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青に、ふれる。 19話とは?

出版社:双葉社
作者 :鈴木望

生まれつき顔に太田母斑(おおたぼはん)と呼ばれる青いアザを持つ女子高生・青山瑠璃子。アザのことを気にしすぎないよう、周りにも気を使われないよう生きてきた。新たな担任教師の神田と出会った瑠璃子はある日、神田の手帳を目にしてしまう。クラスメイトの特徴がびっしりと書き込まれているのに、自分だけ空欄なことに気づいた瑠璃子は神田を問い詰めに行く。しかし、神田は“相貌失認(そうぼうしつにん)”という人の顔を判別できない症状を患っており――。

 
⇒前回の18話のネタバレはコチラ♪
 

青に、ふれる。 19話 のネタバレ

神田は自宅で友人たちと…

…新年。
 
神田は自宅のパソコンで修学旅行のしおりを作っているところでした。
 
仕事をしながらも神田が思い出すのは瑠璃子の事ばかりで、クリスマスの日駅で瑠璃子が言った言葉を思い出しては赤面する神田でした。
 
そこへ神田の友人たちが神田の自宅に集まってきました。
 
神田たちは焼肉とお酒を楽しみながら宅飲みを楽しむ面々。
 
友人の1人が「好きな人が欲しい」と呟き、話の流れで神田は美人教師との関係はどうなっているのか?と問いかけられます。
 
以前の飲み会の時に神田は瑠璃子のことを話したのですが、友人たちは相手が生徒だとは思わず同僚の教師が神田の恋の相手だと思っているのです。
 
その時に白河と偶然バッタリ会ったのもあり、友人たちは神田の相手は白河だとも思っている様子。
 
神田の相手は教師ではないので、友人たちの問いかけに神田は「どうもなっていない」と答えます。
 
神田は相貌失認だけど「その人の事だけわかる」と話したので、運命の相手なんじゃないかと友人たちは言います。
 
神田が言っていた相手は瑠璃子の事なので、それは違うと否定をしようとする神田ですが友人たちの恋愛トークは続きます。
 
友人たちは恋の相手と職場が同じでしかも先輩の教師じゃ相手から告白されるとかの神展開がないと、進展しにくいと言うのです。
 
この会話から神田は「告白」と言うのは好きとか付き合ってとか言われることかと友人たちに聞きます。
 
瑠璃子は大橋から告白をされていたけど「好きな人がいるから断った」と神田に打ち明けました。
 
この時の話を神田は友人たちに話します。
 
その間も瑠璃子の事や、会話を思い出して照れてしまった様子で神田はごまかすようにお酒を飲み干します。
 
友人の1人がその相手が「女子生徒」だと気が付き、他の友人も神田は教師だし女子生徒はさすがにダメだろと突っ込むので神田は「わかっている」と答えるのです。
 
しかし、友人の1人は「全然わかってない」と…。
 
さらに神田はその女子生徒に、からかわれているんだと言い切ります。
 
見るからに恋愛経験がなさそうな新米教師は女子生徒にしたら、いいオモチャだから告白して神田の反応を見て面白がっているんじゃないかと友人たちは言うのです。
 
神田は「そういう生徒じゃない」と否定をしますが友人たちからは、女子高生の思うつぼだと言われてしまうのでした。
 

そのころ瑠璃子は…

一方、瑠璃子は修学旅行用の時に着る私服を買うためにお母さんと一緒にショッピングに来ていました。
 
瑠璃子はショーウインドーに飾られている洋服が気に入った様子。
 
以前瑠璃子は可愛いタイプの洋服が嫌いでピアノの発表会の時のドレスも泣いて嫌がるほどだったのが、可愛いのを着る気になっていることをお母さんは喜んでいます。
 
お母さんは遠慮がちな瑠璃子の手を引っ張って店できちんと洋服を選ぶことに…。
 
さっきの洋服を試着した瑠璃子を見て、お母さんも店員さんも大絶賛。
 
瑠璃子自身も気に入った様子で、鏡に映る自分を見ながら神田はどう思うかと考えてしまいます。
 
他にも瑠璃子に似合いそうな洋服を吟味するお母さん。
瑠璃子には青が似合うと…瑠璃子の顔色と合わせるとブルーが良いと言うお母さんですが、瑠璃子はその言葉に引っかかるものがあったのか気に入った服も買うのをやめてしまいます。
 
結局、別の洋服を選んだ様子の瑠璃子たち。
 
瑠璃子は目線の先に神田とよく似た男性の後ろ姿を見つけ当人かとドキドキしますが、実際はまったく別の人物でした。
 
そんな瑠璃子の様子を見て、お母さんは「好きな人ができたんでしょう」とズバリ言い当てるのです。
 
思わぬお母さんからの言葉に慌てる瑠璃子ですが、急に可愛い服を欲しがったりボーっとしていることが多い瑠璃子を見てお母さんは確信を持った様子で何だか楽しそうにしていますが瑠璃子は照れてしまうのでした。
 
…冬休みも終わり、学校が始まりました。
 
学校に着いた瑠璃子はさっそく神田の姿を見つけます。
 
笑顔で元気に挨拶をし、神田と会話をしようとするのですが神田は瑠璃子のことを意識しすぎてしまっている様子。
 
神田は瑠璃子に対して、ついつい素っ気ない態度をとってしまうのでした。
 
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青に、ふれる。 19話の感想

休みで家にいても瑠璃子のことをついつい思い出してしまう神田、もう意識しまくりですねぇ。
 
神田野友人たちは神田の恋の相手は美人教師の白河だと思っていたら、なんと女子高生が相手だったとは…まぁ驚きますよね。
 
友人たちの反応も想定内…まぁ、教師と生徒ですからね。
 
周りのこう言った反応は避けて通れない部分ではありますね。
 
神田がからかわれていると思ってしまうのも仕方ないと言うか…まぁ、神田は瑠璃子のことを良く知っているから友人たちの言葉は納得いかないでしょうけど。
 
なんだかんだ友人たちは神田を心配しているのかな…と感じますね。
 
瑠璃子は瑠璃子で、まったくの赤の他人を神田と間違えちゃったりつい可愛い洋服に目が行ったり恋する女の子の定番と言うか行動が可愛らしいです。
 
お母さんは瑠璃子の顔色と合うのはブルーだと言っていたのは、アザの色があるからなんでしょうか…おそらく嫌な意味で言ったわけじゃないとは思いますけどね。
 
瑠璃子にしてみたら「アザがあるから」って言われているように感じてしまったのかな…。
 
結局は他の洋服にした瑠璃子だけど引っかかるものがあったんでしょうね。
 
でも、瑠璃子が好きな人がいると突っ込んだお母さんは娘の変化に嬉しそうでした。
 
瑠璃子に不登校になったときも見守ってきたのはお母さんだと思うので、そんな瑠璃子が好きな人が出来て楽しそうにしている様子は嬉しいでしょうね。
 
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