部長に先にお風呂を勧め、お言葉に甘えて…と言った感じで亜久津部長はお風呂に入ります。
 
その時にみかんから男物のパジャマを手渡され少し微妙な表情を浮かべる亜久津部長ですが、それがみかんの兄のものだとわかりホッとなったことに動揺します。
 
ふと、亜久津部長はお風呂に浮かんでいる入浴剤が目に入ります。
 
お風呂から上がった亜久津部長はあの入浴剤は手作り?と問います。
 
みかんの実家はミカン農家で母と一緒に良く作っていたものだとのことで、みかんの皮を乾燥させて作ったものなのです。
 
効能としてお風呂から上がった後もぽかぽかするのだそう。
 
亜久津部長もその効果は感じているようで、みかんも嬉しく思います。
 
みかんもお風呂に入ってくると言いながら、亜久津部長に実家から送られてきていたミカンを手渡し食べてのんびりしていて下さいと伝えます。
 
眠かったらベッドで寝ててというみかんに、亜久津部長は優しく微笑みながら「あったかい子だね」とみかんの頬を撫でるのです。
 
思いがけない亜久津部長の笑顔に顔が真っ赤になるみかんでした。
 
亜久津部長に促されてお風呂に入りながらみかんは「あったかい子」と褒められたことに恥ずかしくなりながらも嬉しそう。
 
でも、ふと「今日は何もないのかな」と考え念のためと念入りに身体を洗うみかんでした。
 
前回熱いキスを交わした2人。
 
それを考えて夜一緒に過ごすってすごいことだなとみかんは思いながらも亜久津部長はいつも通りだし、自分だけドキドキしているなとか昨日のキスの理由を聞いていいのだろうかとか色々考えるみかん。
 
普段、難しいことを考えないみかんは、なぜかぐったりした状態でお風呂から出ていくのでした。
 
と、底には半纏を着てコタツでミカンを食べる亜久津部長の姿が…。
 

幸せな時間をすごした…なのに…

普段と違う亜久津部長のリラックスした姿に思わず笑ってしまうみかん。
 
亜久津部長は、いつまでも笑いが止まらないみかんの鼻をつまみんで湯冷めするからとミカンを手渡しながらコタツに入るように誘います。
 
亜久津部長に促されてコタツに入ったみかんに「昨日は悪かった」と亜久津部長は言うのです。
 
今日会社で落ち着かなかったのは昨日の自分のせいでしょと亜久津部長は申し訳なさそうに話します。
 
それに「キスの事か!」と思い出し見るからに動揺をするみかんを見て、大丈夫じゃないのがわかり微妙な顔をする亜久津部長。
 
話しを変え、以前に酔っぱらったみかんを自宅で保護したときに足を怪我していたみかん。
 
その怪我は大丈夫?と亜久津部長に問われてもう大丈夫と答えながら、亜久津部長の身体を操ってみかんを襲った男の霊から身を守るために亜久津部長のことを蹴り飛ばしたみかん。
 
そのときのタンコブと蹴ったお腹は大丈夫かと問い返し、亜久津部長もそこで何があったかを思い出し「それは自分が悪いから…」と言いながら落ち込みます。
 
でもあれは霊のせいなので部長は悪くないから、タンコブは大丈夫か心配するみかんに亜久津部長は「触ってみる?」と言うのです。
 
みかんは遠慮なく亜久津部長の頭を触ってタンコブの状態を確かめます。
 
確認しながら亜久津部長の頭をナデナデするみかんに「触ってみる?」と言ったのは実は冗談だった亜久津部長は少しびっくりしていました。
 
でも自分の頭を撫でながら何となく嬉しそうなみかんを見て、亜久津部長は「まぁ、いいか」とされるがままでいることにするのでした。
 
亜久津部長の髪の感触や香りに癒されながら撫で続けていたみかんでしたが、ハッと我に返って上司の頭を撫でまわしたことに気が付き慌てて亜久津部長に謝罪します。
 
そんなみかんの様子を特に気にするでもなく、亜久津部長から明日も仕事があるから寝ようかと提案され、みかんのベッドは小さいので2人で寝るのはキツイから亜久津部長がベッドで寝て自分は別のところで寝ようとします。
 
しかし、亜久津部長はみかんの手を引き「一緒に寝よう」と誘うのでした。
 
結局同じベッドで一緒に眠ることになった2人。
 
以前泊った亜久津部長の家のベッドは広かったけど今のベッドは狭く、亜久津部長との距離が近すぎて緊張をしてしまうみかん。
 
亜久津部長は何もしないよと伝え心配なら縛っとく?と冗談を言いコロコロ変わるみかんの表情を楽しんでいる様子。
 
みかんの頭にポンと手を置き「久々にゆっくり眠れる」と言う亜久津部長を見るみかんでしたが、すでに亜久津部長は眠ってしまった様子です。
 
そんな阿久津部長の寝顔に昨日キスしたのは何故?と問いかけ、「またしてくれますか?」と心の中で思いながらみかんも眠りにつきます。
 
みかんが寝入ったのを確認した亜久津部長は目を開け切ない表情でみかんのことを見つめ、そっとみかんに触れるのでした。
 
翌朝…。
 
出勤前にいったん家に戻るために早めにみかんの家を出る亜久津部長を、みかんは玄関で見送ります。
 
その前にと昨夜、亜久津部長に渡すためにチョコを買っていたことを思い出したみかんは慌ててチョコを取りに行き亜久津部長に渡そうと差し出します。
 
しかしなかなか受け取る様子のない亜久津部長。
 
不思議に思って顔をあげるみかんでしたが、亜久津部長の表情はなんだか困ったような感じです。
 
さらに亜久津部長は「受け取れない」と思い詰めた表情でみかんに伝えるのです。
 
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ここからはオトナの時間です。 7話の感想

なんて優しい時間…。
 
前回…物語としては前日にあんな熱いキスをした後に夜を一緒に過ごすなんて、そりゃ緊張もしますよ。
 
まぁ、みかんとしては悪い霊から亜久津部長を守るための咄嗟の判断だったんでしょうけどね。
 
でも一緒に夕飯を作ったりお風呂上りに半纏を着てミカンを食べたりと、まったりした時間が流れる2人。
 
なんとなくお互いのことは意識している2人だから、見ている方からしたらもどかしいように感じますね。
 
好きな人に触れるのって幸せですもんね。
 
亜久津部長の頭をナデナデする、みかんの表情からも幸せな気持ちが伝わってきますね~。
 
亜久津部長も嬉しそうだし。
 
こんな状態なら脈はゼロじゃないと思いますよね、普通は。
 
でも、みかんが用意したバレンタインチョコを受け取ろうとしない亜久津部長。
 
決してみかんのことが嫌と言うことではないはずなので何かしら思うことがあるんでしょうけどね。
 
え?なんで?って気持ちになりますよね。
 
みかんは当然だけど私も思ってしまいます。
 
このまま1人の仲が急接近するのかな~って思っていたけど、チョコの受け取りを断る亜久津部長。
 
これでまた距離ができてしまうんでしょうか。
 
亜久津部長自身も、みかんへの想いは気が付いているはずなので何か理由があるんでしょう。
 
次回はその理由が明らかになるのかなと予想しますが…。
 
どう乗り越えていくのか、ハッピーエンドで終えられるのか今後の展開は気になりますね!
 
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