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囀る鳥は羽ばたかない 1巻とは?

出版社:大洋図書
発売日:2017/11/1
作者 :ヨネダコウ

ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。
 
金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。
 
部下には手を出さないと決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。
 
矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。
 
自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。
 
傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!

 

囀る鳥は羽ばたかない 1巻のネタバレ

Don’t story gold のネタバレ

殴られているのを見物

こんな夜中に呼び出して何のようだ?矢代と影山という男が言いました。
 
矢代は、俺の部下が血祭りになっていると言ったのです。
 
殴っている男は、この矢代がご執心のチンピラでした。
 
すぐ切れやすいからカタギは無理だけど、ヤクザにもなる気がないと言いました。
 
矢代はこのチンピラがウチで借金しているのをネタにアパート解約して拉致してきたら部下が血祭りにされている訳と経緯を矢代は影山に説明しました。
 
影山はそのチンピラにその辺にしとけ、死ぬぞと言い、チンピラのお腹を思いっきり殴りました。
 

病院

矢代は、そのチンピラを久我と呼びました。
ここは病院で影山のことを医者と紹介しました。
 
久我は、影山をじっと見ていました。
 
矢代は見惚れるほどいい男かとたずねました。
 
影山の頭をめがけて久我はずずきをし、さっきはどうもという挨拶をしました。
 
矢代は、ますます欲しいなぁ~と久我に言います。
 
しかし、久我は組に入るきはない、アンタの下なんか嫌だと断りました。
 
久我は、俺にも意地ってもんがあるから世話にならなくてもどこでも寝られると言いました。
 
影山はそうもいかないと言いました。
 

影山の家へ

久我はお腹を触りながら寝ていました。
 
そして影山は、久我のお腹にある火傷のあとを見て、それ全部タバコだろ?と聞きました。
 
久我は、入れたくて入れた訳じゃないと言い、ガキの頃の話だと言いました。
 

ご飯を食べる影山と久我

影山が用意したご飯を2人で食べていました。
 
影山は、親か?と訪ねました。
 
10年以上あっていないと久我は答えました。
 
久我は、影山に目が悪いのか?とたずねました。
 
久我は人のことずっと見るよなと言いました。
 
影山は、モロ好みなんだと久我にいうとかわいいと笑いました。
 
影山は大人をからかうなと言いました。
 
影山は久我に顔が赤い、年少でそっち覚えてきたんじゃないだろうなと聞きました。
 
影山は、何故矢代のところが嫌なのかを聞きました。
 
久我は、自分の居場所くらい自分で決めたいと答えたのです。
 
影山は、久我と話しているうちに自分をよく理解しているので矢代が欲しがる理由がわかりました。
 

久我作ったご飯を食べる

久我の作ったカレーはことごとくまずくて影山は耐えていました。
 
久我は急にシャツをめくりました。
 
久我は詫びをいれようと言いましたが詫びになる訳ないと言いました。
 
久我は、汚いし俺の体を言いましたが影山は火傷フェチだと言ったのです。
 
影山は、火傷の跡を見ているとムラムラして夜も眠れないと言いました。
 
 

夜、テレビを見て

影山は、昼間病院に来ていた矢代にあーいうこというのやめろと言いました。
 
久我は冗談だと言いましたが、影山は矢代はそっちもイケる口だから変な意味でも狙われるぞと言いました。
 

扇風機にあたって涼む

扇風機に当たりながらお腹を出していた久我に影山はタバコをすわないのそれのせいか?と聞きました。
 
久我はあんたのそういうところ好かないと言いました。
 
つかさず影山は謝ると久我はそんなナイーブじゃないと答えました。
 
影山は、久我を後ろから抱きしめました。
 
久我は、やたら火傷気にしてるよなと聞きました。
 
影山は、久我に触りながら縫い部とかは好きだったと言いました。
 
影山は、ひたすら久我の火傷の跡を追っていきました。
 

玄関先

久我はここんとこ露骨にさけやがってと影山に言いました。
 
影山は、お前の火傷が痛々しくて同情しただけと言いました。
 
そして久我は影山につかみかかり、性欲処理に男を使うのはごめんと言いました。
 
影山は、矢代のところに行くか借金返すかしろと言いました。
 
そして、黒服のバイトといって久我にお金を渡しました。
 
久我は怒り、インポ野郎と怒鳴りました。
 

線香花火をしながら

影山は、久我にとってギラギラしていて手に負えないと思っていたのです。
 

病院

矢代が、病院にきて転がっている犬を一匹拾ってきたと言いました。
 
矢代は、はじめっからオンナにしたくて・・・、あの白い体に俺のナニぶちこんで泣かせてやりたくてと言いました。
 
そして、影山に一緒にいて間違い起きなかったのと言ったのです。
 

ある一室

久我は、矢代になし崩しにされそうになっていました。
 
そんな時、帰るぞと影山が迎えにきました。
 
久我にキスをし、帰ったら続きをさせろと言いました。
 

久我の家

影山は、久我に触れていきました。
久我は俺の体好きかと聞くと、影山は全部舐めたいいと言ってきました。
 
影山は、今ので完璧に勃っちまったと玄関でこのままエッチを続けていきました。
 
久我が矢代に一杯食わされたのわかんないかと聞きました。
 
久我はドMのネコなんだよと言いました。
 
影山は、やっと気がつきあいつに借りができた、あの二ヤついた顔を目にうかぶと頭を抱え始めました。
 
影山に久我はキスをしました。
 
久我は、どーだった?バージンの感想と聞きました。
 
 
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1話 囀る鳥は羽ばたかないのネタバレ

影山の家

影山はエロモードになって、久我を押し倒していました。
 
でも、押し倒されて上をみると、電気のところにあるものが設置されていました。
 

矢代の事務所

高校時代の友人が男に恋をして、相手はチンピラな久我だったが、その恋のキューピットは俺と思っていました。
 
矢代は、男に惚れてどうやってモノにするか見たかったのです。
 
そんな時、カメラを持って影山が矢代の元を訪れます。
 
盗撮ってただの変態だろ?と影山は言いました。
 
とにかくもうやるなと言って影山は去っていきました。
 
矢代は、なぜ俺じゃダメなのかと考えていました。
 
 

矢代エッチ中

矢代は、ある男とエッチをしていました。
 
そんな時事務所に大丈夫ですか?と入ってきた男がいました。
 
その男は、先月ムショから出てきたきたばかりで金貸しで預かっていたのですが、こっちがたりなくて、おまけにしゃべりもうまくならねぇからから組の用心棒で使ったらどうかってと七原という男が話しました。
 
矢代は、七原に出ていくように指示をし、その男に座れと矢代が言いました。
 
矢代は、その男に名前を尋ねると百目鬼力と名乗りました。
 
矢代は俺のことは知ってるか?と言いました。
 
ドMで変態、淫乱ネコ、幹部の公衆便所笑ってるようでキレてるから気をつけろとと百目鬼は答えていきました。
 
矢代は、ベルトをはずせと言いました。
 
そして、百目鬼は、「俺インポ」だと言ったのです。
 

車中

公衆便所違うって言わないんですかと百目鬼が聞きました。
 
そして、あの時エッチをしていた相手が刑事だということも百目鬼にはわかったのです。
 
矢代は、インポ以外のひみつをよこせと言いました。
 
百目鬼は、綺麗だと頭のこと思っていたと言ったのです。
 

矢代事務所

道心会の三角という男が矢代の部下と酒盛りをしていました。
 
三角は、百目鬼を見るなりクビにしろと言ったのです。
 

お店に行く

矢代は、三角がいうから俺があんたの肉便器ってなるんですよ、あーちがった公衆便所だったと言いました。
 
矢代は落ち着いたと三角にいったのです。
 
三角は、どれだけひどい有様だったか、覚えてないのかと聞きました。
 
矢代は、黄金時代と言いましたが、三角は暗黒と言いました。
 
矢代は、自分探しと称して己の快楽のみを追求していたのです。
 
その矢代を三角が強引に自分のところへ引き上げてくれたのです。
 
今や舎弟関係、この道しかないと痛感させられたと矢代は思っていました。
 
矢代は、もう一度この人のものになったら二度と戻ってこれないともおもっていました。
 

矢代をおぶって部屋へ

百目鬼は飲み過ぎた矢代をおぶって部屋につきました。
 
矢代は、百目鬼にシャクらせろと言いました。
 
矢代は、勃たねぇ~方がいいと言ったのです。
 
百目鬼は、頭はいつから男が好きなんですか?とたずねました。
 
矢代は、男を好きになったことはない、そういう芽生える前に義理の父親にやられていたと言いました。
 
矢代は、百目鬼にお前がヤリたくってしょうがねぇ~って顔すんの、ちょっとみてみたいと言ったのです。
 
しゃべりすぎたと言って矢代は寝ていきました。
 
 
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2話 囀る鳥は羽ばたかないのネタバレ

ベットで

矢代は、自分のこと結構好きなで俺をいう人間を受け入れていました。
 
百目鬼も起きて何時かとたずねると矢代は11時24分、朝とはいえないと答えました。
 
朝食は、皮のついていないフニャフニャウィンナーがいいと言いました。
 
百目鬼は買いに行ってきますと言って出ていこうとしました。
 
矢代は、お前のチンポがしゃぶりたいと言いました。
 

外をみると

ある女の子が事務所の前で座っていました。
 
七原は、その女の子、百目の知り合いだったらしくて会うなり百目に抱き着いて泣いていたと矢代に話していました。
 
 

雨の中

雨の中、まだ女の子は待っていました。
 
それをみた矢代は傘を差しだしました。
 
矢代は、百目鬼の上司で部下の不貞にまで責任が持てなくてね、恨みごとがあるならもう一回連れてきてやろうかと言いました。
 
その女の子は、兄はそんな人じゃありませんと言いました。
 
兄は、ヤクザになるようなひとじゃないとずっと女の子は泣いていました。
 
ヤクザに向き不向きがあるとしたら確実に君のお兄ちゃんは向いていないと言いました。
 
やめさせてください、あなたならできるでしょ?と言いましたが、矢代は嫌だねと答えました。
 
女の子はどうしてと聞くと、矢代は気に入っているからだ、人のお願いきくことも命令されるのも嫌いだと言いました。
 
そして、雨の中、買ってきたコンドームを一つその女の子に渡したのです。
 
でも、それを投げつけると偶然出てきた百目鬼に当たりました。
 

百目鬼が出てきて

百目鬼は、お前がくるような場所じゃない、家族の縁も切った、お前とはもう会わないと言いました。
 
お前にはおふくろがいると続けたのです。
 

矢代の部屋

矢代は、さっき当たったコンドームを返せよと言いました。
 
矢代は、あの女の子と似ていないから腹ちがいか?と聞きましたが百目鬼は血はつながってませんと答えました。
 
百目鬼は今年20歳ですと言って黙ってしまったらしまいました。
 
矢代は口が休んでいると言い、話さないなら首を切ると言われ百目鬼は話を続けました。
 
百目鬼は、俺が10歳の頃、知り合いの施設から両親が当時5歳の妹を引きとり、妹が中学になるまでは仲は良かったです。
 
友人から、妹は俺に変な気があるんじゃないかと言われたので、妹を避けるようになりました。
 
ある時期から妹の様子がおかしくなり、家でも学校でも誰とも口をきかなくなり笑わなくなりました。
 
それでも、妹の存在を無視し声すらかけませんでした。
 
口をきいたのは俺が警官の採用試験に受かって寮に入る時でした。
 

警官になった2年目の夏

百目鬼は、巡回で家の近くを通りかかったので家によると、自分の父親が妹の上に乗っかっていました。
 
妹が俺を見た途端、見ないでと言いました。
 
妹のことは言わなかったあので4年服役していました。
 
百目鬼は、いっそ殺してやればよかったと何度も後悔しました。
 
矢代は、殺してりゃお前の罪悪感ごとあの世に持ってってくれたかもなと言い、こうしてインポになりましたとさと言っていきました。
 
百目鬼は、俺はたぶんホモじゃないですと言いました。
 
矢代は、でも俺のことは綺麗って思うんだなと聞きました。
 
その綺麗な人にシャクられたりしてどうよと聞きましたが、百目鬼はわかりませんと答えました。
 
 

雨の中

矢代は、百目鬼に買い物を頼み、雨の中百目鬼を待っている妹の元へ行きました。
 
矢代は、まさかその傘返すって言わないよね?そういう自己満足って失礼極まりないって思わない?と言ったのです。
 
矢代は、ちょっとデートしようか?君のお兄ちゃんと三人でと言いました。
 

お店に入る2人

妹と母のために百目鬼はお金を送っていたのです。
 
百目鬼の妹と話してるうちにおじさんも小さい頃、男の人に犯されちゃってね、でも、君とは逆にセックスなしじゃ生きられない体になっちゃっと言いました。
 
百目鬼がすき?と矢代は聞きます。
 
本当の兄妹だったとしても好きになっていたと泣きながら言いました。
 
 

矢代事務所

矢代は、妹から預かった封筒を百目鬼に渡しました。
 
矢代は、妹のせいでお兄ちゃんは現在インポに悩んでるってバラしちゃったと言いました。
 
百目鬼は、矢代を壁に押し付けました。
 
矢代は、こうやって怒るんだと言いました。
 
 
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3話 囀る鳥は羽ばたかない のネタバレ

車中

運転手をしていた七原は、矢代に松原組の奴らいつでも締め上げる準備ができていると言いました。
 
奴らにどっちが上かわらせる良い機会といいました。
 
でも、矢代はやめとけと言いました。
 

矢代の事務所

百目鬼は、立ちながら考えていました。
 
妹のことが新聞に載っている記事を内ポケットに入れているのを矢代が妹に教えてくれました。
 
今、ここにお兄ちゃん連れてくるから見てみろって・・・。
 
妹は、お願いだからもっと自分を大切にしてと言いました。
 
百目鬼は、組の人から矢代が明日からしばらく顔みせんなと言っていたことを考えていました。
 
その姿を矢代が見つけます。
 
矢代は、お前のしばらくは半日しかねぇのかと言ってきました。
 
 
 

お風呂へ

お前も入って背中流せ、服は脱ぐなよと言いました。
 
背中を流しながら、墨入れてないんですかと百目鬼は矢代に聞きました。
 
意外かという矢代に綺麗ですと答えました。
 
百目鬼は、俺を側においてくださいと矢代に頭をさげました。
 
百目鬼は、「何でもします、あなたの側にいられるなら、こんなに誰かに惹かれたことはありませんとと言いました。
 
矢代は、お前って俺の好みど真ん中なんだわ、と言いました。
 
そして、やめたくなったら早めに言えとも言いました。
 
百目鬼に少しつかってから出ると言いました。
 
百目鬼は、俺に抱かれたいとか思うんですか?と聞いてきたのです。
 
矢代は、優しそうな普通のセックスしそうだから嫌だと言いました。
 
 
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潤えど沈まず、されと渇きもせずのネタバレ

学生時

どんなに暑くても長袖で隠していた傷跡を同じクラスの影山に気づかれて一か月。
 
矢代は、セックスする上のみ限りなくホモなので、男に突っ込まれている方が気持ちいい、マゾとサドの気がありました。
 

保健室

矢代は、保健室にいた影山に脱臼なおせるか聞きました。
 
影山は、手当してやるから他の傷、脱げといいました。
 
矢代は、傷とか好きなのか?と聞きました。
 
その日から保健室当番の時、毎日ケロイド部分を触らせてやりました。
 
困ったことが一つ、ケロイド部分を影山に触られるとある部分が興奮してくることでした。
 

視聴覚室室

矢代は影山を視聴覚室に連れ出して、ケロイド部分を触らせてやりました。
 
矢代は、影山にバイなんだと告白していました。
 
そして、小3から中学まで母親の再婚相手にセックスを強要されてからというものセックスのことが頭から離れないことも話しました。
 

職員室

矢代は、影山が欠席している理由を先生に聞きました。
 
影山の父親が亡くなったと知りました。
 
矢代は、影山の様子を見にきていました。
 
影山は矢代の姿を見つけてありがとうと言いました。
 

教室

バイと告白してから影山は矢代に触れてこなくなりました。
 
矢代は、影山を思い出して自分で抜くこともありました。
 
矢代には拷問でした。
 
矢代は、影山を泣かせて痛めつけてみたいと思うようになっていました。
 
矢代に生じた歪みでした。
 
 
影山は、俺はお前を可哀想だとおもっていると言いました。
 
影山は、お前は変わっているが嫌な奴じゃない、俺のおかしな趣向にも笑わずにつきあってくれたといいました。
 
そして、お前が大事だ親友としてと言ったのです。
 

矢代の家

矢代は家に帰ってきて窓をあけました。
 
そして、影山が言ったお前はひとりだからだという言葉を思い出して涙があふれてきました。
 
 
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囀る鳥は羽ばたかない 1巻の感想

最初読んだ時にとても驚くような設定で内容でした。
 
でも、矢代のちょっとした優しさが人間らしさを感じました。
 
色んな趣向があっても、非難することもなく受けいることができる器の大きさもある人物なのではないかと思いました。
 
矢代は、本当に安らげる相手を探し求めているのではないかと思えました。
 
それが百目鬼かもしれません。
 
百目鬼は、矢代を綺麗と表現する人なので、矢代のことを一番理解できる人なのではないかとも思いました。
 
ヤクザの世界観が描かれていますが、矢代の心の変化が見てみたいと思いました。
 
人に対して一番恋しさを持っているのは間違いない気がしました。
 
 
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