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女王の花 1巻とは?

出版社:小学館
発売日:2008/8/26
作者 :和泉かねよし

亜国(あこく)の姫でありながら冷遇されている亜姫(あき)。幼いながらも母の世話をしながら、明るく生きる亜姫はある日、金の髪と天の色の眼を持つ奴隷の少年・薄星(はくせい)と出会う。境遇の違いを超えて、強い絆で結ばれる二人だったが、その先に待っていたのは…!?

 

女王の花 1巻のネタバレ

第一話 のネタバレ

始まりの出会い

昔々。
 
「亜」という国があり、そこには1人のおてんばなお姫様がいた。
 
姫の得意技は使いの者の目を盗み、雅な献上物を盗むこと。
 
今日も姫が盗みを働き、大人たちは手を焼いていた。
 
姫が追いかけられていたその時、姫の目の前に1人の子どもが現れる。
 
姫はその子どもの風貌を見て、目を奪われた。
 
その子どもは金色の髪と青い瞳を持っていたからだ。
 
あまりの珍しさに見とれてしまった姫だったが、背後から大人たちの声がしてハッと気付く。
 
その大人たちの群れの先頭にいたのは、姫が敵視している「土妃」だった。
 
姫は「亜」の国の王の正妃である「黄妃」の娘。
 
そして今、姫の目の前にいる「土妃」は第二王妃である。
 
土妃は事あるごとに姫を侮辱し、自分の息子である王子が王位を継承することを虎視眈々と狙っていた。
 
そんな土妃と対面した姫は、自分の目の前にいるこの金髪の少年は「奴隷」だということを告げられる。
 
この奴隷は、自分の息子である「王子」に贈られた珍品だと自慢げに話す土妃。
 
そして、献上物を盗んだ姫に「あなたの母上が正妃の座を譲れば、献上物を盗むネズミのような母子くらい住まわせてやらないこともない」と嫌味を言ってのけた。
 
姫の母親は病に伏せており、しかもその出身国である「黄国」は、この土妃の出身国「土国」に比べて格段に小さい。
 
先に輿入れしたからと言っていつまでも正妃の座に居座るな、と娘である姫に向かって告げたのだ。
 
普段から土妃はこうした嫌味を姫に向かって言っていた。
 
それが原因で、姫も土妃が大嫌いなのだ。
 
あまりに嫌味を言い続ける土妃の言葉に腹が立った姫は、土妃に食って掛かる。
 
正妃かどうかは父が決めることで、自分や母に何を言っても無駄だと言い放ったのだ。
 
そんな姫と土妃の様子を見ていた金髪の少年は、とある行動に出る。
 
それまで土妃の息子である王子から殴られ髪を引きずり回されても何も反抗しなかったのに、いきなり王子の顔面を掌で叩いたのだ。
 
それを受け、周りは騒然とする。
 
そして「そのけだものを殺せ!」と土妃が叫んだ。
 
それを聞いた姫はとっさに天罰が下りますよ!と言い返した。
 
そして土妃も負けじと姫に嫌味を続ける。
 
あなたを王はどう思っているのかご存じか?と吐き捨てる土妃。
 
病で役立たずの妃とその娘などとっくに切り捨てられていると告げ、姫をなじった。
 
姫はその言葉に、とうとう言い返すことが出来なかった。
 

盗みを働く理由

母である黄妃がいる部屋へ戻った姫。
 
病床に伏している母に、盗んできた献上物を渡した。
 
これは厨房の者に譲ってもらったもので、特別な食べ物だからきっと体にいいと笑う姫。
 
──そう。
 
姫が盗みを働いていたのは、母である黄妃の身体を治したい一心からだったのだ。
 
お母様の為なら何だってする、と笑う姫。
 
そんな姫に、黄妃は悲しい顔をした。
 
そして、「まだ8歳のあなたをこんなに大人にしてしまってごめんなさい」と謝るのだった。
 

薄星

そんな姫と黄妃を、部屋の隙間から覗く影があった。
 
それはさっきの金髪の少年だった。
 
自分の名を「薄星」だと名乗ったその少年は、姫を主人にすると言い出した。
 
姫は驚き、お前をかう余裕などないと叫びながら薄星を部屋から追い出す。
 
薄星はそんな姫に、お母さん病気なら人手がいるだろ?と問いかけた。
 
あんなに悪そうなのに…と薄星が口にすると、それを聞いた姫は思わず泣き出してしまった。
 
姫とて本当は分かっていた。
 
自分が王である父親から見捨てられていることも、母の命がもう永くはないことも。
 
それでも必死に虚勢を張って生きていたのだ。
 
その涙を見た薄星は、姫の手を取って「千年の花」と呟いた。
 
ずっとずっと遠くの山に、どんな望みでも叶えてくれる「千年の花」という花が咲くと言う薄星。
 
けれどその花は千年に1度しか咲かず、誰も手に入れたことがないと語って聞かせた。
 
だからこれは言葉のおまじないで、いつかあなたの望みが叶いますようにという祈りがこめられていると薄星は告げる。
 
そして、自分の望みは殴られることなく生きる事だと言った薄星は、姫に自分をかってくれと頼み込んだ。
 
そしてそのかわり、おれの一生はあんたのもんだと言って跪く薄星。
 
姫はとうとう薄星をかうことを決意した。
 

青徹との出会い

それからしばらくして、姫は薄星を連れて宮殿の外へ出た。
 
姫の向かった先は、丹というくすりを売っている店。
 
黄妃の病を治せる薬を探しに来た姫はさっそく店を尋ねるが、代金を持っていない姫は高価な丹を売ってもらうことが出来ない。
 
それなら代金の代わりに…と姫が差し出したのは、かんざしだった。
 
これは母である黄妃が嫁入りするときに持ってきた品で、貴重な玉石を使っているかんざしだと言う姫。
 
ところが店主はそのかんざしを見ても、これはまがいものだと言って信じようとはしない。
 
確かにこのかんざしの紋章は王族しか持てないもので、本物ならものすごい高価なものだと思う店主だったが、まさかこんな子どもが持っているとは信じられなかったのだ。
 
そして、どうしても丹がほしいのならその金髪の少年を売ったらどうだ、と言ってのける店主。
 
見世物用に高く売れるだろうと言われたものの、姫は頷かなかった。
 
するとそこに1人の男が現れ、姫に丹をやるからついて来いと言い放つ。
 
姫と薄星は警戒し、薄星は姫の前に立ちふさがって姫を守る素振りを見せた。
 
すると男は薄星の威勢のよさを買い、これから俺が鍛えぬいてやると言い始めた。
 
自分の名を青徹と名乗ったその男は、姫が持っていたかんざしを姫に見せながら「このかんざしが本物であることを知る者だ」と言った。
 
そして、丹はここに来るたびに渡してやると言うことと、その代わりにここで全てを学べと言う青徹。
 
全ての大人から見放されて生きてきた姫が、初めて何かを教わる機会を授けられた瞬間だった。
 

催し

あれから6年の歳月が流れた。
 
姫は14歳になっていた。
 
姫の住む亜の国が狩を催すことになり、そこには土の国使も黄の国使もやってくると言う。
 
そしてその催しに、姫と王子が参加することが父である国王から告げられた。
 
王から声をかけてもらえた嬉しさが姫の全身を駆け巡り、頑張ろうと張り切る姫。
 
そして、そんな姫を疎ましく思う土妃なのだった。
 

催しの日

そして催しの日がやってきた。
 
姫は青徹に鍛えられた腕を生かして狩の才能を発揮する。
 
そして王子など敵にもならず、姫はその催しで1番の成績を収めた。
 
その後開かれた宴では、姫の話題で持ち切りになる。
 
それを見た土妃ははらわたが煮えくり返りそうな怒りを覚えるのだった。
 

黄妃の言葉

勝利を喜ぶ姫の元に、王からの呼び出しが入る。
 
今回の勝利の褒美を取らせるというものだった。
 
それを聞いた姫は薄星と飛び上がって喜び、そんな様子を見た黄妃は嬉しそうに微笑んだ。
 
姫は黄妃に何か欲しいものはないかと尋ねるが、黄妃は笑って私は十分幸せだったと告げた。
 
あなたがいてくれるだけで幸せすぎるくらいだった、と涙を流す黄妃。
 
それを見た姫は涙がこぼれるのを必死にこらえ、父からたくさんの宝物やご馳走をもらって帰ってくるから待っていてくださいと告げ、部屋を後にした。
 

父からの褒美

父と対面した姫は、きらびやかな宝物に目を奪われていた。
 
好きなだけ持ち帰るがよいと言われ、こんなには…と遠慮する姫。
 
父は今回の成果には驚いたと言い、遠慮せず持ち帰るがよいと告げた。
 
そして自分の頼みを聞いてほしいと言う父。
 
すると、父は姫に向かってこの亜から出ていけと言い放った。
 
その顔二度と見せるな、と言われて頭が真っ白になる姫。
 
そして、黄の国に人質として向かえと言い放ったのだ。
 
自分の何がいけなかったのかと尋ねる姫。
 
すると父は、お前は土のメンツを潰したのだと言った。
 
王子の顔に泥を塗ったお前などいらぬ、お前など生まれてこなければよかったのだと言う父。
 
あまりのショックに頭が真っ白になる姫だった。
 

約束

部屋に戻ろうとした姫の元に、薄星が駆け寄る。
 
そして傷心の姫に信じられないことを告げた。
 
何と黄妃が何者かに毒を盛られ、亡くなったというのだ。
 
自分の愚かさが母を殺してしまった、と口にした姫は、泣き叫ぶことしか出来なかった。
 
自分にはもう何もなくなった、と泣き続ける姫。
 
そんな姫に薄星は寄り添い、自分だけはあなたの傍にいる。
 
千年の花の約束を忘れはしない、と言い続けるのだった。
 

さよなら亜の国

姫が亜を去るその日。
 
姫は土妃にひとつの宣言をした。
 
毒を持ったのは誰なのか、見当はついている。
 
そして自分は必ず亜の国へ戻ってくる。
 
必ずあなたを正面から引きずり落としてやるから怯えながら待つといい。
 
姫はそう告げ、薄星と亜の国を後にした。
 
たったひとつ、薄星だけを供に引き連れて。
 
これは、姫が──亜姫が、女王として即位する5年前のお話である。
 
 
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第二話 のネタバレ

黄の国にて

黄の国に人質として送られた亜姫。
 
亜姫の世話係として任命されたのは青逸という男だった。
 
青逸の案内で、黄の国の王──黄妃の父、つまり亜姫の祖父に当たる人物の元へと案内される亜姫と薄星。
 
自分から王に挨拶をした亜姫であったが、その図々しい態度が気に食わない、もうお前の姿は見たくないと言われてしまう。
 
亜の国でも黄の国でも疎ましがられてしまう亜姫。
 
けれどそれでも亜の国に戻るまで、折れずに生きていこうと固く誓う亜姫なのだった。
 

薄星への迫害

黄の国でも、薄星は異端児扱いされていた。
 
使いの者たちも薄星の金の髪や青い瞳を見ては逃げて行ってしまう。
 
それなりに傷つく薄星だったが、亜姫はそんな薄星に「私はお前の髪や目が好きだ」と言って励まし、それを聞いた薄星もまた慰められるのだった。
 

戦乱

亜姫が去った亜の国では、土妃が正妃となっていた。
 
そして亜の国の国王は、密かに黄の国を攻める計画を立てていた。
 
それを知った土妃は卑しく笑うのだった。
 
一方そのころ黄の国の亜姫にもその報せが届き、人質である亜姫には冷宮…つまり貴人の牢に入ってもらうと告げられた。
 
しかし亜姫は動揺することなくそれを受け入れる。
 
同盟が破られた以上は人質は処刑される運命にあるにもかかわらず、亜姫は薄星に笑って大丈夫だと告げた。
 
その根拠は聞くなと言う亜姫だったが、溢れる涙が止まらなかった。
 
そんな亜姫を見た薄星は、黄の国から逃げ出す提案を亜姫に持ち掛ける。
 
どうせ処刑されるなら、と亜姫はその計画に乗った。
 
そして2人で逃亡をはかったその時、2人の前に1人の男が現れた。
 
その男は、かつて2人を師事した青徹だった。
 
亜の国にいるはずの青徹が何故ここにいるのかと尋ねる亜姫と薄星。
 
黄の国での用があったと説明する青徹に事情を話すと、青徹は黄の国に戻れと言い放った。
 
戻ったら処刑されるだけだと言う薄星に、俺が何とかすると返す青徹。
 
ところが亜姫はどうせ死ぬなら亜の国に戻り、土妃を殺して仇を討つと言って聞かない。
 
すると青徹は亜姫に刃を向け、それなら今ここで死ねと言い放った。
 
その言葉を聞いた薄星は亜姫の前に立ちふさがり、青徹に小刀を振るう。
 
しかし、青徹は2人の師。
 
薄星は敵わず、簡単に地面に転がされてしまう。
 
そして青徹は亜姫に向かって、お前のせいでこいつは死ぬぞと言い放った。
 
お前は常にそうやって周りを巻き込む宿命なのだと言う青徹。
 
全てを悟った亜姫に、青徹があの時のかんざしを手渡した。
 
それは幼い頃、丹をもらう引き換えとして渡した母の形見の品。
 
そして亜姫は亜の国へ戻るのを思い直し、黄の国へ戻ることを覚悟したのだった。
 

亜姫の決意

黄の国へ戻った亜姫は、王の元へ直談判しに向かった。
 
処刑されに戻ってきたか、と言ってのける王。
 
しかし亜姫は怯まず、生き延びるために戻ってきましたと告げた。
 
そして、自分を戦場に出してくださいと言う亜姫。
 
姫である自分が戦場にいることで、敵の意表をついて見せると言うのだ。
 
自分にはこんな道しか残されていないが、どうかご深慮をと頭を下げる亜姫。
 
その髪には、母のかんざしが光っていた。
 
そのかんざしを見た王は、考えを改める。
 
何とそのかんざしは、王が娘である黄妃に贈ったものだったのだ。
 
好きにするがよいと言った王は最後にもう一言、「死ぬな」と告げた。
 
その言葉を胸に、亜姫は戦場へと向かうのだった。
 

女王の花 1巻の感想

強くて聡明な亜姫。
 
大人たちの醜い争いに巻き込まれ、不運な幼少時代を過ごします。
 
薄星もそんな亜姫に負けず劣らず辛い過去を背負っている様子。
 
この哀しい運命を背負った2人がこれからどんな未来を切り開いていくのか、今から楽しみです!
 
 
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