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僕の初恋をキミに捧ぐ 9巻とは?

出版社:小学館
発売日:2007/10/1
作者 :青木琴美

ついに結ばれた繭と逞。幸せな時間を過ごすふたりだったが、再度逞が入院してしまう。繭のためにも生きたいと願う逞は、心臓移植を考え始めるのだが…!?

 

僕の初恋をキミに捧ぐ 9巻のネタバレ

45話 分岐 のネタバレ

頼との別れ

逞は寝起きが悪く、寮長の仕事はほとんど律が代わりに行っていた。
 
寝ぼけた顔で廊下に出てきた逞は、頼がまだ寝ていることに気づく。
 
頼は逞の後輩で、何かとトラブルを起こす張本人だった。
 
逞は頼の寝顔をカメラにおさめようと頼の部屋に侵入したが、あと一歩のところでバレてしまった。
 
頼は気難しいやつだが、逞はかなり気に入っていた。
 
逞はどうやら苦しい恋をしているらしい。
 
逞は頼が実の妹に恋をしてしまったのだと予想していた。
 
もっと自分を頼りにして欲しいと思っていた矢先、衝撃のニュースが逞のもとに届いた。
 
それは、頼が退学処分になってしまったということだった。
 
逞は急いで学長の元へ急ぎ頭を下げたが、それはもう決定事項だった。
 
逞は自分の無力さを痛感するのだった。
 
その夜は頼のお別れパーティーが開かれることになった。
 
不本意な頼に、逞は楽しそうに笑いかける。
 
なんで先輩はそんなに楽しそうなんですか?と聞かれた逞。
 
逞は、辛い時は笑うしかないじゃんと言うのだった。
 
そんな逞に頼は俺が叶えられなかった夢を先輩は叶えてくださいねと言う。
 
それは好きな人と結婚するという夢だった。
 
その時、逞はハッとして同じパーティーに参加していた繭を見つめる。
 
逞は12歳の時、繭と守れない約束をしてしまったと思っていた。
 
でも…と逞が思ったその時、繭がこちらをまっすぐ見つめた。
 

46話 夢現 のネタバレ

結婚

逞はそれから繭と結婚する夢を見るようになった。
 
自分が結婚したら繭を未亡人にさせてしまうかもしれない、と逞は思う。
 
全然笑えないなと逞は思ったが、不意に結婚かぁ…とつぶやくのだった。
 
逞と繭たちは修学旅行で奈良に来ていた。
 
奈良公園で行動を共にしていた逞と繭は、楽しそうに笑うのだった。
 
お風呂上がりで一緒のエレベーターになった繭と逞。
 
皆は浮かれ気分で喜んでいるが、逞は皆に隠れて繭の手を握った。
 
先に皆がエレベーターから出た後も、繭と逞はそこに残っていた。
 
そしてドアが閉まった時、2人はキスをした。
 
ずっとキスしたかったと、逞は繭に言った。
 
繭も逞の首に手を回し、深くキスをする。
 
繭は、せっかく奈良まで来たなら、仁和寺に行きたかったと言う。
 
繭と逞は小学校の時の修学旅行で奈良に来たことがあり、そこで2人はクローバーのお守りを買ったのだ。
 
しかし喧嘩をしてしまった時に繭はそのお守りを捨ててしまった。
 
だからもう一度買いに行きたいと、繭は言う。
 
それを聞いた逞は、繭の手を引いて行こうと言うのだった。
 
商店街を歩く繭と逞。
 
警察の巡回を振り切りながら、逞と繭は手を繋ぎながら仁和寺へ向かった。
 
その頃ホテルでは律が逞の不在を上手くカモフラージュしていた。
 
仁和寺へ向かっていた2人は無事着いたものの、残念ながら仁和寺は閉まっていた。
 
残念がる繭の隣で、逞は以前仁和寺に来た時のことを思い出していた。
 
この頃は自分の病気のことをあまり知らずに、繭と結婚すると思っていた逞。
 
しかし今では仁和寺の扉は固く閉まっている。
 
ボーッとしていた逞に、今日はホテルへは帰らないと言い張る繭。
 
繭は近くの旅館を指差して、私はあそこに泊まると言うのだった。
 
旅館では女将が2人の年齢を疑っていた。
 
自分たちは夫婦だと言い張る繭に負けて、女将は2人を泊まらせることにした。
 
差し出されたカードには、夫婦の名前を書く欄がある。
 
逞は震える字で、夫と妻の欄に自分と繭の名前を書いた。
 
部屋に通された逞と繭は、少し気まずい雰囲気だった。
 
奥さん…と言って逞は繭に近付く。
 
もう遅いから寝ましょうか、と逞は言い、繭の髪をほどいた。
 
はい…と返した繭の顔は赤く染まっていた。
 
 
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47話 希望 のネタバレ

初めての夜

逞は繭の髪をほどくのもやっとだった。
 
繭の髪や表情、タンクトップから見えている肩のラインも全てが愛しかった。
 
繭の服を丁寧に脱がせる逞。
 
お互いに初めての2人は、ぎこちなく抱き合う。
 
そして2人は結ばれたのだった。
 
逞は繋がった時、好きだとつぶやくのだった。
 
これが最初で最後かもしれない。
 
逞は思うのだった。
 
シャワーの後で、逞は布団に繭がいないことに気付いた。
 
部屋の外を見ると、繭は夜空を見て涙を流していた。
 
繭は丸い月に向かって、逞を殺さないで…と祈っていたのだ。
 
逞はそんな繭に声をかけることもできず、扉の隙間から繭の啜り泣く声を聞くことしかできなかった。
 
逞は今まで生きてきた中で最も強く、生きたいと願う。
 
神様、僕は生きたいですと逞は強く思うのだった。
 
次の日、繭のテンションはいつも以上に高かった。
 
繭と逞の計画では、その日の最初の自由行動の時に皆と合流する予定だった。
 
その場所へ向かう途中、逞は店でクローバーのお守りを買って繭に渡した。
 
そして逞は、俺さ頑張るからと言って笑った。
 
一生懸命頑張って、そう簡単には死なないからと言って繭に向き直した。
 
だから俺と、結婚してくださいと逞は繭に言うのだった。
 

48話 証人 のネタバレ

結婚届

それを聞いた繭は逞の手をグイグイ引っ張って、区役所へと向かった。
 
繭は職員さんに婚姻届を頼んだ。
 
その場で記入をする繭に、職員さんは未成年だから両親の同意と20歳以上の証人が必要なのだと言われたのだった。
 
肩を落とした繭は、区役所を出て皆の元へ合流することにした。
 
合流したのはいいが、先生にきつく叱られた2人。
 
何をしていたんだ!と聞かれた繭は、婚前交渉です!と正直に答えるのだった。
 
その噂はたちまち広がって、その日の宿では繭は女子から、逞は男子から尋問を受けていた。
 
その夜、繭は部屋で1人眠れなかった。
 
ベランダに出て月を見ていた繭に、眠れないの?と声をかけたのは結子だった。
 
結子は、繭は幸せそうだねと言ったがその言葉に反応して繭は振り返った。
 
その表情はどこか怒っているようにも、悲しんでいるようにも見えた。
 
結子はそんな繭の表情が脳裏に焼き付くのだった。
 
修学旅行も終わり、寮へ帰ってきた逞。
 
そんな逞を待っていたのは、昂だった。
 
昂は修学旅行の噂を律からいち早く聞きつけ、真相を尋ねにやってきたのだ。
 
絶対に話さないと頑なな逞。
 
すると昂は電話で繭を寮長室に呼び出した。
 
昂、逞がいる寮長室へ、繭が入ってくる。
 
昂は単刀直入に、初体験はどうだったかと聞いた。
 
すると繭は恥ずかしそうに顔を赤らめて、嬉しくて泣けてくる感じで…と話し始める。
 
そんな繭の言葉を遮るように、逞はもう黙れよと言うのだった。
 
大体他の男からの連絡で男子寮まで来るって、何考えているんだと逞は怒った。
 
だって婚姻届けの証人に昂のサインをもらおうと…と繭は言う。
 
そんな繭の手を引いて逞は寮長室を出て行った。
 
昂は2人が出て行った後、いつも繭は逞の前では可愛いんだよな…と呟いた。
 
それが悔しくて羨ましかった…と自虐的に笑った昂。
 
昂はペンを取り出して、整った字で婚姻届にサインをするのだった。
 
一方、繭の手を引いて歩いていく昂。
 
昂は他の男の前で初体験のことをベラベラ話す繭にイライラしていた。
 
そういうことを聞くだけでも男子は繭の裸などを想像してしまい、それが逞にとってはとても嫌なことだったのだ。
 
繭がその時どんな顔をするのか、どこが感じるのかとか、俺だけが知ってたいんだと取り乱す逞。
 
しかし我に返った逞は、ごめんと謝った。
 
そして何か気持ちが溢れてしまった逞は、繭の鎖骨を優しく甘噛みするのだった。
 
 
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49話 自殺行為 のネタバレ

性欲と死期

授業中、繭は逞に見られている感覚があった。
 
顔、首元、胸…と逞の視線が動くのが、横目で分かる。
 
そう思うたび、繭の心臓が高らかに鼓動し、繭は授業どころではなかった。
 
目が合う繭と逞。
 
逞は口元を動かして何かを伝えようとしている。
 
あ…て…る…と断片的にしか読み取れなかったが、それは逞が愛してると言っているのだと繭は思った。
 
繭は恥ずかしくて悶えていたが、その前に立っていたのは先生だった。
 
実は逞は繭が数学の問題に当たっているということを伝えたかったのだ。
 
繭は赤くなってその場に立ち尽くしたのだった。
 
休み時間は、廊下の人通りが少ないところで話すのが2人の決まりだった。
 
授業中、そんなに見ないでと繭は逞に言う。
 
見たらダメなの?と逞は言う。
 
そう聞かれると繭は考え込んでしまう。
 
そんな繭が可愛くて、逞はそっとキスをした。
 
すぐ近くではクラスメイトが行き来していて、繭はドキドキしてしまう。
 
もう黙って…とささやいた逞に、繭は頷いて答えた。
 
もう昼休み終わっちゃう…と声を漏らす繭。
 
しかし逞は繭の口に下を入れた。
 
こんなところでダメだよ…と言う繭だったが、逞は止めようとしない。
 
その時、繭から離れた逞は胸を押さえて、すげードキドキすると笑った。
 
そして病院行った方がいいかも…と少し苦しそうに言うのだった。
 
病院では繭の父親である逞の主治医が逞の様子を診察していた。
 
何か激しい運動でもしたのか?と聞かれた逞。
 
逞は繭とセックスをしました、と正直に答えた。
 
今までの人生の中で一番幸せでした、と逞が言う。
 
そうか…と医者は言ったが、これからは禁止だと言い放って病室から出て行ったのだった。
 
それを追いかける看護師。
 
看護師に医者である繭の父親は言う。
 
性欲は人間の本能で、死期が近くなるほどそれは強くなる。
 
かわいそうに…と繭の父親はどうしようもないもどかしさを感じていたのだった。
 
病室に残された繭と逞。
 
逞は病室であるのにも関わらず繭の服に手を入れてきた。
 
ダメだと繰り返す繭に逞はキスをし続けた。
 
これが自殺行為だということは、逞にも分かっていた。
 

50話 決心 のネタバレ

心臓移植

病室で繭にキスをしていた逞は、冗談だよと言って布団を被ってしまった。
 
こういう時に背中を向けるのはいつも僕の方だと逞は思っていた。
 
繭はそんな逞が分からなくて、戸惑いながら病室を出て行った。
 
次の日から定期テストが始まっていたが、逞は入院していたため受けることはできなかった。
 
病室で窓の外を見つめていた逞。
 
また繭を泣かせてしまったと逞は思っていた。
 
そしてあの日から繭は一度も見舞いに来ることは無かった。
 
繭が最後に病室を出て行った時に残した、バイバイという声が逞の脳裏に張り付いていた。
 
逞は3日経った今日なら、繭が見舞いに来てくれると思っていたが、今日も行けないとメールが来た。
 
逞はそのメールを見て繭に思わず電話をしてしまった。
 
来いよ!と叫んですぐに切ってしまった逞は、自己嫌悪でベッドに寝転がった。
 
そして気付いたら夕方になっていた。
 
繭は来なかった。
 
逞は下を向いて泣きそうになっていたが、その病室へ入ってきたのは繭だった。
 
繭は寝ている逞を起こさないようにジュースを買いに行っていたのだ。
 
逞は繭が来てくれたことが嬉しくて、ありがとうと呟いた。
 
繭は逞の頭を洗ってあげることにした。
 
目を瞑って上を向いている逞の顔はとても綺麗だった。
 
逞はゆっくり目を開けて、こんなに近くにいるとキスしたくなっちゃうなと笑った。
 
そして逞は、心臓移植を受けようと思うと繭に言うのだった。
 
 
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僕の初恋をキミに捧ぐ 9巻の感想

ついに2人は結ばれましたね。
 
2人の思い出の場所である仁和寺というところがまた感慨深かったです。
 
1度目に来た時は、逞はまだ何も知りませんでした。
 
しかし2回目に来た高校生の夏。
 
逞は自分の寿命が残りわずかであることも知っていましたし、繭への気持ちもだいぶ変わっています。
 
残り少ない時間をどう生きるのかを自分に問うているような姿が印象的でした。
 
そして幸せな時間を過ごした繭は、逞がお風呂に入っている間、月に向かって逞を殺さないでくれとお願いします。
 
幸せな時間を過ごしたら、必ず失うことが怖くなる。
 
そして自分たちには本当に時間が残されていないことを、繭も分かっています。
 
十代の2人には重すぎる苦難を、これから2人はどうやって乗り越えていくのか。
 
そして心臓移植の真相はいかに。
 
これからの展開に、目が離せません。
 
 
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