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私たちはどうかしている 12巻とは?

出版社:講談社
発売日:2020/4/13
作者 :安藤なつみ

除夜際での七桜と椿の勝負に決着がつき、ついに光月庵の後継者が決まった。だがその直後、大旦那は倒れて病院に運ばれてしまう。新旧の交代が行われ不安に感じる従業員ら。さらに新当主は金沢の文化をけん引する武六会にその実力を試されることになる。そんな中、一層強く七桜に惹かれる多喜川は徐々に自分の気持ちを抑えられなくなるが、かつての恋人・由香莉が現れて不穏なムードに。ある重大な真実を知った椿も動き出し事態は急変!?

 

私たちはどうかしている 12巻のネタバレ

54話 朔のネタバレ

運命の選択

大旦那が入ったのは、七桜の部屋だった。
 
なおは母と交わした約束がついに叶ったと胸を膨らませた。
 
女将は激怒し、私は椿の作った柚子の上生を選んだのだと主張した。
 
しかし椿が作ったのは、つばき餅だった。
 
それは椿が父である樹から初めて教えてもらったお菓子だった。
 
大旦那は椿の部屋へ入り何かを言おうとしたが、その前に女将が椿に駆け寄り問い詰めた。
 
必ず勝つって約束したのに!と怒り狂う女将。
 
そして女将は何のためにあなたを産んだと思ってるの…と呟いたが、それを制止する大旦那。
 
その時大旦那は胸を押さえて倒れたのだった。
 
大旦那は救急車で病院へ運ばれた。
 
病院で手当てをしている大旦那を外で待つ椿たち。
 
その時、医者が椿だけを病室に呼んだ。
 
大旦那は椿だけに話をしたいと呼んだのだ。
 
細い声で大旦那は、お前の作ったつばき餅には魂をふるわされた…と言う。
 
わしのためだけに向けられたあれは、本当に美味かったと大旦那の声はかすれていく。
 
椿は幼少期に大旦那に食べてもらうためだけにお菓子を作っていた記憶が蘇った。
 
大旦那は今まで本当に済まなかったと謝罪した。
 
これからは自由に菓子を作ってくれと言う大旦那。
 
その言葉を繰り返しながら、大旦那の意識は遠のいていった。
 
椿は大旦那の方を揺すり、まだこれからももっと食べてもらうのだと叫んだ。
 
しかし大旦那の心拍は止まり、モニターには何の拍動も見られなくなった。
 
大旦那は安らかな顔で眠っているようだった。
 
本当に美味かったと言う最後の言葉を胸に、椿は泣いた。
 

葬式

大旦那の葬式には関係者が集まっていた。
 
親族だけが着物を着るというしきたりの中、着物を来て現れたのは七桜だった。
 
女将は七桜が着物を着ていることが許せなかったが、同伴していた多喜川は騒ぎ立てない方が賢明だと女将に言った。
 
椿は参加者が噂をするのを目にも留めずに大旦那の前で礼をした。
 
光月庵を去ろうとした椿は、帰路の途中で七桜を見つけた。
 
18年前と逆になったなと言う椿。
 
よかったな、と椿は微笑んだ。
 
紅月庵を潰さないでくれとだけ言い残し、椿は去っていった。
 
七桜は何も言えずに涙を流すばかりだった。
 
この先何があっても必ず守り抜くと七桜は誓うのだった。
 
 
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55話 武六会のネタバレ

光月庵の店主

七桜は光月庵での寝室を母と過ごした離れ屋にすることに決めた。
 
またここに戻って来たんだと七桜は自覚した。
 
荷物を運ぶのを手伝ってくれた城島に握手をしようとした七桜だった。
 
しかし城島は、七桜にはここに戻って来て欲しくなかったとつぶやいて部屋を出て行った。
 
その日、七桜は従業員を集めて挨拶をした。
 
早速お菓子作りを手伝おうとした七桜だったが、あん作りは長年同じ者が担当しているからと断られてしまった。
 
もう厨房に七桜の入る隙はないように見えた。
 
七桜は店頭の手伝いをしようとするも、受付にも七桜が知らない独自のルールがあるのだった。
 
椿さんならもっとこう言ってくれたのに…というような噂話があちこちで行われていた。
 
七桜は自分が光月庵の店主だけではなく、椿を追い出した人間でもあることを自覚した。
 
その夜、母の和菓子を作ろうと練習していた七桜はレシピ通り赤い色粉を使おうとしていた。
 
しかし赤い色を見ただけで七桜は息切れを起こしてしまう。
 
そこへやって来たのは女将だった。
 
女将は七桜を心配する振りをして七桜の手を握る。
 
七桜は動じずに、まずは本当のことを打ち明けてくださいと言うのだった。
 
旦那を殺したのは女将だと自白してくださいと言われた女将はそれには答えず、かわいそうな椿…とつぶやいた。
 
行く所もないのに追い出されてきっとボロボロになっていると女将は言い、部屋を出ていくのだった。
 
七桜はそれを聞いて椿のことを思い出したが、今は目の治療をしているからきっと大丈夫だと七桜は自分に言い聞かせるのだった。
 

客人

ある日、七桜に客人が来ていた。
 
その人物は、長谷由香莉と言う名前だった。
 
由香莉は栞の姉だったのだ。
 
七桜はとても華のある人だと目を惹かれてしまう。
 
由香莉はそんな七桜を見て微笑み、ある招待状を渡した。
 
それは武六会という審査会への正体だった。
 
武六会は数多ある名店の中でも六つの店しか名を連ねることが許されていない加賀の伝統を守る象徴とも言える会だった。
 
その審査会に、七桜は招待されたのだ。
 
少しでも劣るところがあればすぐに外され、それは店の終わりを意味していると言う。
 
店の終わりという言葉を聞いて七桜は椿の言葉を思い出した。
 
そして七桜は長谷屋へと向かった。
 
七桜は通された部屋に入った途端、異様な空気感に気付いた。
 
そこは少しの歪みも許さない、それでいて全てを見透かすような張り詰めた空気だった。
 
体が動かない七桜に話しかけたのは、多喜川だった。
 
多喜川の家もまた名家だったことを七桜は思い出した。
 
多喜川に会い七桜の緊張は解けた。
 
七桜は厳かに座っている3人に向かって、挨拶をした。
 
すると料亭の女将である朝子は、こんな言葉遣いも知らない店主で大丈夫なの?と白藤の店主に耳打ちした。
 
七桜の挨拶に、言葉の間違いがあったのだ。
 
そこで大きなくしゃみをした多喜川。
 
場の雰囲気は和んだが、朝子は多喜川に対しても厳しく物を言った。
 
いつまでフラフラしているんだと言われた多喜川は笑いながら頭をかいた。
 
お父様はあんなに立派だったのに…と言う朝子を遮って、七桜は勉強不足で申し訳なかったと頭を下げた。
 
そこで話は本題に入り、七桜は光月庵に伝わる道具で菓子を作るように命じられた。
 
その時、紅月庵ではその菓子道具を持った女将が、ほくそ笑んでいたのであった。
 
 
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56話 女主人・七桜のネタバレ

伝統の道具

武六会は2月末日に店の繁栄と継続を祈る行事があり、そこで和菓子を作ってくれと言われた七桜は意気込んだ。
 
必ず皆様の納得のいくお菓子を作ります、と七桜は頭を下げるのだった。
 
外は雪が降っていた。
 
七桜に傘を傾けたのは、多喜川だった。
 
失敗してしまったと落ち込む七桜に、あの人たちの話はただ笑って合わせておいた方がいいんだよと言う多喜川。
 
波風立てずに彼らの心に棘を刺さないのがうまくやるコツだと多喜川は言った。
 
しかし七桜は多喜川の死んでしまった父が思っていることなんて分からないのに悪口を言った朝子が許せなかった。
 
必死になる七桜を見て、多喜川は驚いた。
 
多喜川のことをちゃんと知りたいと言う七桜。
 
喜多川は自分をまっすぐに見つめるその目に、七桜の母親を思い出した。
 
そこへやって来たのは由香莉だった。
 
由香莉は少し微笑みながら、薫さんのそんな怖い顔初めて見たわと言って七桜に近付いた。
 
そして薫さんってね…と由香莉が言いかけたところを、多喜川は制止した。
 
ふと我に帰った多喜川は笑ってごまかし、その場を去っていった。
 
七桜は得体の知れない違和感を覚えていた。
 
由香莉を制止した時の多喜川の顔が、誰かに似ていると感じていたのだ。
 
光月庵に戻った七桜は仏壇に手を合わせた後、代々伝わってきた道具が入っている棚を開けた。
 
しかし中には死んだ蝶の死骸が置いてあるだけで、道具は全て無くなっていた。
 
必死に探している七桜の様子を見て、従業員が集まってきた。
 
七桜は相談しようと思ったが、これ以上迷惑をかけることはできないと考え言いとどまった。
 
七桜は女将の仕業だと予想したため、近くの菓子屋に女将を見ていないか尋ねて回った。
 
そこへやってきたのは栞だった。
 
栞は七桜が何かを隠していることに気付いていた。
 
七桜は栞に道具がなくなったことを伝えた。
 
栞は光月庵が七桜のものだけではないことを訴えた。
 
1人で抱え込まずにちゃんと言ってくださいと言う栞に、七桜は反省するのだった。
 
光月庵に帰った栞と七桜は常連客に電話をかけ、女将の目撃情報を探った。
 
休憩に2人は栗まんじゅうを食べることにした。
 
お菓子が大好きな2人は栗まんじゅうを食べて感動するのだった。
 
栞はそこで姉のことを話し始めた。
 
栞の姉である由香莉は10年くらい前に多喜川と付き合っていたと思うと栞は言う。
 
そして今多喜川と行動を共にする七桜に姉は何をするか分からないのだと言う栞。
 
気をつけてくださいと言われた七桜は、息を飲むのだった。
 

椿の今

石川県では禁煙席でタバコを吸った客が店員にビールを催促していた。
 
タバコやめてもらえますか?と言ったのは食事をしていた椿だった。
 
自由にしていいのはルールを守っている者だけだと言う椿に、その客たちは掴みかかった。
 
投げ倒された椿は右手を握りしめるが、菓子を作るための右手は傷つけてはいけないと思っていた椿はその手をしまった。
 
口だけかよと客は笑い、椿を殴って帰って行った。
 
そこで椿に駆け寄ったのは、夕子だった。
 
 
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57話 レベレーション のネタバレ

七桜の決心

昔の多喜川は心がないというか、良い印象は持っていなかったと語る栞。
 
喜多川と由香莉の関係も、由香莉が一方的にという感じだったと栞は言う。
 
その話を聞いて少し心配になる七桜だったが、命の恩人である多喜川のことをきちんと受け止めようと七桜は決意する。
 
一方、夕子と会った椿は近況を話していた。
 
目の手術をしたのだと椿は言った。
 
お菓子は繊細だし色の表現も難しいんでしょ?と聞かれた椿はそうですね…と力なく答える。
 
椿は夕子が七桜の本当の母親ではないことに気付いており、光月庵を乗っ取るために利用したのだと考えていた。
 
だから家事の後、七桜は姿を消したのだと椿は思っていたのだ。
 
それを否定する夕子。
 
夕子は七桜から口止めされていたが、七桜に椿の子供が宿っていたことを話した。
 
椿は何でそんな大事なことを言わないんだと拳を握りしめた。
 
あいつとは傷つけ合ってばかりだと椿はつぶやくのだった。
 

多喜川の正体

やっと目撃情報を手に入れた七桜。
 
七桜は見かけたという情報があった近くを探し回り、女将を見つけた。
 
女将は神社の隅で箱の周りに木を並べ座っていた。
 
あたりには灯油の匂いがする。
 
一緒に焚火しない?と笑った女将は、ライターで火をつけた。
 
この道具も大旦那も全て燃えてしまうべきだったのよ、と女将はつぶやく。
 
七桜は燃え盛る日に着物を被せて火を消そうとした。
 
手を火傷しながらも火は消え、中の道具も無事だった。
 
七桜が道具を抱きしめ立ち上がろうとした時、めまいで倒れそうになってしまう。
 
そこへ七桜を抱きとめたのは、椿だった。
 
本当に無茶なやつだなと、椿は言うのだった。
 
一方で、逃げてきた女将に立ち塞がったのは喜多川だった。
 
喜多川はどうして父はあなたみたいな人に夢中になったのかとつぶやいた。
 
そしてあなたのその姿を見るのがずっと夢だったのだと言う多喜川。
 
女将はニヤリと笑って、光月庵がダメなら多喜川家を椿に継がせようかと言う。
 
喜多川はそれを聞いて怯んだ。
 
椿は多喜川家の血を継いでるんだから、不出来な兄よりふさわしいと思わない?と女将は笑うのだった。
 
 
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私たちはどうかしている 12巻の感想

何と、多喜川は椿の兄だったことがわかりました。
 
しかし血を継いでいるのは椿だけ、という女将の言葉から多喜川も不倫によってできた子供なのかなと考えてしまいました。
 
言われてみれば目元や髪の色が椿と似ていますが、今まで全然気付きませんでした。
 
これまで喜多川と会うたびに動揺していた女将の言動も、これで辻褄が合いました。
 
喜多川と由香莉との関係についても何か秘密がありそうですね。
 
そうとも知らない七桜の前に現れたのは椿です。
 
会えば必ず傷つけ合ってきたような2人ですが、運命の糸は切り離してはくれません。
 
七桜の中絶を知った椿は、次にどのような行動に出るのでしょうか。
 
個人的には椿と七桜の2人で光月庵の店主になるという展開を期待していますが、制度的にそれは無理なのかも知れません。
 
さて、七桜には武六会と言う試練が迫っていますが大丈夫なのでしょうか。
 
言葉遣いを指摘された七桜は、いつも以上にプレッシャーを感じていることと思います。
 
巻を重ねるごとに深まる謎に、まだまだ目が離せません。
 
 
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